日本スピッツの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

スピッツ

日本スピッツの基本情報

日本スピッツの基本情報① 原産国

日本

日本スピッツの基本情報② 被毛

白の長毛 ダブルコート

日本スピッツの基本情報③ 大きさ

体高 30~38cm 平均体重9~11kg

日本スピッツの基本情報④ 平均寿命

11~13歳

日本スピッツの基本情報⑤ 価格相場

9万円~27万円

日本スピッツの歴史

時間

日本スピッツは数少ない日本原産の犬

日本スピッツの由来については明確ではないことが多く、1920年代に国内に入ってきた「ホワイトスピッツ」と呼ばれていた犬が祖先犬だと言われています。

白いジャーマンスピッツやアメリカン・エスキモー・ドッグなどの白いスピッツ種の犬を掛け合わせて白い小型の犬に固定化したものとされています。

サモエドも交配されているという説がありますが、定かではありません。

一時は爆破的なブームに!

戦争中は一時的な飼育数・繁殖数が激減するものの、日本スピッツ愛好家による繁殖は続けられ後に洋犬がルーツの日本原産の犬として大ブームを起こす基盤が出来上がっていきます。

日本スピッツは戦後の高度成長期には爆発的なブームとなり、一躍人気犬となり、あちこちの家庭でスピッツの姿を見るようになりました。

日本原産の犬では小型犬の狆(ちん)も人気でしたが、狆が室内で飼われることがほとんどであったのに対し、日本スピッツは屋外で番犬として飼われることがほとんどでした。

スピッツブームの終焉

大ブームとなることで乱繁殖が始まり、日本スピッツの数が急激に増加していきました。

しかし繊細な日本スピッツの性質の知識不足で飼育することにより「よく吠えてうるさい犬」というレッテルを貼られ、日本スピッツのブームは短期間で終焉を迎えることになりました。

現在も日本スピッツ愛好家の間では根強い人気

しかし現在も日本スピッツがいなくなったわけではなく、愛好家の間では根強い人気があり、今は無駄吠えが少ない穏やかな性格になっています。

日本スピッツの特徴

スピッツ

日本スピッツの特徴① 毛色は白一色

日本スピッツの特徴は何と言っても純白のもこもこの毛並みでしょう。
尻尾はくるりと巻かれていて飾り毛があります。

毛の長さは長毛で、走った時などに風に揺れる様子が美しく魅力的です。

日本スピッツの特徴② 耳は立ち耳

耳はピンと立った三角の立ち耳をしています。
目は黒くて大きくアーモンド形をしていて、とても愛嬌のある表情を作っています。

日本スピッツの特徴③ 体の大きさ

小型の犬ではありますが、昔の日本では外飼いをされていたことがほとんどで、当時の家庭犬としては小型ということであり、今の小型犬と比べると大きめです。

体重は9~11kg位、体高は35cm前後のことが多く、個体差はありますが現在の基準では中型犬に分類されます。

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日本スピッツの価格相場と入手方法

日本スピッツは以前でしたら、あちこちの家庭で見かけたものですが、最近はチワワやトイプードルなど小型犬の人気で、見かけることが少なくなりました。

しかし最近は以前より穏やかになり無駄吠えも少なくなった日本原産のスピッツを飼ってみたいと思う人も多いでしょう。

日本スピッツを飼いたい場合、どこで入手すれば良いのか考えてみましょう。

日本スピッツの販売価格

日本スピッツの子犬の販売価格は9万円位~20万円を超える犬まで、とても幅広いです。

価格にはそれなりの理由がありますので、なぜその価格になっているのかを納得してから購入するようにしましょう。

日本スピッツの価格に最も影響するのは「血統」です。
その他にもメスよりもオスの方が安く、月齢が高くなってくると安くなっていく傾向があります。

子犬を選ぶ際には、価格だけでなく毛並みはどうなのか、元気はあるかなどもきちんとチェックしておくようにしましょう。

一旦迎えたなら、一生家族として一緒に暮らしていく覚悟で、衝動買いは避けるようにしたいですね。

日本スピッツの入手方法① ペットショップ

ペットの頭数が多く、たくさんの種類の犬種を取り扱っている大型のペットショップには、日本スピッツを展示販売しているお店も多いです。

ペットショップは一番身近であり直接犬を見ることができるので、入手方法としては一番手軽だと言えるでしょう。

日本スピッツの入手方法② ブリーダー

純血の日本スピッツを手に入れたい場合は、やはりブリーダーを訪ねるのが一番です。

日本スピッツのブリーダーは、それほど多いとは言えませんが、日本国産のスピッツを大切に育てているブリーダーのところにいる犬は元気で人懐っこい犬が多いです。
わからないことも、いろいろと教えてもらえるので安心して迎えることができます。

事前に必ず犬舎を見学して、子犬だけでなく親犬の様子もチェックするようにしたいですね。

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日本スピッツの入手方法③ 里親として引き取る

飼い主と離れざるを得ない状況になり、新しい飼い主を探している犬たちが全国にはたくさんいます。
日本スピッツも決して数は多くはありませんが、新しい飼い主を探している犬たちがいます。

里親として日本スピッツを引き取りたい場合は、しっかりとした決意を持って、日本スピッツを迎えてください。

購入費用は発生しないことがほとんどですが、里親として迎える場合には子犬はほとんどいないということを覚悟しておきましょう。

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