トイプードルと長く家族でいるために私たちに出来ること

トイプードル

人見知りをすることもなく、他の犬ともすぐに仲良くなれるようなフレンドリーな性格で、欠点の少ない性格であることから初心者にも飼いやすく多頭飼いにも向いている犬種です。

トイプードルの性格・気質②
トップレベルの知能の高さ

知能が高いことでも知られるプードルですが、その賢さは全犬種中ボーダーコリーに次ぐ2位、さらに全プードルの中でも最も知能が高いと言われるのがトイプードルです。

賢いだけにしつけやすいという特徴を持つことにもなりますが、逆に賢すぎるがために甘やかして育てることでわがままな性格になってしまうこともあるので注意が必要です。

特に、子犬期にある反抗期には手を焼くことになってしまいます。
トイプードルの良い性質を伸ばすためにも、甘やかし過ぎず育てることが大切です。

トイプードルの平均寿命

トイプードル,白

平均寿命は延びてきている!?

トイプードルの平均寿命はこれまでは12歳~14歳とされてきました。

しかし、近年の医療技術の向上やペットフードの品質の向上などが影響し、年々犬の寿命は徐々に長くなってきています。
最近ではトイプードルの平均寿命は、だいたい15~16歳と言われていて、人間に換算すると76~80歳に相当します。

ちなみにトイプードルの長寿記録は、アメリカのseamusという子の「20歳298日」という記録がありました。

寿命には個体差がある

近年伸びつつある犬の寿命ではありますが、実際には個体差もあるものです。
平均寿命よりも長生きする子もいれば、残念ながら平均寿命まで全うできない子もいます。
それではその差はどこに生まれるのでしょう。

もちろん、生まれついての体質や疾患などが大きく影響してきますが、中には飼い主の飼い方次第で寿命を引き延ばしてあげることも不可能ではありません。

家族の一員である愛犬には少しでも健康で長く生きていてほしいと考えるのは当たり前のことですよね。
それでは、トイプードルと長く家族でいるために私たちにできることを見ていきましょう。

ドッグフード選びは健康維持にとても重要!

人間の健康も食事が大切なように、犬の健康にも食事は欠かせません。
愛犬の食事にはどんなものが良いのでしょうか。

どんな食事を選ぶべき?

当たり前のことですが私たち人間用に作られた食べ物は基本NGです。
塩分や犬に必要のない成分が多く含まれているので犬の体へは負担が大きく寿命を縮めることになってしまうでしょう。
また、人間には無害でも犬には有毒な成分が含まれている食材も多くあります。

最近では犬用の手作り食を与えていらっしゃる飼い主さんも増えてきているようですね。
愛犬の体調に合わせて安全な食材を選んで作ることができるのでおすすめです。
それでも料理は苦手、時間がない、費用がかかるなどの理由からなかなか手を付けられずにいる人も多いです。

そんな方には一般的なドッグフードで十分でしょう。
犬に必要な栄養を考えて作られており、近年では品質も良くなってきています。
ドッグフードの種類には、色々ありますがカリカリとしたドライフードがおすすめです。

缶詰めなどのウェットフードは見た目こそ美味しそうですが、歯石が付きやすかったり顎の骨が弱くなってしまったりと良いことがありません。
それでも、ドライフードだから何でもいいというわけでもありません。
ドライフードの選び方をご紹介します。

年齢に合ったドッグフードを選ぶ

ドッグフードには大きく分けて子犬用(パピー用)1歳未満・成犬用・老犬用(シニア用)7~8歳から用のものの3種類があります。

年齢によって必要な栄養分やカロリー量も変化していくため、年齢に合わせてドッグフードを切り替えていく必要があるのです。

そのためドッグフードを買う時はあらかじめ子犬用から老犬用まで揃っているブランドであることが望ましいです。

原材料に粗悪な成分が入っていないか見極める

ドッグフードは安いものが一番と思っている方は大間違いです。
安いドッグフードには価格を安くするために粗悪な原材料が含まれています。

特に、肉類にミール・ミート・エキス・動物性油脂が含まれているものはダメです。
これらは副産物と言って動物から肉を取り除いた残りの部位(内臓・血管・骨・皮膚)を多く使用していてとても品質が悪いのです。

トウモロコシ・米・小麦が使用されているものは避ける

犬はもともと肉食動物であり穀類の消化を得意としていません。
そのため消化不良を起こし下痢の原因になります。

また、トウモロコシ・米・小麦は特にアレルギーを引き起こしやすい食材なのであまりおすすめできません。
グレインフリー・グルテンフリーのドッグフードがおすすめです。

合成の添加物・保存料を使用していないかチェックする。

ドッグフードをおいしそうに見せるための添加物や、長期間保存するための保存料の中には発がん性のあるものもあります。
原材料にBHAやBHTが含まれていたらそれはとても危険です。
ローズマリー抽出物など自然な酸化防止剤を使用しているものを選びましょう。

その他にも合成の香料や発色剤も犬にとって必要のない成分ですので使用されていないものがおすすめです。

この手のドッグフードは1㎏当たり1,800円から2,000円くらいで購入できます。
高い!と思う方もいるかもしれませんが、犬を飼うというのはそのくらいの費用はかかるものです。

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