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寒さが厳しい真冬やアスファルトが熱くなっている真夏の日中などは、無理に外で散歩させる必要はありません。
比較的過ごしやすい時間帯を選んで散歩するようにするか、屋内にあるドッグランなどを利用するなどして気分転換の場を作ってあげると良いでしょう。
お散歩の必需品「首輪」の役割
首輪とは、名前の通り首につける輪のことで、英語では首飾りや襟という意味の「カラー」と言われています。
日本でも「ドッグカラー」や「チョークカラー」といったカラーという呼び方が定着しつつありますが、一般的には「首輪」と言われることが多いです。
首輪の役割
首輪には大きく2つの役割があります。
◆リードでつないで安全確保
首輪にはリードをつなぐことできますが、リードをつなぐことによって愛犬や飼い主、周りの人の安全を守ることができるようになります。
犬にとって屋外には刺激になるものが多く、愛犬がパニック状態に陥ったり、つい興奮してしまう可能性もあるでしょう。
そんな時、リードで愛犬の動きを制御することができるため、愛犬の安全を確保することにつながるのです。
また、周囲の人を守ることでも役立ちます。
例え小さなトイプードルであっても、犬が苦手な人からすると、もしオフリードで犬が歩いていると恐怖を感じてしまうものです。
また、とても人懐こいトイプードルなので、遊んでほしくて人に飛びついてしまったりということもあるかと思いますが、小さな子どもさんなどにとっては怖いと感じるかもしれません。
首輪にリードをつないでおけば、周囲の人の安全が確保できるうえ安心感を与えることに繋がるのです。
◆飼い主がいる印。身分証明代わりに
万が一愛犬が脱走してしまった時、愛犬が首輪をしているかしていないかで再会の確立が大きく変わって来るでしょう。
首輪がないと野良犬だと認識されてしまうからです。
飼い犬だと判断されれば迷子犬として保護してもらえる確率が上がります。
さらに首輪には迷子札や鑑札を付けることができ、迷子札や鑑札を付けておくことで飼い主を特定することができる身分証明書代わりになります。
万が一迷子になってしまった時、よりスムーズに飼い主の元へ戻ってきやすくなるでしょう。
首輪の種類
犬の首輪には以下のような種類があります。
◆ベルトタイプ
定番タイプの首輪です。
首輪に穴があいていてサイズ調節ができますので、革のような丈夫な素材なら長く使うことができます。
◆チョークチェーン
鎖でできた首輪で、主にしつけのプロが使うような首輪です。
使い方を間違えると鎖で犬の首を締め付けて痛めてしまう恐れがあう上に、トイプードルのような長毛種には、鎖で毛が抜けたり挟み込んだりすることがあるので向いていません。
◆ハーフチョーク
首の下半分が革や布でできていて、上半分が鎖でできている首輪です。
犬が引っ張ると鎖のところが締まるようになっていて、繰り返すことで引っ張り癖の矯正ができます。
締まっても喉に当たる部分が布や革なので食い込みません。
◆プレミアカラー
ナイロン等の軽い素材で作られていて、留め金の部分がプラスチックでできている首輪です。
手軽で種類も豊富ですが、耐久性に弱くプラスチック部分も壊れやすいデメリットがあります。
◆ハーネス
最近では、首輪のかわりに胴に着けるハーネスを使用している犬も多く見かけられます。
首を締め付けることがないため、小型犬や呼吸器疾患のある犬におすすめです。
トイプードルの首輪の選び方
選び方① サイズ
首輪を選ぶ際には、まず愛犬の首回りのサイズを知っておく必要があります。
トイプードルのような長毛の犬に首輪を付ける時には、ちゃんと付けたつもりでも引っ張るとすっぽり抜けてしまうこともあるので、サイズ選びは慎重に行いましょう。
◆首輪のサイズ はかり方
犬の首は上のほうが細くなっていますので、下の太い部分で測ると正確に測れません。
メジャーで耳の付け根からあごの下を一周した長さに2~3cm程プラスしたものが最適な首輪のサイズです。
この時に毛をしっかりかき分けて図るように注意しましょう。
選び方② 耐久性
体が小さいトイプードルなので、それほど大きな力が加わることもないかとは思いますが、耐久性に劣った首輪を選んでしまうと、散歩中に千切れてしまう可能性も否定できません。
そうなってしまっては首輪の役割を果たすことができませんよね。
可愛いデザインの首輪もたくさん売られていてデザインを重視したい気持ちも分かりますが、ある程度耐久性があるものを選ぶようにしましょう。
選び方③ 種類
体格や体質、性格などから愛犬に適したものを選ぶようにしましょう。
トイプードルには、一般的なベルトタイプやハーフチョーク、ハーネスタイプがおすすめです。
選び方④ 素材
種類と同様に首輪の素材も様々にあります。
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