Contents
犬は蕎麦を食べても大丈夫?
結論から言うと、犬は蕎麦を食べて大丈夫です。
蕎麦は、米や小麦粉と同じ炭水化物になります。
そのため犬は、米や小麦と同じように、そばも上手に消化することができます。
また、蕎麦は米や小麦粉のように精製せずに挽くので、栄養価が非常に高いといわれ、タンパク質は精白米より30%以上多いといいます。
必ず食べなければならない必須食材ではありませんが、犬に蕎麦アレルギーがない限り、たまに食べさせることは問題ありません。
蕎麦の栄養成分・効用
ビタミンB1
疲労回復やストレスを癒す効果、脳や神経の機能を正常に保つ働きをします。
ビタミンB2
皮膚を健康に保ち、被毛を丈夫にキレイにする効果があります。
ルチン
ビタミンPとも呼ばれていました。
抗炎症効果があり、毛細血管を強くする働きをします。
動脈硬化を防ぎ、皮膚の老化予防、がん予防にも効果があります。(穀類の中では蕎麦だけが持っている成分です)
コリン
肝機能を正常に保つ働きをし、肝臓に過剰な脂肪酸が蓄積するのを防ぎます。
蕎麦の栄養成分から見る犬に蕎麦をあげるメリット
蕎麦は、精白米や小麦粉と比べてタンパク質の量は30%以上多く、犬の体への吸収率も高いといわれます。
上記でもご紹介したように、ビタミンB群が豊富に含まれており、ルチンは、血管を丈夫にする働きを持っていて、大変魅力的な栄養成分になります。
また、コリンは肝機能全般に良く、頻繁に薬を服用して肝機能が弱まっている犬には効果が期待できます。
犬に蕎麦をあげる方法
蕎麦にはいくつか種類があり、
- 蕎麦麺
- ガレット
- 蕎麦湯
- そばがき
などが代表的なものになります。
そのどれも、犬に食べさせて問題はありませんが、それぞれ、味をつけることなく、そのままの状態であげることが条件になります。
蕎麦の麺のあげ方
蕎麦の麺をあげるときは、麺自体柔らかいので、長いままあげても詰まってどうかなるということはありませんが、犬は麺をすするということができませんので、食べやすいように短く切ってあげるといいでしょう。
ガレットのあげ方
犬用ガレットのレシピ
☆材料☆
- そば粉
- 豆乳
- チキン
- うずらの卵
- ブロッコリーやキャベツなど、好みの野菜
- 舞茸
☆作り方☆
1. チキンと野菜、舞茸は小さく刻みます。
2. チキンを炒め、皿に移して置く。
3. 切った野菜と舞茸を少量の水で煮て水分がなくなるまで煮ます。
4. そば粉と豆乳を混ぜ、ガレットの生地を作ります。