また、蕎麦は確かに魅力がある食品ではありますが、犬が毎日食べるべき食品ではありません。
食べさせる食品をローテーションさせる中で、たまに食べさせる程度に留めるようにしましょう。
蕎麦プラス○○はNG
人は、そばを食べるとき必ずつゆにつけて食べますよね。
ただ、犬にあげる際には間違ってもつゆにつけたものはあげないようにしましょう。
温かい蕎麦でも、つゆを飲ませなきゃ、私が食べている蕎麦をお裾分けしても…なんて思いますが、つゆと一緒にあげなくても、温かい蕎麦の場合、ある程度塩分が麺に染み込んでいます。
塩分や犬にとって余計な添加物を摂取させるようなことは避けましょう。
また、薬味であるネギやワサビも犬には厳禁ですので注意してください。
犬に蕎麦アレルギーがないか注意
人の場合、蕎麦アレルギーは他の食物アレルギーよりも、深刻な症状が現れる場合があります。
それも犬にもいえることなので、他の食物をあげるとき以上に、初めて蕎麦を食べさせるときには慎重にならなければいけません。
蕎麦アレルギーは、食べてすぐ症状が出る場合と、数時間後、数日後に出るものとあります。
食後すぐ現れる症状として危険なのは、アナフィラキシーショックになります。
アナフィラキシーショックは命に関わる劇的な症状ですので、至急病院へ急ぐ必要があります。
アナフィラキシーショックの症状
- 蕁麻疹、皮膚の赤み、痒み
- 息苦しそうな呼吸と咳(喘息のような呼吸音)
- 血圧低下
- 麻痺
- 意識障害
蕎麦アレルギーの症状
- 皮膚を痒がる
- 湿疹
- 目の充血
- 下痢
- 嘔吐
などがあります。
蕎麦を初めてあげるときには、アレルギーの心配もあるので、少量を食べさせてアレルギー反応がないことを確かめましょう。
食後すぐ反応が出ないこともあるので、せめて24時間は様子を見るようにします。
また、蕎麦を食べた後、いつもと様子が違うときは、変化する犬の状況を見逃さず、元気がなさそうだったり、呼吸音が若干おかしい?というような些細な症状でも様子見にせず、獣医さんに判断を仰ぎましょう。
また、アナフィラキシーショックでなくとも、蕎麦アレルギーの症状がある場合は、無理して食べさせる必要のない食べ物なので、あげ続けてアレルギー反応が強く出る前に、蕎麦をあげることは諦めましょう。
さいごに
蕎麦は他の食品と違い、アレルギーに関しては少し慎重になる必要があります。