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犬の鼻がいつも濡れている理由
犬の鼻はいつも濡れていますよね。
実はそれには2つ理由があるのです。
犬の鼻が濡れている理由1. 犬の嗅覚をキープするため
犬の嗅覚はとても鋭いですよね。
人の100万倍も嗅覚が優れているなんていわれるのが、犬ご自慢の「鼻」です。
犬の鼻が濡れているのは、その方が、空気中の匂いを取り込みやすいので、鼻の嗅覚を鋭敏にしておくために、必要不可欠なことになります。
また、鼻が湿っていることで、風向きを正確にキャッチし、様々な匂いがどこから来ているか、簡単にわかるといわれます。
犬の鼻が濡れている理由その2. 体温調整
犬の鼻が濡れているのは、外側鼻腺という分泌腺があり、そこから出る分泌液と涙腺から出る涙が合わさったものが、鼻を湿らせています。
そしてその分泌液は、運動後など体温が上がった場合、およそ40倍も増えることから、犬の熱放散の役割もしていると考えられています。
要は、人でいう汗のような働きもしているわけです。
犬の鼻が乾燥しているときは何に注意する?
常に濡れているイメージの犬の鼻ですが、注意してみると、たまに乾燥していることがあって、あれ?と思うことがあります。
犬の鼻が乾いているのには4つ理由があります。
犬の鼻が乾燥している理由1. 寝起きか眠いとき
犬の睡眠中や寝起きの時は、犬は嗅覚を敏感に働かせる必要がないため、自然と鼻は乾燥しています。
それでも問題はありません。
また、眠いときも敏感にクンクンする必要がないので、乾いていることがありますが、こういった場合は特に心配する必要はありません。
犬の鼻が乾燥している理由2. 水分不足による乾燥
家の中が乾燥していたり、犬自身があまり水を飲まないでいると、全身が水分不足になり、鼻が乾燥してくることがあります。
特に夏などは、意識して犬にも水分を取らせないと、熱中症になってしまうことがありますので、水分不足による鼻の乾燥には気をつけましょう。
犬の鼻が乾燥している理由3. 病気
犬が何かしらの病気で発熱がある場合、鼻が乾燥します。
また、アレルギー症状からも鼻が乾燥することがあります。
病気やアレルギーを起こしている場合は、鼻の乾燥以外に、食欲不振、下痢や嘔吐、とにかくグッタリ横になっていたり、体を痒がるなどの症状があることが多いです。
鼻が乾燥していると気づいたときは、それ以外の症状がないか観察をして、病院へ連れて行くようにしましょう。
犬の鼻が乾燥している理由4. 老化現象
人も年をとると、肌が乾燥してカサカサしがちになります。
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