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でも、アレルギー反応が起きるのは、この成分だけではありません。
実は、エビに含まれる「トロポミオシン」というタンパク質成分が時に、犬のアレルギー反応の原因になります。
たまに、人間でもエビアレルギーの人がいますよね?
それは大概、この「トロポミオシン」が原因なのです。
ただし、この「トロポミオシン」のアレルギーは、全犬に起きるとは言い切れず、どんなに食べても反応が起きない犬もたくさんいます。
逆に、少量食べてアレルギー反応が起きたり、今まで食べてOKだったのに、突然アレルギー反応を起こす犬もいるので、飼い主さんの観察が必要です。
まず初めてあげるときは、ほんの少しあげてみて、その後の反応を観察し、大丈夫なら、少し量を増やすというように、慎重にあげるようにしてください。
犬がエビにアレルギー起こしたときの症状は?
では実際、犬がエビを食べてアレルギーを起こしたとき、どんな症状が現れるかをご紹介します。
- 体を痒がる(口や手、指間など)
- 皮膚が赤くなる
- 下痢
- 嘔吐
などが主な症状になります。
皮膚などの反応は、食後すぐに起こることが多いです。
また、アレルギー反応が強く起こるときには、アナフィラキーショックを起こすことがあります。
この場合は、早急に処置をしないと命に関わりますので、急いで動物病院へ連れて行くようにしましょう。
さいごに
エビは、毎日取り入れたい必須な食べ物ではありません。
ただ、食べ物大好きな犬を飼っている飼い主さんにとっては、いろんなものをあげて楽しませたいと思うのも、親心ですよね。
まずは、アレルギーなど起こさないかどうか、少しずつ様子を見ながらあげて、たまにあげるご褒美食にしてみたらいかがでしょうか?
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