特に、目の周りの被毛などは定期的にカットしてあげないと、目を覆うようになってしまい、目の病気にかかりやすくなってしまいます。
最近では、シーズーのヘアスタイルも様々ありますので、暑い時には短めに。
寒くなったら長めにと、色々スタイルを変えておしゃれ犬にしてあげてはいかがでしょうか?
シーズーのキレイな「歯」は健康でいるための条件! 歯磨きをしよう!
最近では、動物病院でも「犬の歯磨き教室」などありますよね?
それくらい、犬の歯磨きは重要なのです。
歯磨きを怠ると歯垢が溜まり続け、それは歯石に変わっていきます。
その歯垢や歯石には恐ろしい数の細菌が潜んでいて、それが原因で将来、口腔の疾患にかかったり、最悪、抜歯が必要になることもあります。
ある研究では、口腔の細菌が原因で犬は心臓疾患になるともいわれていますので、歯磨きは子犬の頃から慣れさせる必要があります。
- 口の中を触れるようにする
- 指にガーゼを巻き、歯を擦れるようにする
- 歯ブラシをあずけて、匂いを嗅いだり、噛んだりして慣れさせる
- 歯ブラシを口の中に入れることに慣れさせる
- 歯磨きペーストを指に塗って歯を擦り、歯磨きペーストに慣れさせる
- 歯ブラシに歯磨きペーストを塗り、歯磨きに慣れさせる
慣れるまでに、長ければ数ヶ月かかるかもしれません。
無理強いすると、歯磨きを強く嫌がるようになってしまうので、時間をかけ、ゆっくりでいいので慣れさせます。
シーズーのお手入れ(シャンプー、爪切り、肛門線絞りなど)
毎日のお手入れ以外に必要なのが、定期的なシャンプーや爪切り、耳掃除、肛門線絞りになります。
- シャンプー: 個体の状態や季節によっても違いますが、基本的に月に1〜2回
- 爪切り:定期的な爪切りが必要になります。
白い爪の場合は、血管が透けているので、その手前まで切ります。
黒い爪の場合は、少しずつ切るようにし、切った断面が湿ってきたら、血管が近いサインなのでそこでカット終了します。 - 耳掃除:シーズーは垂れ耳になるので、耳の中が蒸れやすく、耳の疾患になりやすいです。
1〜2週間に1度はイヤークリーナーなどを使い、耳の掃除をします。 - 肛門線絞り:小型犬は肛門線絞りを定期的にしてあげないと、自然にはできないといいます。
肛門線絞りをせず放置しておくと、肛門線が溜まって破裂なんて恐ろしいことがおきますので、1ヶ月に1回はするようにしましょう。
なかなか自分でできない場合は、トリマーさんや獣医さんへお願いすることもできます。
シーズーの注意する病気
かわいいご自身の愛犬シーズーには、ギネスに載るくらい長生きしてもらいたいですよね。
健康維持するために、どんな病気がシーズーに多く、注意したらいいのでしょうか。
シーズーの注意する病気① 耳の病気(外耳炎、中耳炎)
シーズーは垂れ耳が故、耳の病気になりやすいのでケアが必要です。
いつもと違った耳垢が出るようになったら、病院へ連れて行きましょう。
シーズーの注意する病気② 皮膚の病気(膿皮症)
皮膚がデリケートなシーズーに多いのが、皮膚疾患です。
その中でも多いのが膿皮症と呼ばれる皮膚疾患になります。
原因は、アレルギーやストレス、不衛生な環境からと様々ですが、1度なると再発率が高いので、愛犬が体を常に痒がっているときなどは要注意です。
シーズーの注意する病気③ 目の病気(結膜炎、角膜炎)
シーズーの大きい目は、ゴミや自身の被毛などが目に入りやすく、ほかの犬種に比べて炎症を起こしやすいです。
目を痒がっていたり、白目が赤く充血しているときなどは、ひどくなる前に病院へ行きましょう。
シーズーの注意する病気④ 心臓の病気(僧帽弁閉鎖不全症、僧帽弁逆流症)
これは小型犬全般に多い心臓の疾患になります。
僧帽弁が肥大し、弁がしっかり閉まらなくなり、血液が逆流するようになります。
この疾患は、内科治療では完治せず、まだ一般的ではありませんが、外科治療のみ完治の期待が持てる治療法です。
通常は、この疾患がわかった時点で薬の服用が始まり、進行を遅らせることで、寿命を全うできる努力をします。
それ以外にも犬の病気は様々です。
愛犬が長く健康でいるために、年に1回は動物病院で検診を受け、早期発見、早期治療に努めましょう。
シーズーとのミックス犬
純血のシーズーは文句なしにかわいいですが、最近では、シーズーとのミックス犬がフツフツと人気が出始めているのをご存知ですか?
