犬に「ハウス」のしつけを教える方法とポイント

3…犬がクレートに入る瞬間にタイミング良く、「ハウス」と声をかけ、ご褒美をあげることもOKです。

犬がハウスに入りたがらない。なぜ?

様々理由はあると予測できますが、

  • ハウスの場所が悪い(極端に寒かったり暑い。家族が見えない。騒々しい)
  • ハウスのサイズが犬に合っていない(狭すぎて動けないなど)
  • ハウスに入ることで怖い思いをしてしまった
  • ハウスが汚い

などを見直してみましょう。

万が一、ハウスの中にいるときに怖い思いをして、トラウマがある場合、思い切ってハウス自体を新調してみたり、焦らず、ハウスのしつけ方法を1から根気よくやり直し、トラウマを解消する工夫をしてみましょう。

また、犬はとにかく家族のそばにいることが大好きです。

ハウスを覚えるまでの間は、家族みんながいるようなところにハウスを置き、安心させてあげましょう。

犬のハウスにはどんな物がいい?

ハウストレーニングは犬用のベッドなどではなく、クレートや犬用バッグ、ケージを使うことをおすすめします。

クレートや犬用バッグに入るようにしつけることで、いざ、病院に行くときや、災害などがあり緊急に避難が必要となったとき、ハウスのしつけができていれば、走って逃げる犬を捕まえる必要がなくなります。

具体的にどんなものがいいでしょうか。

クレートや犬用バッグの場合

犬のサイズに合わせることが重要です。

中に入ったとき、立った状態で方向転換できるものがベストになります。

犬は狭い方が安心するなんてよく聞きますが、身動きができないくらいのスペースは、犬にとっては居心地いいとはいえません。

クレートや犬用バッグには、ハードとソフトと素材が様々あります。

用途に合わせて選ぶようにします。

万が一汚れた時のことも考え、洗えるものを選ぶと長く使えて便利なのでおすすめします。

犬用ケージの場合

犬用ケージもクレートや犬用バッグと同様、犬のサイズに合わせることが大切です。

狭すぎても大きすぎても落ち着きません。

留守番の時に活用することも考えているのであれば、トイレや水を置くスペースを確保した上で、犬が自由に立ったり座ったりできる大きさのものを選びましょう。

また、ご自身の愛犬の性格を考えて、ケージの素材はステンレス、プラスチック、木材などから選ぶようにします。

まとめ

犬に「ハウス」をしつけることは、犬に無理強いをさせることなく、飼い主がのんびり構えて教えることで、比較的苦労なく教えることができるしつけになるでしょう。

犬は私たちが想像するよりデリケートで、意外なものに恐怖を覚えたりします。