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散歩中には、自動車の音や緊急車両のサイレン、知らない人や犬との出会いなど犬にとって刺激になるものが多いですよね。
それに愛犬が驚いてパニック状態に陥る可能性もあるでしょう。
そんな時に首輪にリードをつなげておくことで、愛犬の動きを制御することができ、結果愛犬の安全を確保することにつながるのです。
また、周囲の人を守ることでも役立ちます。
愛犬が人に飛びついてしまったり、オフリードで犬が歩いていることに恐怖を感じてしまう人だったいます。小さな子どもさんなども怖いと感じることが多いでしょう。
首輪にリードをつないでおけば、周囲の人の安全が確保できるうえ安心感を与えることになるでしょう。
◆飼い主がいる印。迷子になった時の身分証明
万が一愛犬が脱走してしまった時、愛犬が首輪をしているかしていないかで再会の確立が変わって来るでしょう。
首輪をしていると飼い犬だと判断されますが、首輪がないと野良犬だと認識されてしまうからです。
飼い犬だと判断されれば迷子犬として保護されるでしょう。
さらに首輪には迷子札や鑑札を付けることができます。
迷子札や鑑札を付けておけば飼い主を特定することができるようになるため、万が一迷子になってしまった時、よりスムーズに飼い主の元へ戻ってきやすくなります。
首輪の種類
犬の首輪には以下のような種類があります。
◆ベルトタイプ
一番ポピュラーな首輪です。
首輪に穴があいていてサイズ調節ができますので、革のような丈夫な素材なら長く使えます。
◆ハーフチョーク
首の下半分が革や布でできていて、上半分が鎖でできている首輪です。
犬が引っ張ると鎖のところが締まるようになっていて、繰り返すことで引っ張り癖の矯正ができます。
締まっても喉に当たる部分が布や革なので食い込みません。
◆チョークチェーン
ハーフチョークと仕組みは同じですが、すべて鎖でできています。
しつけのプロ向けの首輪です。
使い方を間違えると鎖で犬の首を締め付けて痛めてしまう恐れがあります。
アメリカンコッカースパニエルのような長毛種には、鎖で毛が抜けたり挟み込んだりすることがあるので向いていません。
◆プレミアカラー
ナイロン等の軽い素材で作られていて、留め金の部分がプラスチックでできている首輪です。
手軽で種類も豊富ですが、耐久性に弱くプラスチック部分も壊れやすいデメリットがあります。
◆ハーネス
最近では、首輪のかわりに胴に着けるハーネスを使用している犬も多く見かけられます。
首を締め付けることがないため、小型犬や呼吸器疾患のある犬にはおすすめですが、中型犬以上になると逆に引きが強くなってしまいます。
アメリカンコッカースパニエルの首輪の選び方
選び方① サイズ
アメリカンコッカースパニエルの首輪を選ぶ際には、まず愛犬の首回りのサイズを知っておく必要があります。
アメリカンコッカースパニエルのように長毛の犬に首輪を付ける時には、ちゃんと付けたつもりでも引っ張るとすっぽり抜けてしまうこともあるので、サイズ選びは慎重に行いましょう。
◆首輪のサイズ はかり方
犬の首は上のほうが細くなっていますので、下の太い部分で測ると正確に測れません。
メジャーで耳の付け根からあごの下を一周した長さに2~3cm程プラスしたものが最適な首輪のサイズです。
この時に毛をしっかりかき分けて図るように注意しましょう。
どうしてもうまく測れない時は、ペットショップに連れて行ってスタッフの方に測ってもらいましょう。
選び方② 耐久性
体重が11~13kg程あるアメリカンコッカースパニエルは、力もそれなりに強いです。
耐久性に劣った首輪を選んでしまうと、散歩中に千切れてしまう可能性も考えられるでしょう。
そうなってしまっては首輪の役割を果たすことができませんよね。
可愛いデザインの首輪もたくさん売られていますが、デザインよりも耐久性を重視して選ぶようにしましょう。
選び方③ 種類
前述で紹介したように首輪にもたくさんの種類があります。
体格や体質、性格などから愛犬に適したものを選ぶようにしましょう。
一般的なベルトタイプやハーフチョークタイプのものがおすすめです。
選び方④ 素材
種類と同様に首輪の素材も様々にあります。
耐久性や機能性に違いが出てくるので、それぞれの特徴を理解して愛犬に適したものを選ぶようにしましょう。
◆革
革製の首輪は丈夫ですが、少し価格が高めです。
ベルトタイプだと成長に合わせて穴を増やすることができるので長く使うことができます。
一番の欠点は水に弱いことで、雨の日の散歩で使っていると傷みやすくなってしまいます。
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