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1番性格を決めるのは、育った環境の影響が大きいのです。
愛犬と飼い主さんは似てくるとよくいいますが、アメリカンコッカースパニエル は大好きな飼い主さんを毎日観察し、理解しようと観察しています。
結果、飼い主さんに似てくるのではないでしょうか。
例えば、心配性の飼い主さんの場合、アメリカンコッカースパニエル は神経質なところが見られます。
または、アクティブに動く飼い主さんのアメリカンコッカースパニエル は、普段から大胆に動き回る性格になっていきます。
悪い例えでいえば、ずっと虐待されて育ったり、粗悪な環境で育ってしまったアメリカンコッカースパニエル は、常に怯えていたり、逆に自分を守るために攻撃的になったりします。
そう考えると、犬種の特性や性別を超えて、育つ環境はとても大切だとわかりますね。
アメリカンコッカースパニエル を多頭飼いするときの性別の組み合わせ
アメリカンコッカースパニエル は、大変飼いやすい穏やかな犬種になります。
多頭飼いしたいと思う、飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
では多頭飼いするとき、オスメスの組み合わせは、どの組み合わせがいいかをご紹介いたします。
多頭飼い相性No1. メスとメス
温厚な性格のアメリカンコッカースパニエル ですが、特にメスは、オスのように縄張りを意識するということもなく、飼い主さんを取り合いしてケンカというより、平和主義で、うまく共存することが多い傾向があります。
また、アメリカンコッカースパニエル の一方が若い場合、若い方の面倒を見てくれることもあり得ます。
多頭飼い相性No2. オスとメス
お互いの性格のないところを補い合う相性になります。
相性が合えば、本当に相思相愛のベストフレンドにもなり得ます。
ただ、子犬を望んでいない場合は、きちんと避妊・虚勢手術をすることが必要になります。
多頭飼い相性No.3 オスとオス
警戒心があまりないアメリカンコッカースパニエル ですが、オス同士となると、何の問題も起きないとは言い切れません。
相性によっては最初から仲良くもできますが、飼い主さん命のアメリカンコッカースパニエル が多いので、飼い主さんの愛情をより多くもらおうと、一方を抱っこしていると、一方が妬きもちを妬くなんてことも出てくるかもしれません。
アメリカンコッカースパニエル はオスとメスでしつけトレーニングを変える必要がある?
基本的に、性別によるしつけトレーニングは変える必要はありません。
特に子犬期はまだ、オスもメスも性別による性格の差はさほどありませんので、同じようにしつけ、同じように散歩や運動をさせるようにしましょう。
性別で性格に出てくるのは、生後7ヶ月を超え、成犬になってきてからになるので、その辺りには避妊・去勢手術をするかどうかを決め、しない場合は、オス犬であればマーキングや片足を上げてするおしっこのしつけトレーニングを始め、メスの場合は生理が来る準備をしましょう。
成犬後、少しずつ変化を見せる性別による性格は、矯正するような性質のものではないので、1つの個性として理解をし、その良さを伸ばしてあげるようにしましょう。
アメリカンコッカースパニエル のオスメス別に見られる病気
アメリカンコッカースパニエル の性別での性格の違いなどをご紹介してきました。
性格の違いの他、オスメスでそれぞれがかかる可能性のある病気もあるので、ご紹介いたします。
アメリカンコッカースパニエル のオスがかかりやすい病気
前立腺腫瘍、前立腺肥大、 精巣腫瘍、尿道結石、肛門周囲腺腫、会陰ヘルニア
オス特有の病気になりますが、これらは全て去勢手術で防ぐことができます。
アメリカンコッカースパニエル のメスがかかりやすい病気
子宮蓄膿症、卵巣腫瘍、乳腺炎、乳腺腫瘍、膀胱炎、免疫介在性溶血性貧血
メス特有の病気になりますが、これらは全て避妊手術で防ぐことができます。
この記事のまとめ
- 11〜13kgの中型犬。ダブルコートの長毛種
- 毛色:単色スとメス性格に違いはあるの?”]体重11〜13kgの中型犬。ダブルコートの長毛種
- 毛色:単色、パーティーカラー、トライカラーなど20種類以上の毛色の組み合わせあり
- 性格:温厚、社交的、人が大好き、賢く集中力がある、好奇心旺盛で楽しいこと大好き、留守番(孤独)が嫌い、警戒心がない
- アメリカンコッカースパニエル のオス「性格」:永遠のパピー気質、喜怒哀楽がわかりやすい、単純明快
- アメリカンコッカースパニエル のメス「性格」:要領が良く甘え方を熟知、マイペースで慎重派、ときによりわがまま、母性的
- アメリカンコッカースパニエル は生後7ヶ月くらいから性別による性格の差が出てくる
- アメリカンコッカースパニエル の性格は性別よりも育つ環境に左右される
- 多頭飼いするときの性別の組み合わせ:No1.メスとメス No2.オスとメス No3.オスとオス
- アメリカンコッカースパニエル はオスとメスでしつけトレーニングを変える必要はない
まとめ
いかがでしたでしょうか。
オスの方がやや体が大きく運動量があり、メスは周期によって情緒不安定になったりと、少し人間に似ている気がしますね。
ややオスの方に傾向が強く出ますが、オスとメス限らずアメリカンコッカースパニエルは、甘えん坊で運動がたくさん必要な犬種ですので、あまりお留守番をさせる時間が少なく、十分な散歩の時間を確保できるご家庭に向いているでしょう。
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