シベリアンハスキーの基本情報や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

シベリアンハスキー

そして、シベリアンハスキーの男の子はさらにそんな性格に輪がかかり、人懐こい性格のシベリアンハスキーが多いです。

シベリアンハスキー女の子・性格の特徴

シベリアンハスキーは基本的には神経質な犬種ではなく、とても扱いやすい、喜怒哀楽がわかりやすい犬種になります。

ただシベリアンハスキーの女の子は、やや男の子に比べ、気難し屋が多いようです。

そして、気が強いのが特徴になります。

シベリアンハスキーはおしゃべり?!

シベリアンハスキーは、犬ぞりをしていたこともあり、飼い主と意思疎通を取ることに長けています。

きちんとしつけをし、主従関係が築けていればなおさら、その意味がわかるでしょう。

アイコンタクトだけではなく、最近ではyoutubeなどでおしゃべりをするシベリアンハスキーや、明らかに飼い主さんと会話が成立しているシベリアンハスキーを見ることができます。

ここまで表情豊かに喜怒哀楽を表現できる犬も珍しいように思えます。

シベリアンハスキーの飼い方・しつけ

シベリアンハスキーは大型犬なので、外飼いでもOKかと思われがちです。

無理ではありませんが、夏の暑さに弱いのと、日頃のコミュニケーションをとることなどを考えた場合、室内飼いをおすすめします。

シベリアンハスキーのしつけに対する心得

シベリアンハスキー

シベリアンハスキーは性格上、しっかりと主従関係ができた相手じゃないと、言うことを聞かない傾向があります。

犬ぞりの名残で、生き残るため、自分で判断して動くことができる犬でもあります。

飼い主さんが何度も辛抱強く、できるまで繰り返す気力が必要なのと、絶対叱らないことです。

また、運動不足だとシベリアンハスキーにストレスだけ溜まっていき、集中力がなくなってしまうので、運動である程度疲れさせることも大切です。

愛情深く接することと、スキンシップを取り、話しかけることで絆を深めることができます。

シベリアンハスキーは、決して物覚えが悪い犬ではありません。

覚えないのは、教える人間に原因があると言うことをわかってください。

シベリアンハスキーのトイレトレーニング

まずは、シベリアンハスキーを家に迎えた瞬間から、トイレトレーニングは始まります。

効果的なトレーニングとして、基本的にトイレを覚えるまで、サークル暮らしをしてもらいます。

そのため、ある程度の大きさのサークルを準備し、そこにベッド、お水、トイレを設置します。
できれば、トイレ以外にもトイレシートは多く敷くことをおすすめします。

まずは、犬が排泄のそぶり(その場の匂いをクンクン嗅ぐ・その場を回りだす)を見せたら、「ワンツー、ワンツー」などの合図をし、広く敷いたトイレシートのどこかで排泄をしたら、とにかく褒める!この繰り返しです。

ある程度成功率が上がってきたら、トイレシートを減らし、失敗したら増やすを繰り返します。

この時、間違っても失敗に対して叱ってはいけません。
失敗に対しては黙って無視です。
成功した時だけ、かなり大げさに褒めまくります。

シベリアンハスキーはトイレの感覚を足で覚え、そこですると褒められて嬉しいという具合でトイレを理解していきます。

また、シベリアンハスキーはとてもキレイ好きなので、排泄後はその都度シートを換えましょう。

シベリアンハスキーのいたずらをやめさせたい!

シベリアンハスキーは、何にでも興味を示し、私たちでは思いつかないようないたずらをすることがあります。

些細なことなら笑って許せても、大きな体のシベリアンハスキーがするいたずらは、部屋中が嵐の後のようになることもあります。

平和に犬と共存するために、いたずらをさせないという風にすることはとても大切になります。

まず、なぜシベリアンハスキーがいろんないたずらをするかというと…

  • 運動不足でヒマ
  • 飼い主に十分遊んでもらえていない
  • 自分用のおもちゃがない
  • ただひたすら好奇心旺盛

などが考えられます。

それらを踏まえて考えると、

私たちができる対策として、

  • 毎日適度な運動をさせ、ストレスを溜めさせない。
  • 十分、スキンシップを取る。
  • 犬用のお気に入りおもちゃを与える。
  • シベリアンハスキーが興味を示すようなものを、手の届くところに置かない。

などを実行します。

あとは、いたずらはした後に叱っても意味がありません。

現行犯逮捕することが最大のポイントになります。

いたずらしているその最中に、大声で「ダメっ!」と叫び、驚かせます。

そして、咥えたものを口から離させます。(誤飲予防のため、無理には取り上げず、別に注意を逸らして奪います。決しておやつでは誘わないでください)

その後しばらく無視をして、いたずらすると遊んでもらえないと学習させます。

シベリアンハスキーの散歩の仕方と頻度

シベリアンハスキー

シベリアンハスキーは毎日、相当量の運動を必要とします。

しつけをする上でも、散歩や運動をして、ある程度の体力を消耗させてあげ、ストレスが溜まらないようにしてあげることが必要です。シベリアンハスキーの必要以上ないたずらや問題行動は、運動不足から起こることが多いです。

