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それが日常化してしまうと、皮膚を傷つけ炎症を起こす原因になってしまいます。
犬が掻いたり舐めたりする行為は、言ってやめてくれることはありません。
そこで皮膚をガードするために使えるのが部屋着なのです。
すでに炎症を起こしているのであれば、薬を塗った上に部屋着を着せてあげると、掻いたり舐めたりできないので、治りも早いでしょう。
手術後などの患部を守る
掻きむしりのメリットと重複する部分がありますが、手術後の患部を守ることにも効果があります。
手術後というと、エリザベスカラーというのが定番ですが、嫌がる犬がほとんどですよね。
歩きにくい、水を飲みにくい、寝にくい、など、犬が言葉を話せたら不満のオンパレードではないでしょうか。
部屋着を着せることで、その全てが解決します。
わざわざエリザベスカラーを装着しなくても、患部さえ触れないように保護できれば、患部は安全です。
シニア犬の介護やケアに
どんなに元気な愛犬も、いつかシニアと呼ばれるライフステージに立ちます。
体力がなくなってきて、寝る時間が長くなったり、排泄もままならなくなるかもしれません。
寝たきりになったときには床ずれの心配があり、排泄物で体が汚れてしまう可能性もあります。
そんなときに介護用の部屋着を着せることで、床ずれを緩和したり、汚れから守ってあげることができます。
また部屋着を着せていることで、万が一汚れてもシャワーをする必要もなく、着替えをするだけなので、シニア犬の負担になりません。
蚊から守る
愛犬のフィラリア予防をしていても、蚊に刺されないわけではありません。
犬も蚊に刺されると患部が痒くなります。
ペットがいても安全といわれている蚊取りマット(リキッド)もありますが、それらを使いたくない、もしくは更なる予防が欲しいときに部屋着を着せ、被毛の露出をカバーすることができます。
部屋着はどんなものがおすすめ?
部屋着は外出時に着る洋服と違い、ある程度の長時間着る洋服になります。
そのため、部屋着を選ぶポイントは外出着とは少し違います。
ポイントとしては、
- 肌触りがよく柔らかい素材
- 綿など天然素材がベター
- 柔軟性のあるロンパースやカバーオール
- リボンやファスナーなど装飾品はNG
長時間着るものは、着心地の良さで選ぶのが重要なポイントになります。
手足を含め、全身をカバーするロンパースやカバーオールは優しい素材のものを選ぶことで、全身を保護でき寝返りや食事の時にも邪魔になりません。
硬い素材や装飾が多いものは、犬の自由に動きたい欲求の妨げになってしまい、ストレスを溜めさせる原因になるので避けるようにしましょう。
続いて、おすすめしたい部屋着をご紹介いたします。
長袖タイプの部屋着「Jekyll Egg-ジキルエッグ ボーダーロング袖」
リブ素材なので伸縮性バツグン♪