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パピヨンの基本情報
- 原産国:フランス
- サイズ:超小型犬
- グループ:愛玩犬(9G)
- 平均寿命:13~16歳
- 価格相場:30万円前後
パピヨンの概要
大きな耳から垂れた毛が美しく印象的なパピヨン。
その耳が「蝶」に見えることからフランス語で「パピヨン(蝶々)」と名づけられました。
パピヨンはフランスを原産とする超小型犬で、フランス王妃マリー・アントワネットが愛した犬としても有名な犬種です。
祖先犬はスペインが原産のトイ・スパニエルの一種で「スパニエル(エパニエルナン)」です。
「スパニエル(エパニエルナン)」はパピヨンの特徴である大きな立ち耳も持ってはいませんでしたが、交配を重ねるにつれて立ち耳が特徴的な現在の姿へとなりました。
16世紀のフランス貴族の間からも人気を集めており、かなり高額で取引されていたとの記録が残っています。
エレガントな姿に高い知能を持つ愛らしいパピヨンは世界中で人気の高い犬種です。
パピヨンの身体的特徴
- 体重:3~4.5kg
- 大きさ:超小型犬
- 体高:20~28cm
- 被毛:長毛・シングルコート
- 毛色:白地に黒・茶・レモン・セーブルなど
【大きさ】
パピヨンは、体高20~28cm体重3~4.5kg程度の超小型犬です。
すらっとしたバランスの良いスタイルを持っており、一見華奢な印象を受けますが意外と丈夫な体つきをしています。
【お顔】
アーモンド形のパッチリとした大きな目に、蝶の羽のように広がった大きな立ち耳が特徴的な犬種です。
【被毛】
パピヨンは、被毛は絹糸のような細く滑らかな直毛の長い被毛を持っています。
耳や胸、四肢・尾には豊富な飾り毛が生えており、優雅な印象を受けます。
被毛の構造がシングルコートの犬種のため、抜け毛が少ない犬種です。
【毛色】
白地に「ブラック」「ブラウン」「レモン」「セーブル」など、すべての色が認められています。
白地が多いほど好ましいとされていますが、単色については認められていません。
近年では白地に「ブラック」や「ブラウン」の斑が入った「トライカラー」も人気があるようです。
パピヨンの性格・気質
- 明るく活発
- 人懐こく甘えん坊
- 知能が高くしつけやすい
- 警戒心からの無駄吠えに注意
パピヨンの性格・気質①
~明るく活発。愛玩犬らしい性格~
パピヨンは優雅な見た目とは裏腹に明るく活発な性格の持ち主です。
好奇心旺盛で散歩や運動も大好きです。
飼い主さんや家族に深い愛情を示し、見知らぬ人や他の犬とも仲良くすることができる社交的で穏やかな性格をしています。
小さい子どもの遊び相手にもなってくれるでしょう。
パピヨンの性格・気質②
~賢くしつけやすい犬種~
パピヨンは知能が高い犬種としても知られています。
その賢さに加え、プライドの高さもあり、甘やかして育ててしまうとわがままな性格になってしまうことがあります。
雰囲気や状況を察するほどに賢く振る舞ったりすることもありますが、行き過ぎてしまうと神経質になる子もいるようです。
賢く家庭犬向きの犬種だからと言って、しつけを怠ったり可愛いからと甘やかしすぎることなく、子犬期からしっかりしつけていくことが大切です。
パピヨンの販売価格と迎え方
子犬の販売価格
近年のパピヨンの子犬の相場価格は30万円前後が目安となります。
一般的に子犬の価格は、毛色や毛質、性別や顔つき、大きさ、血統などから考慮され設定されており、血統が良い子犬ほど高く、月齢が経っている程安くというように設定されることが多いです。
ドッグショー向きや優良血統の子犬となると50万を超えることもあります。
迎える方法
パピヨンは、人気が高く国内でも定番な犬種でもあるため、子犬と出会えるチャンスは比較的多いです。
最も身近な入手手段としてはペットショップやブリーダーから購入する方法があります。
ブリーダーは、インターネットで検索することで近隣でパピヨンを繁殖しているブリーダーを探すことができるでしょう。
いずれの場合も、信頼できるお店やブリーダーから迎えることをおすすめします。
他にも、里親募集に出されいるパピヨンを引き取るという方法もあります。
残念ながら人気犬種ゆえに飼い主が手放すことも少なくなく、新しい里親を待っているパピヨンもいます。
子犬である可能性は低くなりますが、興味がある場合は探されてみてはいかがでしょうか。
パピヨンは飼いやすい犬種?
飼いやすさの基準
飼いやすい犬種とそうでない犬種がありますが、そもそも飼いやすさの基準とは何なのでしょうか。
一般的には、「体のサイズ」「運動量」「お手入れ」「性格」「しつけやすさ」といった点が考慮されることが多いです。
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