犬の足跡(肉球)から知る犬の特徴


犬と猫は住んでいた場所も環境も違うので、当然その足跡も違ってきます。

犬の足跡と猫の足跡の違いは肉球にあります。

犬と猫の肉球はどう違うのでしょうか。

犬の肉球がザラザラしている理由は?

犬の祖先のオオカミは雪の多い極寒の地域に住んでいたため、雪道や凍てついた道でも走れるように滑り止めのある丈夫で分厚い肉球を持っていました。

このことから、犬も季節や地面の状態にかかわりなく走り回れる強い肉球をしています。

犬の肉球の表面は、前にも述べたようにスパイク状の表皮乳頭があるためザラザラとしています。

犬は寒い地域で暮らしていたことから、肉球は動静脈吻合で血流を増やして体温の低下を防ぐことができ、表面の細かな突起で凍りついた地面も滑らずに歩くことができます。

また、犬の肉球は地面を走るときのクッションになるだけではなく、痛みや温度を感じる役目も果たしています。

猫の肉球がツルツルしている理由は?

猫の祖先であるリビアヤマネコは砂漠のような温帯地域で暮らしていました。

オオカミのように雪道や凍った地面を歩くことがないため、歩くことに不便がないことから薄くてツルツルした肉球になりました。

猫の肉球は犬よりも汗腺が発達しています。

薄くツルツルした肉球は犬の肉球より感覚が鋭く、微小な感触でも敏感にキャッチすることができます。

ツルツルした肉球は静かに獲物を狙うときの忍び足や、顔の手入れをするときなどにも便利に使うことができ、猫の生活において大きな役割を持っています。

足跡で分かる犬と猫の肉球の違い!

足跡だけを見ても、それが犬の肉球か猫の肉球かが分かります。

犬は肉球の間隔が狭く猫は広いのが特徴です。

また、犬の掌球(手のひらの部分)はおにぎりのような形をしていますが、猫の

掌球は楕円形です。

犬と猫の肉球と爪の関係

肉球そのものの違いではありませんが、猫は爪を肉球に引っ込めることができますが、犬にはそれができません。

この違いは犬やオオカミなどのイヌ科の動物と、猫やライオンなどのネコ科の動物の獲物の捕獲方法の違いからきています。

ネコ科の動物は物陰から獲物を狙い、静かに近付き瞬時に飛びかかり前足の爪を立てて捕獲します。

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