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できることなら試着させて選んであげるのが最もベストだと言えるでしょう。
素材選び
着せる洋服の素材を選ぶことも重要です。
ポメラニアンに服を着せることで懸念されるのが、洋服と被毛の摩耗による静電気です。
静電気のバチバチという音や痛みを人と同様、犬も嫌います。
その静電気によって洋服嫌いになってしまう可能性もあるでしょう。
さらに、静電気はほこりや花粉などを引き寄せ、花粉症や皮膚炎を生じさせてしまう可能性があることからも、静電気は防がなくてはなりません。
そのためには、なるべく天然素材の生地を選ぶようにしましょう。
ポリエステルなどの化学繊維は静電気を生じやすいため、できるだけ避けましょう。
体にやさしい素材を選び、愛犬にストレスをかけないよう心がけてあげましょうね。
ポメラニアンに服を着せる時の注意点
注意点① デザインよりも快適性を重視した犬服選びを
近年の犬服には実に様々なデザイン・素材のものが販売されています。
可愛いデザインのものや流行りのデザインのものにもなれば、愛犬に着せてみたいと思う気持ちはわかりますが、何よりもポメラニアンが快適に過ごせるかどうかを重視して選ぶようにしましょう。
夏なのに厚い素材などの季節感が合っていない服を着せたり、愛犬の体のサイズよりもブカブカのサイズが合っていないものなどを着せていると、犬に服を着せることのメリットを活かせないばかりか、愛犬にストレスを与えてしまうことにも繋がりかねません。
防寒のために服を着せる場合でも、屋外では少し厚めの服、室内では薄めの服というように、気温に応じて着替えさせてあげるようにしたいですね。
注意点② 四六時中着せっぱなしにしない
犬は人のように24時間服を着ている必要はありません。
特にポメラニアンは毛量が多く長いため、着せっぱなしにすることによって毛玉ができやすくなってしまうでしょう。
皮膚が蒸れてしまうことで皮膚病を起こすこともあります。
そのため、犬服を着せる必要がない時は脱がせてあげましょう。
外出するときだけ着せるなどとメリハリを持って犬服を着せてあげることをおすすめします。
注意点③ 脱がせた後はブラッシングが必須!!
犬服を着せることにはデメリットもあり、それは前述の通り静電気や毛玉ができてしまうことです。
洋服と被毛で摩擦が生じて静電気が起き毛玉ができやすくなってしまうのです。
そのため、犬服を脱がせた後は毛玉になっていないかを確認して丁寧にブラッシングをしてあげるようにしましょう。
その時に、静電気を防げるブラッシングスプレーなどを活用するのもおすすめです。
毛玉を放置してしまうと皮膚病を発症してしまう原因にもなるので欠かさずにブラッシングしてあげてくださいね。
ポメラニアンの服はどこで買う?
入手方法① ペットショップ
自宅近くにペットショップがあれば、そこで試着をさせてから購入するのが一番早くて安心ですね。
最近は大型スーパーのペット用品売り場にも犬の服が揃えられていることがありますよ。
入手方法② ネットショップ 通信販売
自宅近くにペットショップがない場合、または好みの服がない場合はネットショップや通信販売を利用するのが便利です。
通販の場合は実物を見ることはできませんが、いつでもじっくりと選ぶことができて、サイズを測って愛犬に合うかどうかを確認することもできます。
人気ショップの場合、可愛い服は売り切れになることもあります。
特に年賀状の写真用の干支のコスプレ衣装、クリスマスのコスプレ衣装は売り切れるのが早いですので、早めに注文しておくことをおすすめします。
入手方法③ オーダーメイド
オーダーメイドとは、愛犬に合わせてオリジナルの服を作ってもらう方法です。
個人で行っていることも多いです。
フリマアプリやインターネットで探すことができます。
名前を入れてもらえることもあり、唯一無二の愛犬ポメラニアンにぴったりの服が出来上がります。
入手方法④ 手作り
手作りが得意な人は、愛犬用の服を手作りしてみるのもいいですね。
編み物が得意な人はニットの服でもいいのではないでしょうか?
また小さな子どもさんがいらっしゃるご家庭なら、子ども服をリメイクするという方法もありますね。
見た目は市販のものにはかなわないかもしれませんが、ポメラニアンにとっては愛情がこもった世界に一つしかない手作りの服になることでしょう。
犬服嫌いにしないためにできること
洋服を着せられることを苦手とする犬は多いです。
それでも何かと便利な犬服を嫌いにさせないようにしておきたいですよね。
そのためにはまず、なぜ犬服を嫌うのかを見てみましょう。
犬が服を嫌う理由
犬が服を嫌う理由には様々ありますが、主に考えられる理由としては
- 締め付け感や重みなどの違和感を覚えている
- 着脱時に痛い思いをしている
- 洋服を着せられる=嫌なこととイメージしている
などの理由が考えられます。
愛犬が犬服嫌いになってしまわないためには、このような理由を事前に知っておくと防いでいくことができるでしょう。
例えば、締め付け感などの違和感を感じさせないためには、愛犬にぴったりのサイズで快適な素材が使われているものを着せてあげようと思えますよね。
また意外と多いのが、犬服の着脱させるときに無理な体勢を取らせていて痛い思いをしていることから、服を着せようとすると逃げるなどの行動が見られるようになります。
犬の体の構造に従って、特に手足の向きなどに注意してスムーズに着せてあげるようにしましょう。
犬服に良いイメージを持ってもらおう
一番大切なのは、犬服に悪いイメージを持たせないことです。
無理に着せるのはポメラニアンにストレスをかけることにもなるので、子犬のうちから犬服に慣れさせておくことをおすすめします。
そしてできれば、犬服を着せてポメラニアンが楽しめることを一緒にしてあげましょう。
大好きなお散歩に着せて行くなどでも良いです。
そうすることで「犬服=楽しい」とイメージするようになり、犬服嫌いを防ぐことができるでしょう。
この記事のまとめ
- ポメラニアンに服を着せる理由
①ドイツ生まれでも寒さは感じる!!寒さ対策に。
②サマーカットなどによるダメージを受けやすくなった皮膚を紫外線から守る。
②抜け毛の多いポメラニアン。抜け毛の舞い散りを防ぐ。
④汚れや寄生虫を防ぐ。
⑤おしゃれを楽しむことで飼い主とのコミュニケーションの時間にもなる。 - ポメラニアンにぴったりのサイズの犬服を選ぼう。
「首回り」「胴回り」「背丈(着又)」ヌードサイズの+2~3cmサイズのものを - 体にやさしい素材のものを選んで静電気を防ごう
- デザインよりもポメラニアンが快適に過ごせることを重視しよう
- 着せっぱなしはNG!!毛玉や皮膚病の原因に。
- こまめなブラッシングで毛玉・静電気対策を。
- 犬服嫌いにならないために、犬服に良いイメージを持ってもらおう
ポメラニアンに服は似合わない?服を着る理由とは? さいごに
ポメラニアンに洋服は必要がないとか似合わないと言われることもありますが、実際に着せてみると可愛くて、つい服の数もどんどんと増えていってしまうのではないでしょうか。
服を着せることはおしゃれという意味も大きいですが、実用性を忘れないであげてくださいね。
そうして愛犬ポメラニアンと一緒に犬服を活用し楽しんでいきましょう。
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