人気のシーズーとのミックス犬をご紹介いたします。
シーズー+チワワ=チワズー
どちらに似るかによっても見た目は随分違いますが、チワワの小さい体を受け継ぎ、シーズーの平和主義で穏やかな性格を持ち合わせているチワズーは、間違いなく愛される犬種ではないでしょうか。
シーズー+マルチーズ=マルシーズ
毛色はシーズーの血を受け継ぐ個体が多いようです。
シーズーに似てもマルチーズに似ても、どちらも穏やかな性格で躾もしやすく飼いやすい犬種なので、ぜひ愛犬候補にしてみてもいいのでは!
シーズー+トイプードル=シープー
シープーは、ほとんどの場合、顔形はシーズーに似ることが多く、被毛の質はトイプードルのカールがある質感の被毛になるようです。
また、シープーは抜け毛が少なく、体臭もほとんどありません。
一瞬、シーズー?トイプードル?何犬?というかわいさは注目されること間違いありません。
シーズー+ポメラニアン=シーポメ
シーポメの被毛は、どっちに似るかによって、ふわふわのボリュームのある被毛になるか、シルキーな被毛になるか2通りあるようです。
少しポメラニアン特有の神経質なところがありつつも、落ち着きがありおとなしい性格はシーズーの良さをちゃんと引き継いでくれています。
シーズーはどんな人向けの犬種?
基本的にシーズーは、とても人に対して友好的な犬種ですので、飼い主を選びません。
なので、子供がいる家庭でも、子供の良き遊び相手となってくれるでしょう。
ただその場合注意したいのは、シーズーは小さくデリケートなので、子供達が犬を傷つけることがないように、大人たちがちゃんと見守る必要があります。
シーズーのおとなしい性格は、年配の方にもおすすめです。
確かに散歩が必要な犬種ではありますが、1度の散歩自体、長時間歩く必要がないので、年配の方の体力維持のためにもシーズーは一役買いそうです。
また、小型犬なので室内で動き回るにも小回りが利きます。そのため、一軒家でもアパート、マンションでもどういう環境にも対応ができます。
最後に、留守がちなお宅の場合です。
シーズーは人が大好きで、常に人といたがります。
毎日、長時間の留守番を強いる環境では、シーズー自体ストレスが溜まり、問題行動を起こす場合があるので、注意が必要です。
シーズーのペットサロンを選ぶコツ
数多くあるペットサロンの中から、どのペットサロンに行こうか、飼い主なら必ず悩みますよね。今回はペットサロンを選ぶポイント4つご紹介いたしますので、ぜひ参考になさってください!
1.トリミング前のカウンセリングを大事にしてくれる
どんなカットをしたいかのリクエストを聞いてくれることもそうですが、健康上の問題や性格、心配していること、犬が嫌がる行動などをあれこれ確認してくれるトリマーさんは、カットの技術だけでなく、犬を大切に扱ってくれている証拠です。
2. トリミングルームがオープン
トリミング風景を見せられるということは、隠していることはないということ。
ペットサロン自体、自分たちの仕事に自信を持ってやっているということがわかり、飼い主の私たちも安心できます。
3. ペットサロンが清潔
新しい・古いというより、清潔かどうかが重要になります。
店内に入ってすぐ犬の臭いがしたり、どう見てもガサツなトリミングルームだと、衛生的に感染症とか大丈夫か不安になります。
店内が清潔だと、細かいことにも気配りできている場合が多いのでポイントが高いです。
4. トリマーさんの対応が犬にも人にも優しい
飼い主にはいい顔をして、楽しそうに会話をするけど、犬には話しかけず無言でトリミング。
必要以上に犬に話しかける必要はありませんが、人の感情に敏感な犬は、トリマーさんが冷たくビジネスライクであれば、トリミングに慣れていない犬は緊張し始めます。
できれば、人にも犬にも優しく接してくれるペットサロンを選びましょう。
この記事のまとめ
- シーズーは小型犬になります。
- シーズーの性格は人懐こく甘え上手!時々頑固なので要注意です。
- シーズーはダブルコートの長毛種で、毛色は、ブラック&ホワイト、ゴールド&ホワイトがほとんどで、珍しい毛色として単色やパーティーカラーがあります。
- シーズーのしつけで大事なのは、とにかく基本は褒めることです。また、噛み癖をつけないために、甘噛みの段階でやめさせることがポイントになります。
- シーズーのお手入れの基本はブラッシングにあり。また定期的にトリミングをしなければひたすら被毛が伸び続けてしまいます。
- シーズーの注意したい病気は耳(外耳炎、中耳炎)、皮膚(膿皮症)、目の病気(結膜炎、角膜炎)になります。
- シーズーはどんな人にでも飼え、どんな住居環境でも飼うことができます。
シーズーについてさいごに
シーズーは、毎日のブラッシングや、定期的なトリミングなど、手のかかる犬種の部類に入ります。
でも手をかければかけるほど、愛情が湧くのも事実で、シーズーもまた、お世話されることで、飼い主さんを日々信頼していき、その様は簡単に見ることができるくらい、シーズーは優しく愛情を返してきてくれます。
いつの日か、目で会話できるくらいの信頼関係が生まれたら最高ですよね。
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