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耳掃除は、耳になんの症状もない場合は特に必要ありません。
特に素人がイヤークリーナーを使ってしまうと、耳の中にクリーナーが残りやすく、そのせいで耳が炎症起こす場合があります。
イヤークリーナーを使うのであれば、耳の流し込むことはせず、コットンなどに含ませ、耳の見える部分を拭くようにしましょう。
肛門腺絞り
トイプードルは定期的な肛門腺絞りが必要です。
4時と8時の位置に肛門腺があり、そこに悪臭がする分泌液が溜まっていきます。
大型犬の場合、うんちと一緒に排泄できるのですが、トイプードルのような小型犬は絞ってあげないと溜まり続け、炎症を起こしてしまいます。
トイプードルのトリミング(ヘアカット)に必要なアイテム
用意する必須アイテム
- ハサミ(大、小のサイズ違いのもの)
- すきバサミ
- コーム
- クリッパー
以上の物が必要になります。
ハサミとすきバサミに関しては必ずペット用の、できればプロのトリマーさんが使用する切れるものを使いましょう。
適当なハサミだと綺麗なラインを作れないばかりではなく、紙用のハサミなどは被毛をカットするには適しておらず、無理に使うと犬にとって危険です。
逆にクリッパーは切れすぎると、犬の皮膚は大変薄く伸びるので、刈っている時に間違って皮膚を切ってしまうことがあります。
素人向けに売っている犬用クリッパーの使用をおすすめします。
トイプードルの全身カットよりも部分カットから慣れましょう
最初から素人がトイプードルの全身をカットするのは、結構無理がありますので、最初は部分カットを少しずつするようにして慣れていきましょう。
部分カットだけでもできれば、サロンに行く回数も少し間を置くことができます。
またセルフカットの条件として、犬がトリミングに慣れていることが重要です。
セルフカットで恐怖を覚えてしまったばかりに、トリマーさんにお願いするときも暴れてカットができないということになりかねません。
例えば子犬のトリミングデビューなどは、飼い主さん自身慣れていないのであれば、トリマーさんにお願いし、そこでトリミングは怖くないということを覚えてもらうことがいいでしょう。
トイプードルの部分カット(トリミング)のやり方
トイプードルの部分カットの場所としては、まずは足の裏の毛、足先、目のまわり、お尻から慣れていきましょう。
足の裏の毛
犬の手足の関節は決まった方向にしか曲がりません。
曲がる方向に優しく足を曲げ、足の裏を見えるように固定しクリッパーで刈っていきます。
この場合ハサミを使っても良いのですが、足の裏は細かいカーブが多いので、ちょっとのことで肉球を傷つけかねないので、クリッパーを使う方が安全です。
きれいに完璧に仕上げようとしてしまうと、皮膚を傷つけてしまう可能性があるので、大雑把にカットできる具合でもいいでしょう。
足先
コームを使い、足先の毛並みを揃えます。
この時、指の間に入り込んでいる被毛も綺麗に掻き出して梳かします。
そして足先を肉球に沿って、カーブを描くようにカットしていきます。
足先を触られるのを嫌がるトイプードルも多いので、カット中動かないように、しっかり固定してカットしましょう。
目のまわり
トイプードルは顔の毛も放置するとどんどん伸びます。
特に目の周りは毛が伸びすぎると視界を邪魔するようになり、犬自身がそれが邪魔で掻いたりするようになってしまうので、長くなってきたらカットが必要です。
この場合も目の周りの毛をコームで整え、長すぎる部分を少しずつカットします。
目の周りをカットするときは、目を傷つけないよう顎部分の被毛を少し掴み、顔が動かないようにして安全にカットしましょう。
お尻
肛門周りの毛が伸びすぎてしまうと、どんなに犬自身綺麗にウンチをしたつもりでも、毛が汚れてしまう場合があります。
なのでこちらも定期的に、肛門周りをハサミかクリッパーで短く処理してあげましょう。
その場合、お尻周りの毛をブラッシングして、シッポを軽く持ち上げて肛門周りのみを処理します。
広い範囲で処理しすぎると、見た目が悪くなりますので注意が必要です。
トイプードルのお家トリミングは1回に全て終わらせなくてもOK
全身のトリミングをしようとすると、結構時間がかかります。
飼い主さんが慣れるまでは、さらに時間がかかるかもしれません。
そんなときは1度に全部しようとせず、大まかな部分をカットしたら、細かい部分は翌日などと分けてトリミングするのも、お家トリミングの良さになります。
短時間のトリミングを少しずつすれば、トイプードルが飽きてしまうこともなく、長時間拘束してしまってストレスになることもありません。
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