日本スピッツの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

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それでも日本スピッツを里親として引き取るということは、一匹でも行き場をなくして犬を救うという大きな意味がある行動です。

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6月 30th 2018

日本スピッツの性格や気質

スピッツ

無駄吠えが多いって本当?

日本スピッツはかつて日本で大ブームを起こしたほどの人気犬でしたが、いつしか「よく吠えてうるさい犬」という悪い評判が広まってしまい、人気がなくなってしまいました。

日本スピッツは警戒心が強く、大きい音などに敏感に反応することがあります。
昔は日本スピッツを飼育する環境はほとんどが屋外でした。
繊細な日本スピッツが一日中屋外で暮らすのはかなりのストレスで、大きな音がすることがあると、どうしても吠えてしまうことが多くなります。

しかし飼育環境さえ繊細な日本スピッツに合っていれば、それほど無駄吠えをすることはありません。

最近では特に穏やかな犬へと改良が進んでいます。

活発で人懐っこい性格

本来の日本スピッツは活発で遊び好き、好奇心旺盛で人懐っこい性格をしています。
騒がしい屋外で一日中番犬として飼育するということでなければ、とても飼いやすい犬と言えるでしょう。

物覚えは良いのですが、甘やかしすぎるとわがままな性格になってしまうことがあるので注意しましょう。

オスとメスの性格の違い

日本スピッツのオスは、メスに比べて甘えん坊でやんちゃな傾向があるようです。
一方でメスの日本スピッツは、オスより穏やかで落ち着いた性格をしています。

日本スピッツの飼い方・しつけ

夜,犬

日本スピッツの飼い方・しつけ① 無駄吠えをする犬にならないように

日本スピッツは物覚えが良いので、しつけはしやすい犬ですが、甘やかしすぎるとわがままになってしまう面があります。

甘やかすことによって、本来の無駄吠えをしやすいという面が出てしまうことがあるので、無駄吠えをしないようにしっかりとしつける必要があります。

無駄吠えをしてしまった時は、うるさいからと要求に応えないようにすることが大切です。
吠えると要求に応えてもらえることがわかると、ますます吠えてしまうようになります。

日本スピッツの飼い方・しつけ② トイレのしつけは?

もともと外で飼われていることが多かった犬なので、散歩の時にトイレも済ましてしまうようにしつけるのなら、それでもいいですが、天候が良くない時や高齢になった時、体調が良くないときのために部屋のトイレで用が足せるようにしつけておくことは大切です。

物覚えが良いので、場所さえしっかりと固定しておけば、トイレの場所を覚えてくれることでしょう。

排泄の素振りを見せたら、トイレに誘導してあげて場所を覚えさせましょう。
初めのうちはトイレに自分の臭いをつけておくと、わかりやすいかもしれません。

失敗しても叱らないで、うまくできたら、思い切りほめてあげましょう。

日本スピッツの飼い方・しつけ③ 散歩はどうすれば良い?

日本スピッツは活発で遊び好きな犬なので、毎日の散歩は欠かせません。
毎日2回、30分ほど散歩で運動させてあげるようにしましょう。

運動することで肥満防止になるだけでなく、ストレス解消にもなるので無駄吠えを防ぐこともできます。

暑さに弱いので、暑い時期の散歩は時間帯を涼しい時にするようにしましょう。

日本スピッツの飼い方・しつけ④ できるだけ室内飼いで!

ブームの頃の日本スピッツは屋外で飼われていたことが多く、警戒心が強く神経質な日本スピッツはどうしても吠えることが多くなってしまいます。

現在の日本スピッツは穏やかになり、無駄吠えも少なくなっていますが、繊細な犬であることには変わりはありませんので、できるだけ室内で飼育するようにしてあげましょう。

室内飼いにすることによって、日本スピッツのトレードマークである白くて美しい被毛が汚れることを防ぐこともできます。

活発で甘えん坊の面もあるので、室内にいてもスキンシップの時間は多く取ってあげるようにしたいですね。

日本スピッツのお手入れ

日本スピッツのお手入れ① 抜け毛のケア

日本スピッツの被毛はダブルコートです。
ダブルコートの犬の特徴は抜け毛が多いということです。

日本スピッツは抜け毛もかなり多いですので、特に春と秋の換毛期の抜け毛のケアは念入りに行う必要があります。

抜け毛を放置していると皮膚炎を起こすことがありますので、毎日のブラッシングは必須になります。

日本スピッツのお手入れ② 白い毛を守るためのシャンプー

日本スピッツの最大の特徴である白くて美しい被毛は、手入れをしないとなかなか守ることはできません。

日本スピッツは体臭がそれほど強くありませんが、定期的にシャンプーをしないと白い毛も徐々に汚れが目立ってきます。

日本スピッツは体が少し大きいので、暴れん坊の犬の場合はシャンプーをするのも大変になることがあります。

子犬の時から慣らしておくと暴れずにシャンプーできることも多いのですが、どうしても手こずる場合は、ペットサロンなどプロに任せるのもいいでしょう。

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