獣医師が解説する犬の白内障  〜原因、診断、治療法について〜


ピレノキシン(商品名:ライトクリーン、カタリンK、カリーユニ)点眼

水晶体の水溶性蛋白の変性等を抑え、水晶体の透明性を維持させることにより白内障の進行を抑制する点眼。
目が真っ白になってしまってる場合は効果なく、適応外。

グルタチオン(商品名:タチオン)点眼

白内障では、その発症に先立って水晶体中のグルタチオン 量の減少や、水晶体中でのグルタチオン合成酵素の活性低下が立証されており、グルタチオンの投与により白内障の発症 を防止したり、進行を防止出来ることが報告されています。
その他、角膜上皮の修復にも用いられる点眼薬です。

Nアセテルカルノシン(商品名:ドッグクララティル、C-nac)点眼

Nアセテルカルノシンは、点眼後、天然のカルノシンに変わり天然酸化防止を促進します。

その結果、水晶体の酸化を抑制し、目の水晶体の濁りを抑制するとされています。

 

犬の白内障 外科的治療

犬の白内障の治療の主体となるのは、やはり外科手術となります。

ただし、手術の前には精密な検査が必要で、進行性網膜萎縮などがある場合は手術適応外になりますので注意が必要です。

また、糖尿病、クッシング症候群、腎不全、肝不全、心不全などが認められる場合はきちんと術前にコントロールしておくことが重要です。

手術後は頻回の点眼が必須ですので、点眼がおうちで困難な場合などは手術が難しいこともありますので、獣医師とよく相談して下さい。

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