ごく微量しか含まれていないため、長期間に渡って過剰摂取しない限りは問題ないと言われていますが、念のため、関節や骨の弱い小型犬や老犬などに与えることは控えた方が良いかもしれません。
また、呼吸器系の疾患を持っている犬に与えることも控えた方が良いと言われています。
犬にピーマンをあげるときの注意点②
~与え過ぎないこと~
犬は元々野菜の消化吸収が上手に行えません。
与えすぎることによって、便秘や下痢、嘔吐の原因になってしまうことがあります。
初めてピーマンを与えるときには、ごく少量から与えて便や犬の様子を見ながら徐々に目安の量までで増やしていくようにしましょう。
また、ピーマンに含まれるβカロテンは、抗酸化作用や老化予防が期待できる栄養素ですが、犬の場合肝臓に蓄積してしまうと言われています。
継続的に大量に与えるようなことがない限りは問題ありませんが、ピーマンを与える際は量や頻度に気を付けるようにしましょう。
犬にピーマンをあげるときの注意点②
~アレルギーの注意~
個体によっては、ピーマンにアレルギー反応を示すことがあります。
食物アレルギーによる代表的な症状には、毛が抜けたり、皮膚が赤くなる、痒み、発疹などがあります。
このような症状を見つけたら、ピーマンを与えることはすぐに中断して動物病院で診察してもらいましょう。
また、初めてピーマンを与えるときにはアレルギー反応が出ないかも確認しながら、少量ずつ与えていくようにしましょう。
さいごに
ピーマンは、免疫力の向上や老化予防など犬の健康に嬉しい効果のある野菜です。
しかし、ピーマンなどの野菜は犬にとって必ず必要な食べ物というわけではありません。
犬が嫌がるようであれば無理に与えないようにしましょう。
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