考えられる病気は、以下の通りです。
◆膝蓋骨脱臼
小型犬に多い病気で、膝のお皿が外れる脱臼です。
症状が軽い場合には自然に治るのを待ちますが、重度なの場合には手術が必要になることもあります。
◆椎間板ヘルニア
姿勢や動きを支えるための椎間板が損傷して起こる病気です。
椎間板ヘルニアになると、神経麻痺となり足を引きずるといった症状から重症になると自力で立ち上がれなくなることや半身不随などになります。
軽症であれば、投薬治療と安静にすることで症状が改善されることがありますが、症状が重い場合には、手術が必要となり手術後には長期的なリハビリ治療が必要となります。
◆関節炎
関節炎とは、骨と骨のつなぎ目の関節が炎症を起こす病気のことです。
別に病気によって関節炎が起きている場合が多く、その病気への治療が施されます。
犬が抱っこを痛がる原因に病気が疑われる場合には、早急に動物病院で診察してもらうようにしましょう。
犬が抱っこを痛がる時の原因②
~抱っこの仕方が悪い~
犬が抱っこをして痛がる原因が病気でない場合には、抱き方に問題があるのかもしれません。
強引に抱っこしていたり、犬の体を圧迫していたり、手足が変な方向を向いていたりしていませんか?
このまま間違った抱き方を続けると、抱っこ嫌いになってしまうどころか、ケガをしてしまう可能性もありますので、早急に抱き方を見直してみましょう。
犬が抱っこを痛がる時の原因③
~仮病~
犬は飼い主に構ってほしいなどの理由から、仮病を使って「キャンッ」と鳴くことが稀にあります。
痛いふりをして飼い主の気を引こうとしているのです。
実際にその時には、犬がなぜ鳴くのかを判断することは難しいかと思いますが、他の原因が考えられない場合には、仮病を使っているかもしれません。
あまりにも頻繁に仮病を使うようであれば、飼い主への依存性が高いことや分離不安などの精神疾患の疑いも考えられるので、慎重に接してあげましょう。
“
コメントを残す