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小型犬であるほど扱いやすく、またエサ代や医療費などの飼育費用も大型犬よりも安く済みます。
必要な運動量が少ないほどお散歩も短時間で済み、長毛よりも短毛の方がブラッシングが簡単に済む、穏やかな性質ほど扱いやすい、しつけやすいなどの理由から飼いやすいと考えられています。
パピヨンは飼いやすいって本当?
パピヨンは飼いやすい犬種と言われることが多いです。
飼いやすい犬種として必ず名前が挙がると言っても過言ではないでしょう。
人気が高い犬種でもありますが、その人気の理由には見た目の愛らしさだけでなく飼いやすさも要因の1つになっていると考えられます。
パピヨンが飼いやすいと言われる理由
理由① 抜け毛や体臭が少ない
ダブルコートの犬種は、季節の変わり目の春と秋にアンダーコートが生え変わる換毛期があります。
一方、シングルコートの犬は、季節による換毛期がありません。
そしてパピヨンはシングルコートの犬種です。
つまり、換毛期がないためダブルコートの犬種と比べると抜け毛が少ない特徴を持ちます。
また、犬独特の体臭も少ないので、部屋に臭いがこもるような心配もありません。
そのため、掃除の大変さから考えると飼いやすいと言われる要因となるでしょう。
ただし、抜け毛が全くないというわけではなく、抜け毛が少ないと言われるトイプードルやマルチーズなどと比べると抜け毛は多くなるでしょう。
日々掃除をして飼育環境を清潔にすることが必要となってきます。
それでもブラッシングをすることで抜け毛の飛散を抑えることができるでしょう。
理由② トリミングがいらない
パピヨンの優雅で美しい見た目を維持するためには、定期的なトリミングが欠かせないようなイメージがありますが、実はパピヨンはトリミング犬種ではありません。
なぜなら、パピヨンの被毛は、ある一定の長さになったら、それ以上長く伸びないからです。
また、不思議なことに、被毛をカットしたら、以前と同じ長さまで伸びなかったりもします。
同じ長毛種のヨークシャーテリアやマルチーズなどは、被毛が伸び続ける犬種のため全身カットが必要となるトリミング犬種となり、月1回ペースのトリミングが必要となります。
一方でパピヨンは、清潔に保つための耳や脚まわり、お腹などを部分的に整える程度で構いません。
そのため、トリミング犬種と比べるとお手入れにかかる費用が若干抑えられるということになります。
小型犬といえども、年間のトリミング代は決して安くはありません。
ヨークシャーテリアやマルチーズなどのトリミング犬種と比べると、お手入れの費用が抑えられ飼いやすいと言われる要因の1つとなるでしょう。
ただし長毛種である以上、日々のブラッシングなどのお手入れは必要です。
パピヨンの愛らしさを際立てているチャームポイントでもあり、飼い主さんに甘えることが大好きな犬種ですので、コミュニケーションも兼ねて日々しっかりお手入れしてあげましょう。
理由③ 愛玩犬らしい性格の持ち主
パピヨンは明るくて人懐こく、家族以外の人や知らない犬に対しても自分から近づいていって友好的に関係を築こうとしてくるような性格をしています。
穏やかな面も持ち合わせており、まさに愛玩犬らしい性格を持った犬種と言えるでしょう。
また、環境や変化に対しても順応性が高いので、比較的早い段階で新しい生活環境にも慣れてくれるでしょう。
パピヨンのその明るく人懐こく穏やかな愛玩犬らしい性格は、パピヨンが飼いやすいと言われる要因の1つとなります。
理由④ しつけやすい
パピヨンは、小型犬の中でトップクラスの知能の高さを持つ犬種です。
もの覚えがよく学習意欲も高いため、教えればどんどん覚えていくことができます。
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