梅雨の時期に起こりやすい犬のトラブルと、愛犬と快適に過ごす方法

梅雨時期は天候によって、お散歩やドッグランに連れていくことができず、愛犬は運動不足になりがちです。

少しでも運動不足を解消し、ストレスを溜めないようにしてあげたいですよね。

そこで、室内でできる運動解消遊びをご紹介いたします。

室内ミニアジリティごっこ

ドッグランによっては、本格的なアジリティがあります。

大きさや規模によっては、小型犬には少し利用が難しい場合がありますが、室内用のアジリティセットがあります。

それであれば坂を上がったり下がったり、障害物をくぐったりと室内でも十分、運動をすることが可能です。

またわざわざセットを買わなくても、ダンボールをDIYすることで、小型犬であれば十分運動になります。

おもちゃを使ってしつけトレーニング

おすわり、ふせの動作は、足腰の運動として最適です。

お気に入りのおもちゃでおすわり、ふせをさせ、おもちゃを投げて持って来させるという遊びは、しつけトレーニングと運動を同時にすることができます。

水が好きな小型犬ならお風呂でプール

だいたいの犬は水が苦手なので、みなさんの愛犬が水好きであれば、プールにぬるいお湯を張り、その中におもちゃを入れたりして、水の中で遊ばせる方法もあります。

水の中での運動は重力が軽くなる分、足腰に負担がかからず効率的に運動することができます。

愛犬の熱中症に注意

ケアンテリア,犬

犬にとって快適と感じるのは、気温22度、湿度50~60%です。

それを超えてしまうと、熱中症になる確率が上がっていきます。

熱中症にはレベルがあり、熱中症になってしまった場合、初期の段階で気づいてあげることが重要です。

初期の症状

  • はぁはぁと息が荒くなります(パンティング)
  • よだれが増える
  • 元気がなくなる
  • 目が充血
  • 耳の内側が赤くなる
  • 口内の粘膜の赤みが強くなる

中期の症状

  • 呼吸が浅くなる
  • 体温が40度を超える
  • 脈が速くなる
  • 下痢や嘔吐
  • ぐったりして場合により痙攣を起こす

末期状態

  • 酸欠状態になり、チアノーゼ(下が真っ青)になる
  • 意識がはっきりしない
  • ショック状態

対策

気温が高い日のお散歩は避けるようにします。

水分補給をまめにし、日陰を歩くように心がけましょう。

ただの数分でも、愛犬を車中に残すことは絶対にしないようにしてください。

そして、室内でも安心はできません。

湿度が高いときには、除湿機を使ったりエアコンをドライモードにしたりしましょう。

特に、愛犬にお留守番をさせるときの室温と湿度に気をつけ、状況によってはエアコンをつけっぱなしで出かけるようにしましょう。

犬用の洋服で熱中症対策をする

人間と同じように、犬にも薄手の洋服を着せてあげると、身体を紫外線や直射日光から守ることができ、熱中症対策になります。

ロンパースタイプの洋服であれば、着せるだけで広い範囲を被ってくれて、草むらの汚れや虫の対策にもなり、一石二鳥です。

また撥水加工のロンパースであれば、梅雨時期の散歩でも濡れたり、泥跳ねから被毛を守ることができます。

おすすめの犬服「アクティブロンパース」

柔らかくよく伸びる薄手の生地なので、脱着がしやすく、洋服を着るのが初めての犬でも違和感なく着ることができます。

また全身を覆うため、汚れや紫外線から皮膚を守れ、生地が薄いのでオールシーズン着用できます。

「アクティブロンパース」

最後に

梅雨の時期などは、人間の私たちでも体調を崩しがちです。

愛犬の体調の変化にすぐに気がつけるように、普段からよく観察する習慣をつけておくと、いざ愛犬になにかあっても早い段階で気づいてあげられます。