散歩の頻度:1日2回、1回につき1〜1時間半 夏場は時間を考え早朝か遅い時間、涼しくなってから行くようにします。

また、散歩だけの運動だとやはりたりません。

月に何回かは、大型犬も行けるドッグランや、犬連れOKな山道をロングリードで歩かせるなど必要です。

シベリアンハスキーのお手入れ

シベリアンハスキーは寒いシベリア出身だけあり、かなり豊かなダブルコートの被毛を持っています。

普段から抜け毛も多いですが、換毛期は相当量の抜け毛が発生します。

他の犬種に比べても、断トツ抜け毛が多いと言われます。

シベリアンハスキーのブラッシング

シベリアンハスキーは紹介したように、抜け毛がかなり多い犬種ですので、毎日のブラッシングは必須でしょう。

フサフサの被毛は、ホコリやゴミ、散歩の時に落ち葉や虫だって絡めキープしてしまいます。

ノミやダニの予防をしていても、100%つかない保証はありません。

特に換毛期は、日に2回ブラシングしても抜け毛が豊富に出てきます。

シベリアンハスキー

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2月 8th 2018

ブラッシングのコツ

ブラッシングのコツ
  • スリッカーブラシを使い、ちゃんと根元から皮膚に対して、平行に梳かす。
  • 毛玉があった場合は、無理に梳かさず、毛玉を手でほぐしてからブラシで梳かす。
  • 仕上げはコームで被毛の流れを整えます。

シベリアンハスキーのトリミング

シベリアンハスキーにトリミングは必要ありません。

暑そうだからと言う理由で、サマーカットにすることはご法度です。

確かに、日本の夏は、シベリアンハスキーにとっては過酷な環境です。

ただ、ダブルコートであるには理由があり、紫外線から皮膚を守るためだったりするのです。

紫外線によるダメージは人だけではありません。

犬用の日焼け止めもある中、サマーカットをし、皮膚にガンガン紫外線が当たるのは、皮膚疾患に直結しますので、おすすめしません。

シベリアンハスキーの臭いとシャンプー

シベリアンハスキーはオオカミのようなルックスから、獣臭を想像しますが、実際は他の犬種よりも臭いは少なく、なおかつキレイ好きなのです。

もし、そんなシベリアンハスキーの臭いが気になるときは、口臭や耳の臭いをチェックしてみましょう。

炎症が起きていれば、そこから異臭がします。

体臭は気にならない犬種としても、定期的なシャンプーをしてあげないと、やはり臭ってくるのと、皮膚の清潔を保てず、皮膚炎を招いてしまいます。

シャンプーの頻度:月に最低でも1回

被毛が豊富なので、被毛の奥までシャンプーやコンディショナーの洗い残しがないように、十分にすすぎをしてください。

そして、肝心なのがドライヤーで根元から完全に乾かすことです。
表面だけ乾いて中が湿っていると、なかなか乾かず、皮膚炎の原因になります。

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8月 31st 2018

シベリアンハスキーの歯磨き

歯磨きトレーニングは、子犬の頃から始めます。

シベリアンハスキーの歯磨きステップ
  1.  口の中を触っても、嫌がらないようになることが基本です。
  2.  歯ブラシを自由に噛ませて慣れさせます。
  3.  歯磨きペーストの味に慣れさせます。
    手を使い、歯に塗ってみます。
  4.  歯ブラシに歯磨きペーストをつけ、歯ブラシ開始です。

犬は口の中を触られるのが大嫌いなので、簡単にマスターは無理ですが、何回も試すことで必ず慣れます。

ポイントは諦めないこと!

また、歯磨きシートや歯磨きガムと併用すると効果大です。

シベリアンハスキーの注意する病気

シベリアンハスキー

シベリアンハスキーの注意する病気 その1 目の病気

シベリアンハスキーは目の疾患にかかりやすいといわれています。

特に、白内障や緑内障、ぶどう膜炎などに注意が必要です。

どの目の病気も初期では分かりにくいですが、進行してくると、目が充血したり、手で掻く仕草をしだします。

いつもとちょっとでも違うと感じたら、病院へ行きましょう。

また、目の検診を受けることも有効です。

病院

獣医師が解説する犬の目やに  〜原因、診断、治療について〜

2月 8th 2018

シベリアンハスキーの注意する病気 その2 股関節形成不全

シベリアンハスキーに限らず大型犬に多い病気です。

腰を振って歩いたり、足を痛がる素振りを見せたり、引きずることで気付きます。

先天性の場合がほとんどで、その場合、予防は不可能です。

この病気は軽症の場合は鎮痛剤などの対処療法とともに、太らせないような健康管理で様子を見ます。

重症の場合は、手術適応です。

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