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柴犬がうけるべき予防接種とは?
義務として絶対に受けなければいけない予防接種から任意で受ける予防接種まで、芝犬が受ける予防接種にはさまざまなものがあります。
柴犬が受けるべき予防接種の種類や時期、費用などについて詳しくお話していきましょう。
柴犬の予防接種~狂犬病
現在の日本で狂犬病の発症はありませんが、その危険性の高さから、唯一日本の法律で接種が義務付けられている予防接種です。
狂犬病は一旦発症すると100%死に至ってしまうという恐ろしい感染症です。
世界ではまだ狂犬病の発症例が多くあり、日本にもいつ入ってくるかわかりません。
狂犬病は犬だけでなく、噛まれた人間や猫などの哺乳類にも発症する危険性の高い感染症です。
柴犬の予防接種~狂犬病の予防接種の時期と回数
柴犬の子犬が生後90日を超えたら、狂犬病の予防接種を受けて犬の登録を済ませましょう。
登録の手続きが済むと、「鑑札」と「注射済票」が交付されるので、なくさないように保管しておきましょう。
以降の予防接種は一年に1回になります。
時期は4月~6月頃が奨励されている時期になり、動物病院からもこの時期にお知らせが来ることが多いです。
柴犬の予防接種~狂犬病の予防接種の費用
費用は初回のみ登録料がかかりますので約6,000円位になり、翌年からは登録料は不要で予防接種と注射済票で約3,000円になります。
狂犬病の予防接種は保健センターなどの公共の場所でも行っていますので、役所などに問い合わせてみるといいでしょう。
柴犬の予防接種~混合ワクチン
混合ワクチンは任意で受ける予防接種で義務づけられているものではありませんが、ドッグランやペットホテルなどに行くときは必ず接種済みの証明書の提示を求められます。
お出かけが多い犬なら、ぜひとも受けたい予防接種です。
一度の接種で複数の病気を予防することができるワクチンで、動物病院で受けるときは5~8種のワクチンになることが多いです。
犬ジステンパーや犬アデノウィルス感染症、犬伝染性肝炎などの病気を予防してくれるので、ぜひ受けておきたい予防接種です。
柴犬の予防接種~混合ワクチンの時期や回数と費用
子犬の時期は抵抗力が弱く副作用が出ることがあるので、動物病院で健康状態を見て接種しましょう。
子犬の場合は3回接種しておく必要があります。
1回目は生後42日頃、2回目は生後90日頃、3回目は生後120日頃が目安です。
1回目、2回目はペットショップやブリーダーで接種済みのことが多く、家に迎えてからは3回目のみという場合が多いです。
3回目の接種が終わったら、以降は年に一度の接種となります。
費用は6,000円前後になることが多いです。
柴犬の予防接種~フィラリア予防
フィラリア症ととは蚊を介して心臓にフィラリアという寄生虫が血管を通って寄生する病気です。
フィラリア症にかかると死に至るケースもあるため予防薬や接種で予防をする必要があります。
フィラリア予防の投薬や接種は任意ではありますが、犬を飼っている人は、多くの人が受けています。
柴犬も散歩や運動などで屋外に出ることが多いので、投薬や接種で予防をしておくと安心して過ごせます。
柴犬の予防接種~フィラリア予防の種類
フィラリアの予防には種類があり、錠剤・おやつタイプのチュアブル、スポット、注射などがあり、どのタイプの予防接種にするかは動物病院や犬の嗜好性によって変わってきます。
錠剤・チュアブルタイプは蚊が出始める頃から冬頃まで、毎月一回飲み続けます。
スポットタイプは月に一度、皮膚に薬剤を直接滴下します。
注射タイプは年に1回、または2回の接種を受けるだけで済みますが、注射が嫌いでストレスになる犬も多く副作用の心配も高いです。
柴犬の予防接種~フィラリア予防をする時期と費用
フィラリアの予防接種は、あくまでもフィラリアにかかっていない犬がフィラリア症を予防するもので治療薬ではありません。
接種前にフィラリアにかかっていないかどうかの血液検査をしてからの接種となります。
料金には血液検査代も含まれますので注意が必要です。
予防接種の時期はチュアブルタイプや錠剤の場合ですと、5月頃~11月頃まで6ヶ月間、毎月1回飲み続けるのが一般的です。
料金はチュアブルタイプのもので、6ヶ月分の薬剤を出してもらった場合、大体1万円を少し超す程度を目安にするといいのではないでしょうか。
この記事のまとめ
柴犬の身体的特徴:オス体高38~41cm・体重9~11kg、メス体高35~38cm・体重7~9kg・目はアーモンド型で少しつり目で奥目・くるりと巻き上がった「巻き尾」・たぬき顔ときつね顔・被毛はダブルコート・毛色は、赤・黒・胡麻・白の4色
柴犬の性格・気質:誠実で忠実・警戒心が強い・頑固・敏感・愛嬌好し
柴犬のために飼い主がするべきこと:正しい訓練としっかりとしたしつけ・社会化を身につけさせる・十分な運動
柴犬がうけるべき予防接種:狂犬病(年1回)接種義務有り・混合ワクチン1回目は生後42日頃、2回目は生後90日頃、3回目は生後120日頃が目安その後は年1回・フィラリア予防(錠剤・おやつタイプのチュアブル、スポット、注射)毎年5月~11月頃まで
最後に・・
病気にかかりにくい柴犬でも、予防接種を受けずに感染症を防ぐことは難しいです。
予防接種を受けることによって、安心して暮らしていけるのなら、任意のものであっても受けておきましょう。
また、ドックランやドックカフェ・ペット同宿のホテルや旅館などでは、必ず狂犬病と混合ワクチンの接種証明書の提示を求められます。
芝犬と楽しくお出かけするためにも、ぜひ受けておくことをお勧めします。
ただし犬の体調により受けられないこともありますので、動物病院とよく相談して決めるようにしましょう。
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