基本的に寝言は浅い眠りの時に起こるといわれているので、体調が悪く、深い眠りにつけないということも考えられます。
いつもと寝言の様子が違うようなときは、一度獣医さんに診てもらうことをおすすめします。
犬が睡眠時、寝言を言いながら、いびきをするのは大丈夫?
犬の寝言は問題ありませんが、いびきは問題ありの場合が多いです。
特に、短頭種といわれるマズルの短い犬は注意しなければいけません。
(短頭種の犬には、フレンチブルドッグ、シーズー、ボストンテリア、ボクサー、キャバリアなどがいます)
もともと短頭種の犬は、呼吸がしにくい体型をしています。
いっぱい頑張って酸素を取り込もうと息をするので、常に呼吸筋をフルに使っています。
そのため、筋肉が疲労してしまい、やがて、機能しなくなるという状態になってしまうことがあります。
これには肥満の問題なども関係してきますが、睡眠時にいびきがあったり、呼吸音が苦しそうにガーガーしているようであれば、早期のうちに、獣医さんの診断を仰ぎましょう。
また、短頭種に限らず、気管虚脱(何かしらの原因で器官が潰れてしまうこと)や鼻の病気にかかっている犬も、いびきが目立つ場合があります。
いずれにしろ、今までしていなかったのに、突然いびきをするようになった場合は、念のため、病院へ行くことをおすすめします。
犬が睡眠時、寝言を言いながら痙攣するのは大丈夫?
犬が突然、寝言を言いながら痙攣したらビックリしますよね。
病気かどうか心配になりますが、多くの場合、夢を見ていての動作ですので問題ありません。
子犬の場合の痙攣は?
子犬の場合、夢を見ていて起こる痙攣に加え、子犬は毎日すごいスピードで成長しています。
睡眠中でも常に脳から全身にシグナルが送られていて、それが刺激となり痙攣することがあります。
心配になって起こしてしまうと、成長の妨げになりますので、そっと見守ってあげましょう。
犬の病的な痙攣
睡眠中の夢を見ていることから起きるけいれんは、ピクピクという、優しい痙攣になります。
これがもっと、明らかに激しく痙攣をしたり、体が硬直したように、ピンと伸ばしたりした引き付けを起こすような場合は、てんかんや脳の病気の場合が考えられます。
そういう症状があった場合は、早急に病院へ急ぎましょう。
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