【動物看護士が解説】犬の妊娠期間はどのくらい?妊娠期間の症状や注意すること

犬,ラブラドール

犬の妊娠期間はどのくらい?

犬の妊娠期間は、交配をした日から数えて約63日です。
約2ヵ月と少しで出産ということになりますので、人の十月十日と比べるとかなり短い妊娠期間と感じられるでしょう。

交配日を把握することは、出産予定日の大体の目安がつくので大切なことになります。
しかし、中には望んでいない妊娠であったり、知らない間に妊娠していたりすることもあり、お腹が大きくなるまで気づかなかったという飼い主さんもいます。
大体の心当たりがあれば、そこから約2ヶ月ですが、心当たりが全くなければ出産予定日も把握しづらくなります。

人の妊娠期間には、妊娠初期、妊娠中期、妊娠後期とあるように、犬にもこの2か月間の中に妊娠初期、妊娠中期、妊娠後期があり、それぞれの期間によっての変化や注意点が少し変わっていきます。

計画的に望んで妊娠させた場合には、愛犬の妊娠初期から様子を見ていくことになるので、妊娠中の細かい時期ごとの変化や注意点を知っておくと、より良い妊娠生活を過ごさせてあげることができるでしょう。

 

犬の妊娠期間 初期

期間

妊娠初期は、交配日から3週目までの間です。

交配してから3週間ほどで、嘔吐や食欲不振などの人間でいうつわりのような症状が表れる犬がいます。
しかし、人間のように何か月も続くようなものではなく、続いたとしても数日で終わることが多く一過性のものなので様子を見ていても構いません。
何週間も続いたり、他の気になる症状が出ていたりすれば、動物病院に相談しましょう。

それまでは、特に変わった様子がみられることはまだありません。
またつわりのような症状がでる犬もいますが、全く何も無いという犬も多いので、この妊娠初期はストレスをかけずにゆっくりと通常通りの生活をさせてあげましょう。

 

注意点

散歩は、気晴らしやストレス発散にもなりますので行っても大丈夫です。
しかし、まだ、不安定な時期でもあるため、アジリティーや激しい運動などは控えましょう。
また、入浴やトリミングサロンなど、疲れやすいことも控えたほうがいいでしょう。

ドッグフードも妊娠中の栄養バランスが考えて作られているものがあるので、そういったものに切り替えたり、犬に多く必要なタンパク質が多めにとれるような工夫をしたりすることをおすすめします。

 

 

犬の妊娠期間 中期

期間

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