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性格は、元気いっぱい遊ぶことが大好きな明るい性格をしています。
ただし両親犬譲りの警戒心の強い一面を持ち合わせていることも多いため、無駄吠えや吠え癖には注意が必要です。
それでもパピヨン譲りの賢さがあるので、しつけ次第で無駄吠えを防ぐことは十分に可能でしょう。
パピヨンのミックス犬⑤
「パピヨン×コーギー」
- 愛称:「パピコー」
- 体重:5~6kg
- 外見:全体的にはコーギー寄り
- 性格:明るく友好的。興奮しやすい一面も
- 平均寿命:13~15歳(推定)
- 価格:15~20万円くらい
パピヨンとコーギー(ウェルシュ・コーギー・ペンブローク)を掛け合わせたミックス犬で、別名「パピコー」と呼ばれています。
平均体重は約5~6kgで、前述のほかのミックス犬と比べると体は大きいほうです。
外見は、少し胴体が長めで短足といったコーギー譲りの場合もありますが、顔はパピヨンよりで、大きな立ち耳を譲り受けているケースも少なくありません。
しかし、毛色も白と茶色などのカラーのコーギー寄りで、全体的にもコーギーの印象が強めになることが多いようです。
コーギーの体型に近い場合は「椎間板ヘルニア」になりやすい傾向も引き継ぐため、気をつけるようにしましょう。
性格は、両親犬譲りの明るく友好的な性格を引き継ぎます。
ただし、コーギーの興奮しやすい一面を引き次いだ場合には、噛み癖などに注意しておいた方が良いでしょう。
パピヨンのミックス犬⑥
「パピヨン×ヨークシャーテリア」
- 愛称:「パピキー」
- 体重:2~4kg
- 外見:大きな立ち耳を持つヨークシャーテリア寄り。
- 性格:好奇心旺盛で遊び好き。頑固な一面も。
- 平均寿命:12~15歳(推定)
- 価格:15~20万円くらい
パピヨンとヨークシャーテリアのミックス犬で「パピキー」と呼ばれています。
大きさは体高20~25cm、体重2~4kgほどの超小型犬に相当します。
パピヨンから受け継いだ大きな立ち耳を持つことが多く、子犬期は垂れ耳でも成長に伴い立ち耳に変化していくケースが多いようです。
ただし、全体的な印象としてはヨークシャーテリア寄りになることが多く、被毛もヨークシャーテリアのシルキー状でブラッシングが欠かせません。
性格は、両親犬譲りの好奇心旺盛で遊び好きな性格をしています。
ヨークシャーテリアの頑固な一面を受け継ぐこともありますが、賢さもしっかり備わっているので子犬のうちにしっかりしつけておきましょう。
ミックス犬を迎えるときの注意点
想像とは違う姿になることも
純血種であれば、成長後にどんな姿になるのかというのはある程度想像できることですが、ミックス犬となると成長後に「思っていた姿と違った」なんてことがあります。
両親が異なる犬種のため、どちらの犬種に寄るのか、どの特徴を引き継ぐのかは個体によって変わります。
例えば、パピヨンのような大きな立ち耳姿を期待していたとしても、そうはならないことがあるということなのです。
これは、成長の変化を楽しめるというミックス犬の魅力の1つでもありますが、逆にデメリットにもなり得ることなのです。
ミックス犬を迎える場合には、そのことを十分に理解した上で迎え入れるようにしましょう。
飼い方に関するデータが少ない
ミックス犬人気は近年定着してきたため、ある程度ミックス犬に見られる傾向も明らかになりつつあります。
しかし、純血種のような飼い方のマニュアルがあるわけではありません。
どんな性格でどんなしつけ方法が向いているのか、散歩はどれくらい必要なのか、どんな病気にかかりやすいかなどは両親犬から想定した情報であって明確ではないのです。
そうしたある程度の予想をして迎え入れることも大切ですが、実際に飼ってみて見極めながら育てていくことも必要となってくるでしょう。
パピヨンのミックス犬は骨折や脱臼に注意!!
パピヨンを片親に持つミックス犬は、パピヨンに多い骨折や脱臼に注意してあげましょう。
いくらミックス犬とは言っても、超小型犬~小型犬サイズのミックス犬は足が細く、骨折や脱臼といったケガや関節疾患にかかりやすい傾向にあります。
活発で運動能力が高いパピヨンの遺伝子を引き継いだ場合には特に、高いジャンプに挑戦させたり、高い場所から飛び降りたりしないよう注意しておきましょう。
また、滑りやすいフローリングは足腰への負担になりやすいため、滑り止めマットや絨毯などを敷いて環境を整えてあげることも必要です。
この記事のまとめ
- ミックス犬とは、意図的に純血種同士を掛け合わせて生まれる子犬のこと
- ミックス犬には愛称が付けられて定着している
- パピヨンのミックス犬
「パピヨン×チワワ」で『パピチワ・チワパピ』
「パピヨン×マルチーズ」で『マルパピ・パピマル』
「パピヨン×トイプードル」で『パピプー』
「パピヨン×ポメラニアン」で『ポメヨン・パピポメ』
「パピヨン×コーギー」で『パピコー』
「パピヨン×ヨークシャーテリア」で『パピキー』などがあり - ミックス犬は想像と異なる姿に成長することも。
- ミックス犬は、その子の性格や体の特徴を見極め、臨機応変に育てることが必要となる
- パピヨンのミックス犬は骨折や脱臼に注意すること
パピヨンのとってもかわいいミックス犬。どんな種類があるの? さいごに
パピヨンのミックス犬は傾向として大きな立ち耳や飾り毛を引き継ぐことが多いように感じますね。
それでも、ミックス犬は個体差による違いが非常に大きいため、外見も性格もさまざまなタイプがいることを、覚えておいてください。
また、成長の過程で、最初はパピヨンよりだった外見が少しずつ変わっていく…、といった姿が見られるのもミックス犬の魅力です。
その変化を楽しめるくらいの気持ちを持って迎え入れるようにしましょう。
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