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排泄の問題については、場合によってオムツなどを着用させるなどして対処するようにしましょう。
対処法⑤ ライフステージに合わせたトイレを
犬の年齢やライフステージに合わせてトイレを見直すことが必要となってきます。
寝床と近い場所にトイレを設置する、トイレの段差が低いものを使う、飼い主さんがトイレまで連れて行く、状況次第ではオムツが必要になってくることも考慮して愛犬の状態に合わせて工夫してあげましょう。
失敗しても絶対に叱ることがないように注意してください。
こんなケースも。対処法は?
ケース① 去勢をしていない犬がマーキングを始めることも
室内犬で去勢をしていない犬だと、自分のテリトリー意識が強くなりますので、場合によっては家の中でマーキングを始めることもあります。
対処法
マーキングを始める年齢前に去勢手術をすることが1番の予防にはなります。
それでも、飼い主さんそれぞれ考え方がありますので、もし手術をしない場合は、家の中でマーキングされたくないところに、犬が嫌いな匂いのスプレーをするなどの対策をするのと同時に、ワンツーやピーピーなどの合図でおしっこをできるように、しつけトレーニングをしておくとよいでしょう。
トイレのたびに掛け声をかけることで、次第に犬はその合図でトイレをするようになるので、排尿するであろうタイミングで飼い主さんが合図と共に、犬にトイレでおしっこを全部出させ、マーキングを防ぎます。
ケース② 散歩中にしか排泄しないようになる
飼い始めた当初は室内でトイレができていたのに、次第に散歩中にしか排泄しなくなる子がいます。
これは散歩中にお気に入り排泄スポットがあることや、習慣化してしまっていることが原因でしょう。
それでもやはり、日中屋内で過ごすため排泄を我慢してしまったり、悪天候であっても排泄のため散歩に連れださなくていけなくなるため、室内でトイレができることが望ましいです。
室内で排泄をさせてから散歩に行くようにすると、ある程度防ぐことができますが、すでに散歩中でしか排泄しなくなっている場合にはトレーニングが必要になります。
対処法
まずは、屋外でもトイレシートで排泄することを覚えさせていきましょう。
愛犬が排泄しようしている時にトイレシートを広げ、「ワンツーワンツー」などのコマンドをかけながらトイレシートでの排泄を促します。
それを繰り返し、トイレシートで排泄することを覚えたら室内でトイレシートを広げ、コマンドで声かけすることによって室内でトイレができるようになっていくでしょう。
失敗があったら早めに対処していこう
失敗しても叱らない・リアクションしない
愛犬が粗相をしてしまっても、決して叱らないようにしましょう。
隠れて排泄するようになったり、排泄を我慢するようになってしまうことがあります。
また、失敗した時にリアクションを取ると、飼い主さんにかまってもらえたと犬が勘違いしてしまう可能性があります。
失敗があっても、グッと堪えて、すみやかに黙って後片付けをすることを徹底しましょう。
1度の失敗を軽く見ないこと
トイレを習得していた愛犬に失敗が見られたら、早めに対処していきましょう。
1度の失敗を見逃すと、2度3度と重なっていき、次第にトイレで排泄しなくなってしまうでしょう。
失敗した原因を考え、原因に合わせて必要に応じて再トレーニングを行っていきましょう。
この記事のまとめ
- 室内犬のトイプードルはトイレトレーニングが必須
- トイレトレーニングは成犬になってからも可能。
- トイレができなくなる原因
「トイレ環境に問題(トイレの場所が変わった)(トイレの設置場所が悪い)(不衛生)」
「精神的な問題(気を引きたい)(ストレス)(トラウマ)」
「身体的な問題(老化)(ケガや痛み)(病気)」 - 対処法
「トイレ環境の見直し」
「再トレーニング」
「コミュニケーション」
「身体的原因は動物病院へ」
「ライフステージに合わせる」 - 失敗しても叱らない・リアクションしない
- 1度の失敗を軽く見ないこと
トイプードルのトイレ「再」トレーニング法 さいごに
トイレの再トレーニングのポイントは、なぜ失敗するかの原因を探ることです。
原因に合わせて対処を行えば、比較的簡単に解決できるケースもあるでしょう。
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