Contents
シニア犬や持病がある犬の場合、食事を温めて与えたり体を温める効果のある食材などを使ってあげることで冷えを予防することができるでしょう。
◆ブラッシング
ブラッシングによって被毛がフサフサになることで温かい空気を蓄えやすくなります。
さらにブラッシングにはマッサージ効果もあるので血流の流れが良くなり体も温まるでしょう。
対策② 寒さ対策グッズを活用しよう
いろいろな犬用の寒さ対策グッズが販売されています。
必要によって冬用ベッドや毛布、ペットヒーター・湯たんぽなどの寒さ対策グッズを状況に合わせて活用しましょう。
毛布などは大きさも価格も手ごろで、繰り返し洗えて便利ですよね。
モコモコした素材のものやマイクロファイバー素材のものがより温かくておすすめです。
上から掛けてあげるよりも、下に敷いてあげた方が寒さ対策として効果的ですよ。
犬用の湯たんぽも販売されています。
こちらは、電子レンジであたためて使用するタイプが多く、時間がたつと当然冷えてしまいます。
しかし、いつまでも温かいままだと低温やけどをしてしまうこともあるので、犬用の湯たんぽは重宝するでしょう。
人間用のカイロは中身を誤って食べてしまうと危険ですので、留守番時などの利用は避けた方が良いでしょう。
対策③ 暖房機器の使用
愛犬のいる室内で暖房器具を使用する場合には、エアコンやホットカーペットなど、なるべく火を使わないものを使用しましょう。
パピヨンが過す低い位置にも温かい空気が回るよう、サーキュレーターなどを使用し空気を循環させてあげると良いでしょう。
◆乾燥対策も忘れずに
冬は乾燥しやすい季節なので、乾燥対策も忘れてはいけません。
乾燥は、被毛がほつれや皮膚トラブルの原因になってしまう他、人と同じように呼吸器の病気や感染症の原因になってしまうことがあります。
ヒーターやエアコンなどを使用することで室内はより乾燥してしまいます。
湿度40~60%に保てるよう加湿器を使用しましょう。
加湿器がない場合には、濡れたバスタオルを干しておくだけでも加湿することができますよ。
湿度が上がることで体感温度も高まるでしょう。
夏のエアコンにも注意
皆さんは、日本の気候が意外と犬に住みにくいことをご存知でしょうか?
特に、パピヨンのような洋犬については日本の高温多湿の環境は身体に合ってないことが多いのです。
そのため、犬に留守番をさせる際には、特に夏場にはエアコンをかけたまま外出される飼い主さんが多いと思いますが、夏のエアコンにも注意が必要です。
涼しく過ごせるように設定したエアコンによって、逆に冷え過ぎてしまうことがあるのです。
犬の快適な温度が23℃だからと言ってエアコンを23℃に設定しておくとギンギンに冷えて寒すぎることになってしまうのです。
少し高めの温度に設定する、タイマーを設定しておく、寒さから逃れる場所を作ってあげるなど工夫してくださいね。
もちろん、水分をしっかり取らせることにも注意しておきましょうね。
過保護になりすぎないことも大切
人が過ごす屋内で飼っている場合は、暖房機器を使用していることもありそれだけで十分温かいはずです。
それにも関わらず犬用の寒さ対策グッズをあれこれと使用するなど、あまり過保護にならないように気を付けましょう。
適度な温度の中で生活することは、犬にとっても人にとっても非常に健康にいいことです。
寒そうで可哀想だと、毛布でぐるぐるくるんだり、過剰に部屋を暖め過ぎるのは禁物です。
また、犬服などで防寒対策されている方も多いかとは思いますが、犬服を24時間着せっぱなしにするようなことはしないでください。
着せっぱなしは衛生的にも皮膚の健康面でも良くないため、外出時だけ着せるなどして上手に活用すると良いでしょう。
この記事のまとめ
- パピヨンは寒い国生まれの犬種。それでも寒さ対策は必要!!
- パピヨンが快適に過ごせる温度は23~25℃、湿度40~60%が目安。
- 冷えは「風邪や感染症」「下痢」「関節疾患」「泌尿器系疾患」「心臓病」などの万病を引き起こす。
- 寒さ対策でまず大切なのは寒さに強い体づくり
- 「運動」「食事」「ブラッシング」で寒さに強い体作りをしよう
- 寒さ対策グッズも上手に取り入れよう
- 暖房機器を使用する時は乾燥対策も忘れずに。
冬を乗り切ろう!パピヨンの寒さ対策 さいごに
いかがでしたでしょうか。
犬の寒さ対策グッズには色々なものをあるのでそれを活用するのも良いことですが、まずは寒さに強い体作りをすることが一番理想的ではないでしょうか。
「子供は風の子元気の子」という言葉はパピヨンにも当てはまるのかもしれませんね。
寒い冬でも元気な毎日をおくれるよう、色々と工夫してあげてみてくださいね。
コメントを残す