パピヨンの耳のケア ポイント!(臭い、痒がる、耳垢の状態によって分かる病気は?)

耳掃除=怖くないプラス、したらいいことがある。という記憶を学習させます。

飼い主さんが耳掃除に焦ってしまい、無理矢理…というのが1番恐怖を植え付けてしまうので、絶対避けるようにしましょう。

パピヨンの耳の炎症はフードが原因の場合がある?

ドッグフード

パピヨンの耳の炎症は、アレルギーからも起きることがあることをご紹介いたしました。

パピヨンに起きるアレルギーは、人間同様、ハウスダストやカビ、食べ物など様々あります。

中でもアレルギー反応が起きやすいものの1つに、普段食べているフードにアレルゲンが潜んでいたということがあります。

耳の炎症が起きやすいと感じた場合には、食べさせているフードの見直しを検討してみましょう。

フードアレルギーに関しては、動物病院でアレルギー検査をする方法があります。

また、食べ物にアレルギーがある場合、食後のパピヨンの様子を観察してみましょう。

  • 口の周りを痒がる
  • 手足をペロペロ舐める
  • 耳の中が赤くなる
  • 体を必要以上に掻く

などの症状が食後に現れた時は、フードにアレルゲンがあることがあるので、注意してみてみましょう。

フードに原因がある場合、フードを変えることで耳の炎症が起きなくなることが多いので、耳の炎症を繰り返す時には、注視してみてください。

パピヨンの耳の炎症、人間の薬を使ってもいい?

ご自身のパピヨンが耳の炎症を何度か繰り返し、だいたい症状がわかってくると、つい、わざわざ動物病院へ行かなくても、人間用の薬でも…と思ってしまいがちです。

確かに、薬の中には人と犬と、同じ薬を使うこともあります。

でもあくまで薬は薬。

人間とパピヨンでは大きさも違うため、使う薬の量も変わることがあります。

過剰摂取で、パピヨンを危険な目に合わせてしまっては、大変です。

まずは動物病院を受診することと、その際、獣医さんに人間用の薬を代用できないか、相談してみることをおすすめします。

きちんと獣医さんの指導のもと、人間の薬を使えるようであれば、使うようにし、自己判断はしないようにしましょう。

パピヨンの耳を清潔に保つ方法

パピヨンも人間も、耳の中は基本的に自浄作用する力を持っています。

健康な状態の耳を過度に掃除することにより、それが刺激となり、炎症を起こすことがあり得ます。

また、綿棒などを使い耳掃除をしてしまうと、汚れや雑菌を奥に押し込んでしまうことがあります。

その結果、耳のバリア機能が傷ついてしまうと、炎症を起こしてしまいます。

いずれも、良かれと思ってしてしまった結果なのですが、ケアしてるつもりが炎症を起こしてしまっては、元も子もありません。

清潔に保つ方法として、毎日のブラッシングの時に、耳の中の状態を目で見て、耳垢チェックをし、鼻で耳の匂いをチェックし、異常がないかを確認します。

異常がない時には、無理に耳の中を掃除する必要はないでしょう。

イヤークリーナを使いたい場合は、シャンプーをする日に特別ケアとして使うなどに留めましょう。

この記事のまとめ

パピヨンの耳のケアポイント!(臭い、痒がる、耳垢の状態によってわかる病気は?
  • 体重3.2〜4.5kgの小型犬。長毛種のシングルコート (*スウェーデン系はダブルコート)
  • 毛色:ブラックとブラウンのトライカラー、ホワイトとブラウン、ホワイトとブラック、レッドとホワイトのパーティーカラー
  • 性格:「好奇心旺盛で活発」「プライドが高い」「自己主張がはっきりしている」「物覚えが早く賢い」「感受性が強く、人の気持ちに敏感」「甘え上手」「基本フレンドリーだけど洗剤で臆病な面がある」
  • パピヨンの耳の病気:外耳炎、中耳炎、内耳炎
  • パピヨンの耳の症状で見る異常:匂いがある、痒がる、耳垢の異常
  • 耳ダニ(耳ヒゼンダニ感染症)症状:コーヒーカスのような耳垢、異常に耳を痒がる
  • パピヨンの耳の炎症はフードが原因の場合がある
  • 人間用の薬は自己判断せず、必ず獣医さんに相談する

パピヨンの耳のケア ポイント!(臭い、痒がる、耳垢の状態によって分かる病気は?)さいごに

いかがでしたか?オシャレで上品なパピヨンの耳ですが、耳の臭いや、耳垢などから考えられる耳の病気はさまざまありますので、日頃のケアを行いながら、変化等にも気づくことが、とても大切ということですね。

飼い主として、きちんと健康管理をして、できることはちゃんとしてあげようと、ついつい頑張りすぎてしまいます。

耳のケアも同様、頑張りすぎて逆に炎症を起こしてしまっては大変です。

正しいケア方法で、パピヨンの耳の健康を守ってあげたいですよね。

重要なのは、毎日の健康チェックの中で、少しでも普段と違う異変があった時は、症状が軽いうちに獣医さんに診てもらうことです。

軽症であれば、少しの薬で治ることがほとんどになります。

どうぞみなさんのパピヨンがキレイな耳をキープでき、健康でありますように。

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