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食事前の「待て」はただ待たせるのではなく、食事前の興奮を抑えること、飼い主さんとのアイコンタクトができることを念頭に教えるようにしましょう。
食事を出しっぱなしにしない
食事を出したのにすぐに食べてくれない時でも、出した食事をそのまま放置しないようにしましょう。
食事を出しっぱなしにしておくことは、ヨークシャーテリアにいつでも食べられると思わせることになり食いつきの面や、しつけの面で影響してきます。
一定時間で取り上げることで、「この時間に食べないとエサがもらえない」と学習し、時間に合わせてお腹を空かすため、食いつきが良くなっていくでしょう。
また、時間が経過したフードを食べることは衛生上・健康上でも良くありません。
特に暑い時期になると傷みやすくなって、それを食べることによって下痢や嘔吐を起こしてしまう可能性があります。
食事を出して食べない、残してしまうといった場合でも20分ほど経ったら一度食器は片付けるようにしましょう。
1時間〜2時間くらいたってからもう一度与えてみると良いでしょう。
フードで体質的トラブルが解消されることも
あなたの元に来てくれた子犬が、異臭がする、目ヤニが酷い、涙焼けが既にあるなどの問題がある場合は、ご飯が影響している可能性があります。
フードを変えた事で改善したという声も多いです。
子犬を迎えたばかりは今まで食べていたフードを与える必要はありますが、それを生涯かけて食べさせ続けなければならないなんてことはありません。
何か気になる症状がある場合には、フードの切り替えを検討してみましょう。
ただ急激にフードを変えると、お腹の調子が悪くなることもありますので、徐々に量質のフードや手作りご飯にチェンジしていくのも良いかと思います。
手作り食もおすすめ
最近では愛犬に手作り食を与えている飼い主さんも増えてきました。
手作りと言っても、そんなに凝った料理をする必要は全くありません。
お肉、お野菜をバランス良く与えるだけでOK。
子犬に与える場合は、生食は避けて火を通すようにし、野菜は固形よりもペースト状にしてあげる方がいいでしょう。
茹でたスープごとあげれば、水分補給にもなりますし、手作り食は食い付きが非常に良いのでとってもワンちゃんもとても喜びますよ。
毎日は大変だと思われる場合は、ドッグフードとの併用でももちろん可能です。
なにより毛並みが違ってきますので、よろしければ一度チャレンジしてみてくださいね。
子犬の時からの歯磨き訓練も忘れずに
ご飯の与え方も重要ですが、その後の歯磨きもとても大切です。
特に、ふやかしたドッグフードや手作り食を与えている場合はどうしても歯垢が付きやすくなってしまいます。
歯が汚れているとさまざまな病気の原因にもなりますし、異臭がとても酷くなるため生活環境も悪くなってしまいます。
赤ちゃんの頃から、歯磨きを嫌がらないように訓練するためにも、お家にやってきてくれたその日から歯磨きの訓練をするように心がけましょう。
いきなり歯ブラシを口に突っ込むとトラウマになる場合もありますので、まずはガーゼを指にかぶせて優しくマッサージするように、歯に「触る」程度で構わないので、口の中に異物を入れることに慣れさせることから始めましょう。
この記事のまとめ
- 子犬期の食事は成犬になってからの健康にも影響する。
- 成長期の子犬は成犬の約2倍のエネルギー量が必要に。
- 「高たんぱく」「新鮮で良質」「消化によい」ドッグフードを選ぼう
- 生後半年頃までは必要量をしっかりと摂取させること(ダイエット厳禁)
- 生後半年を目安に1日3回の食事を2回に。
- 食事でできるしつけ「おすわり」「まて」「よし」を教えよう
- 食事の時間は飼い主さんが決めること
- 食事前の「待て」のさせ過ぎはフードアグレッシブの原因に
- 食べなくても食事の出しっぱなしはNG!!
- フードで体質トラブル(目やに、涙焼けなど)が解消されることも
- 歯磨きの習慣も身に付けよう
ヨークシャーテリアの子犬への餌の与え方は?子犬のときからしつけを大切に さいごに
食べ物はそのまま「生きること」に直結すると云っても過言ではありません。
食べさせなければ死んでしまいますし、粗悪なものを食べさせてしまえば、病気になったりもします。
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