シーズーを散歩させるには? 散歩の方法を解説

シーズーの基本情報

シーズー

シーズーはかつて、中国の皇帝で愛された歴史古い犬種になります。

アヘン戦争時、多くのシーズーが命を落とす中、犬好きのイギリス人の手により全滅の危機を乗り越えました。

現在では世界中で愛される愛玩犬として人気があり、飼いやすい大きさやかわいらしさだけでなく、大変人懐こく、甘え上手なところが魅力でもあります。

トリミング等のお手入れは必要ですが、抜け毛が少なく匂いもほとんどないのも人気の理由でもあります。

シーズーの身体的特徴

  • 大きさ:小型犬
  • 体重:4~7kg
  • 体高:20~28cm
  • 被毛:ダブルコートの長毛種
  • 毛色:パーティーカラー、ソリッドカラー ブリンドル
  • 平均寿命:10~16歳
  • 価格相場:10~20万円(血統の良さや見た目の良さ、珍しい毛色などの条件で価格変動します)
シーズー

体高より体長がやや長く、小型犬ではありますが、筋肉質でしっかりとした体を持っています。

被毛はシルクのような細い毛質になり、トリミングをしてあげないと、永遠伸び続けてしまいます。

毛玉にもなりやすいので、毎日のブラッシングは必須になります。

ただダブルコートではありますが、抜け毛はさほど多くないのが特徴です。

シーズーの性格・特徴

  • 遊ぶのが大好き
  • 好奇心旺盛
  • フレンドリー
  • やや頑固
  • 警戒心がある
  • 穏やか
  • 賢く聡明
シーズー

シーズーは大変フレンドリーで、どうしたら愛されるかを把握しているような、甘え上手なところがあります。

大変活発で遊ぶのが大好きですが、穏やかさも持ち合わせているので、そういう面でも愛玩犬として完璧な犬種ではないでしょうか。

ただ、少し頑固なところがあり、気に食わないことがあると、テコでも動かないということがあります。

しつけトレーニングでは、褒めて伸ばすことを心がけ、シーズーのいいところを伸ばしてあげるようにしましょう。

シーズーに散歩が必要な理由

シーズーは小型犬になるので、さほど散歩は必要ないのでは?

なんて思わないでください!!

小型犬であっても、一定量の運動量は必ず必要になります。

また、散歩をさせるのは、単に運動させる目的だけではありません。

散歩をすることで、

  • 外の世界を知る(匂いを嗅ぎ、音を聞き、いろいろなものを見る)
  • 外を歩くことで、手足の刺激になる

などの経験になり、それはシーズーの五感を刺激し、脳を活性化することにもなります。

また、どんなに居心地のいい室内でも、四六時中家にいると、シーズーにもストレスが溜まってしまいます。

シーズーに健全で長生きしてもらうには、散歩は必要不可欠なことになります。

いつから散歩にいってもいい?

子犬が散歩を始められるタイミングは、一般的には、混合ワクチンを3回接種し終わり、抗体がしっかりついてからになります。

屋外には、多くの犬や生き物、身体に害となるものがたくさんあります。

混合ワクチンを接種し抗体がつく事で、ある程度の病気は防げるようになります。

混合ワクチンは生後約1ヵ月半から接種することができます。

それから約1ヵ月後ごとに接種し、3回目の接種が終わってからおよそ1週間で抗体がつきます。

しかし、これは犬を地面に歩かせて散歩させる場合のタイミングであって、病原体との接触に注意するのであれば、ワクチン接種より前に外に連れ出すことは可能です。

例えば、抱っこしての散歩や窓付きのキャリーバッグに入れての散歩は可能になります。

シーズーは、環境の適応能力が高い犬種ですので、早い段階で外の環境に慣れさせておくと、いざ歩かせての散歩となった時に、怖気付かず堂々と散歩をしてくれるようになります。

散歩中の注意点

シーズー

散歩は楽しいものですが、トラブルが一切無いというわけではありません。

シーズーにありがちなトラブルの代表例として、ノミの寄生と病気の感染があります。

シーズーはトリミングで短くしない限り、毛質は長くカールしており、ノミに寄生されやすい特徴があります。

シーズーは、大変皮膚が弱い犬種ですので、ノミに吸血されることにより、ノミアレルギー性皮膚炎を起こし体を痒がります。

ノミを自宅へ持ち帰ってしうと、飼い主や家にいる他の哺乳類にもノミが寄生してしまうこともあります。

ダニやノミの対策としては、動物病院に予防薬があります。

ジャーキーや錠剤などの経口タイプのものや、首の後ろに垂らす外用薬、注射とさまざまな種類があるので、獣医さんに相談のもと、検討しましょう。

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