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犬の花粉症の症状には、
- くしゃみ
- 鼻水、鼻づまり
- 目や耳のかゆみ、皮膚のかゆみや赤み
- 目やに、目の充血
などがあります。
人間と同様の症状ですね。
ただ、人間のようにくしゃみや鼻水、目のかゆみといった症状よりも、皮膚の赤みやかゆみが症状として出ることが多い傾向にあるようです。
特に耳、目や口の周り、脇、指先や指の間などに赤みやかゆみといった症状が多くみられます。
1年を通して見て、花粉が舞う季節だけにこのような症状が現れるようなら、もしかしたら花粉症を疑ってみるべきかもしれませんね。
チワワの花粉症 予防と対策
それでは、花粉症はどのようにして予防すればよいのでしょうか。
花粉に負けない体づくりを
花粉症はアレルギーですので、まずはアレルギーにならない強い身体づくりをすることが大切だと言えるでしょう。
アレルギーに強いかどうかは、実は腸が強いかどうかと直結しています。
花粉症に悩んでいる方が、1年中ヨーグルトを食べ続けたら、症状が緩和された・治ったという話を聞いたことはありませんか?
あれは、ヨーグルトが持つ腸内細菌の代表であるビフィズス菌を増やして腸を強くした結果アレルギーも出なくなったと考えられるからなんです。
これは犬にも当てはまることで、チワワにも同様に、腸内細菌バランスを整えて腸の丈夫なチワワに育てていくと良いでしょう。
ヨーグルトや納豆、その他ねばねばしたものが良いとされています。
もちろんサプリメントでも効果が期待できます。
善玉菌である乳酸菌や皮膚環境を良くするオメガ-3脂肪酸、皮膚に潤いを与えるγ(ガンマ)-リノレン酸などが効果的です。
愛犬が何のアレルギーなのか知っておこう
花粉症は、花粉の飛散時期や花粉が飛散している場所で悪化します。
ご存じの方も多いかとは思いますが、草花によって花粉を飛散させる季節が違います。
そして、アレルギーを起こす花粉は犬によっても様々です。
春は樹木:スギ、ヒノキ(2~5月)、シラカバ、マツ(4~6月)、夏はイネ科(茎が細く背丈の低い雑草類):ホソムギ、ギョウギシバ、セイバンモロコシ(6~9月)、秋はキク科(ヨモギ様の葉で背丈の高い雑草類):ブタクサ、ヨモギ、アキノキリンソウ(8~10月)があります。
愛犬がスギによる花粉症なのかヒノキによる花粉症なのかまでを把握することは難しいでしょう。
それでも、何月頃に発症しやすいのかを把握して該当する時期にはアレルギーとなるアレルゲンとの接触をできるだけ遠ざけて対策を行っていくことが大切となるでしょう。
花粉症対策① 花粉の多い日や時間帯は外出を控える
一日のうち、午前中に花粉が多く飛散する傾向があるため、午前中のお散歩はなるべく避けてあげてください。
他にも、最高気温が高い日、湿度が低い日、風が強い日、雨が降った翌日などには花粉の飛散が多くなります。
このような日にはできるだけ外出を控えてあげた方がよいでしょう。
花粉症対策② 外出後は花粉をはらい落とす
お散歩などの外出から帰宅した時は、家の中に花粉を持ち込まないようにすることが大切です。
お散歩から帰ったら、体や手足を拭いて花粉をはらい落とすようにしましょう。
ブラッシングをするのも効果的ですが、花粉が飛散してしまないようブラッシングスプレーをかけてから行ったり、濡れタオルなどで体を拭いてからブラッシングしてあげると良いでしょう。
飼い主さん自身も頭髪や服に付着した花粉をしっかり払い落として、家の中に花粉を持ち込まないようにすることも忘れずに行ってくださいね。
花粉症対策③ 散歩の時には犬服を着せる
犬の被毛には花粉が付着しやすいものです。
特にロングコートチワワは付着しやすくなるでしょう。
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