柴犬が受けるべき3つの予防接種とは?費用や時期なども考えてみよう!

白柴が少ない理由として、JKCなどの公式では認められていない毛色であるということもひとつの要因です。

白柴は赤柴同士を掛け合わせて交配させていくうちに色が薄くなっていったものや、黒柴同士の交配でまれに生まれることがあります。

白い柴犬が公式に認められていないことから、ブリーダーは白い柴犬の仔犬が生まれたときには、濃い毛色の柴犬と交配させて色を元にもどすようにします。

そのため白柴の生まれる頭数も少なく市場に出回る数も限られてきます。

仔犬にだけに見られる毛色・・仔犬の時にだけ見られる毛色に、口のまわりだけ黒い毛が生える「黒マスク」と呼ばれるものがあります。

また、まれに口のまわりだけ白い毛が生える仔犬もおり「逆マスク」と呼ばれています。

この口まわりのマスクは徐々に本来の白や赤に生え変わり、2歳を過ぎるころにはなくなってしまいます。

柴犬の性格・気質

かつては猟犬として活躍していた柴犬は純粋の愛玩犬ではありません。

過剰に構われることを好まない自立心の強い犬種です。

日本犬としての特徴を多く持っている柴犬の性格や気質とはどんなものなのでしょうか。

柴犬は誠実で忠実

柴犬は家族以外の人には警戒して簡単に懐いたりしませんが、主人と認めた飼い主や家族にはとても忠実です。

信頼する飼い主の指示には素直に従おうとする誠実さを持っています。

また、かつては猟犬であったことから、自分の判断で行動することができる独立心も持っているため、決して飼い主に甘えて頼りっきりになることはありません。

柴犬は警戒心が強い

洋犬は牧用犬のように畜産犬として改良されたものも多く、また愛玩犬として繁殖されている犬種も多いことから人懐っこい犬が多いようです。

日本犬は昔から主に狩猟犬や番犬として飼われていたため、洋犬に比べると警戒心が強いといわれています。

柴犬も他の日本犬同様に警戒心の強い犬種です。

見知らぬ人には簡単に心を許すことはなく、決して愛想のいい犬ではありません。

最近の柴犬は番犬として飼われることがなくなり、愛玩犬として室内で暮らすことが多くなりましたが、警戒心が強すぎるために無駄吠えや威嚇行動に繋がることがあります。

仔犬の頃から多くの犬や人に触れさせるなどして社会性をつけることで周囲と友好関係を保てるようしつけることが大切です。

芝犬は頑固

猟犬であった柴犬は自分で判断できる自立心を持っているため、納得のいかないことには頑として言うことを聞かない頑固さを持っています。

また、自分がこうだと決めたことには相手が誰であっても頑として譲りません。

柴犬の頑固さを強調させないためには、理由もなく理不尽なことを命令したり、叱ったりしないようにすることです。

飼い主も主従関係はしっかりつけながら、柴犬のプライドを傷つけないないように接することが大切です。

柴犬は敏感

柴犬は猟犬として獲物を追っていたため、周囲の物音や気配にとても敏感です。

ちょっとした物音や見知らぬ気配に反応して吠えることがあります。

敏感に反応することは犬の習性ですが、それが他者や他犬への攻撃につながらないようにしつけることが必要です。

柴犬は愛嬌好し

柴犬はあまり人に懐かないというイメージがあり、どことなく取っ付きが悪い犬のように思われがちですが、愛嬌がある可愛い一面も持っています。

心を許した相手にはとても甘えてきますし、人に遊んでもらうのが大好きです。

自分が寂しいときや甘えたいときは、撫ぜてほしいと擦り寄ってきたり、抱っこをせがんできたりすることもあります。

ツンデレなところのある柴犬ですが、飼い主にそんなところがまた可愛いと言わせる魅力があるようです。

柴犬のために飼い主がするべきこととは?

昨今の柴犬ブームで、家庭犬として室内で飼われることの多くなった柴犬ですが、もともとは猟犬や番犬などの使役犬として飼われていました。

そのため他の愛玩犬のように誰にでも容易く飼える犬種とは言えないところがあります。

柴犬を家庭犬として飼うために、これだけは飼い主がしなければならないこととはどんなことなのでしょう。

正しい訓練としっかりとしたしつけ

人気の犬種だからと柴犬を安易に飼うと、警戒心から見知らぬ人や物音に吠えるなどの問題行動に繋がり手に負えなくなります。

柴犬はてても賢く飼い主に忠実な犬なので、正しい訓練を行えばしつけをすることはそんなに困難なことではありません。

柴犬は警戒心と独立心が強い犬種です。

柴犬を飼い主の指示に従わせるには、飼い主としっかりとした主従関係を築くことが必須条件です。

飼い主をリーダーと認めた柴犬は飼い主を信頼し絶対忠実を守ります。

柴犬を飼うには飼い主が正しい犬の扱い方について学ぶ必要があります。

柴犬に社会化を身につけさせる

人見知りをする柴犬にとって、仔犬のころからの社会化はとても重要です。

仔犬が散歩に出られるようになったら、できるだけ人や犬がいる公園などに連れて行き、さまざまな人間の生活に慣らしていきましょう。

チャイムの音や車の走行音、見知らぬ人や犬の匂いなどに日常的に触れることで、始めての場所や人にもパニックにならず攻撃的になることを押さえることができます。

柴犬に十分な運動をさせる

元猟犬であった柴犬は他の愛玩犬と違って、とても活発で運動能力に優れています。

柴犬は十分な運動量を必要とします。

運動量が足りないとストレスになり無駄吠えや破壊などの問題行動をおこすようになります。

毎日の散歩に加えて、並行ランニングやドックランで走らせるなどしてストレスを発散させてやりましょう。

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