トイプードルと長く家族でいるために私たちに出来ること

トイプードル

安いドッグフードには粗悪で危険な材料がたくさん入っています。
それを与え続け病気になってしまったほうが犬にとって苦しみであり、病院代などの高額な費用につながります。

トイプードルは運動が好き

トイプードルは活発であり運動が好きです。
小さいからと言って家の中だけで運動は十分と言う考えは間違いです。

散歩にはきちんと意味があります。
毎日適度に散歩に連れていきましょう。

1日1回から2回食事の前に連れていくことがおすすめです。
(最初の散歩はワクチン接種が終わった2~3週後から始めます)

散歩の目的

  • 新陳代謝を促し、健康な体と美しい被毛を保つ
  • 太陽光線による栄養吸収(カルシウム吸収)を行う
  • 外気温になれさせ暑さや寒さに強い体にする
  • 適度な臭いかぎで自己主張や会話をする(犬は臭いをかいで会話をすると言われています)
  • ストレス解消になる

散歩には運動の他にも色々な健康に良い目的があるのです。

散歩だけでなく運動も取り入れて

散歩では前述で述べたような目的メリットがありますが、できれば筋力を維持するためにも運動を取り入れましょう。
それでも、トイプードルは骨折の多い犬種でもあるため、高いジャンプなどは避けた方が良いでしょう。
ドッグランやお庭などで思い切り走らせるようにしてあげましょう。
飼い主さんと一緒に遊べるボール投げもおすすめの運動になりますよ。

運動をすることで、体を健康に、ストレス解消・軽減になることで心の健康にも良いですよ。

体調管理を行うこと

トイ・プードル

予防をしっかり

犬を飼ううえで欠かせないのが、混合ワクチン・フィラリア予防・狂犬病予防です。
これらは犬の命を守るうえで必ず行いましょう。
狂犬病予防は狂犬病予防法によって義務付けられています。

また、ノミダニ予防も行っておきましょう。
ノミダニに寄生されると、痒みだけでなく皮膚炎や貧血、嘔吐下痢、食欲不振、掻くことでの二次感染の恐れもあります。
精神的なストレスの元にもなってしまうでしょう。

日ごろの体調チェック

日ごろの体調チェックとして

  • 元気はあるか
  • 食欲はあるか
  • 毛艶はあるか
  • 嘔吐・下痢をしていないか
  • 痒がっていないか(ダニ・ノミはいないか)
  • 怪我をしていないか

等に気を配りましょう。
もしなにか気になることがあればすぐに対処し、自力で対処が困難であれば獣医の診断を仰ぎましょう。

病気や怪我を早く治すには早期発見がなによりの鍵なのです。

日々のお手入れも大切

様々なカットスタイルがあるトイプードルですが、トリミングは見た目を可愛さ作るためだけではありません。
健康のためにも欠かせないことなのです。

ブラッシングやシャンプー、耳掃除、爪切りなど定期的に行ってあげましょう。

また、デンタルケアも大切です。
犬は3歳以上の約8割が歯周病予備軍になっていると言われています。
歯周病になると歯を失うことになったり、歯肉に炎症が起こったりして細菌やウイルスに感染しやすくなり内臓にまで悪影響を及ぼすことがあります。
できるだけ毎日、歯磨きをしてあげて健康維持に努めてあげましょう。

室内環境の整える

健康に長生きしてもらうためには、住環境も大切です。
トイプードルが安全で居心地の良い環境を整えてあげましょう。

「誤飲」「フローリング」「高い場所からのジャンプ」などのトラブルを回避

室内飼いで多いトラブルは、「誤飲」「フローリングやジャンプでの骨折・脱臼」です。

犬は、落ちているものが何なのかを口の中に入れて確かめる習性があります。
何でも口に入れてしまうため、誤って飲み込んでしまうことも。
飲み込んだものによっては食道を傷つけてしまったり、中毒症状を起こしてしまう可能性もあり危険です。
誤飲しそうなものはトイプードルの届く場所に置かない、危険なものがある場所には入れないようにするなどして予防しましょう。

また、トイプードルは骨折の多い犬種です。
フローリングは犬にとっては足が滑りやすく足腰への負担になり、骨折や脱臼のリスクを高めてしまいます。
さらに運動能力が高くジャンプ力の高いトイプードルではありますが、高いところからの着地でケガをしてしまう可能性もあります。
滑り止めマットやステップなどを利用するなどして安全な環境を作ってあげましょう。

安心できる場所を作ってあげよう

心身の健康のためには休息も大切です。
トイプードルのための寝床は、テレビの音や明かり、話し声がするリビングなどではなく、質の良い睡眠が得られる静かで安心できる場所に構えてあげましょう。

ライフステージに合わせたお世話を

トイプードルは早い子で7歳、遅くても10歳前後には老化のサインがみられるようになります。
食事内容でも述べましたが、生活環境やお世話の仕方もライフステージに合わせて見直していきましょう。

トイプードル

老化のサインが見られるようになったら

個体によっても異なりますが、以下のような変化がみられると老化のサインです。

  • 寝ていることが多くなった
  • 散歩に行きたがらない、すぐに帰りたがる
  • 毛艶が悪くなる
  • 痩せてきた
  • 食事量・飲水量が減る
  • トイレの失敗が増えた  など

これらの老化サインが見られるようになったら、生活環境やお世話の仕方を見直してあげましょう。

寝ていることが増えたのであれば静かに睡眠できる場所に快適なベッドを準備してあげたり、トイレの失敗が増えたのであれば失敗しても決して叱らず寝床から近い場所にトイレを移動するなどしてあげましょう。
また、散歩のコースを負担の少ないコースに変更してあげることも必要ですね。

さらには、老化に伴い体の機能も低下していくため、病気もしやすくなってくるものです。
「老化だから仕方ない」と思いこまず、愛犬の体調の変化を見逃さないようにしましょう。
定期的な健康診断を受けるようにしましょう。

この記事のまとめ

トイプードルと長く家族でいるために私たちに出来ること
  •  トイプードルの平均寿命は15~16歳。
  •  質の良い食事で健康維持
  •  毎日の散歩と運動も取り入れて
  •  予防やお手入れを行って日々の健康チェックを。
  •  安全快適な生活環境を
  •  老化のサインが見られたら生活環境やお世話の見直しを

トイプードルと長く家族でいるために私たちに出来ること さいごに

いかがでしたか。

トイプードルに長生きしてもらうためにも、日ごろからの安全と健康意識が大切であることがわかりましたね。
今回紹介したこと以外にも愛犬に合わせた健康法を取り入れて、可愛い家族に少しでも長生きしてもらえるよう工夫していきましょう。

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