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ドッグフードにはさまざまな種類があります。
あれこれ原材料などを見て決めることになるのですが、いいフードだからといって、それだけをずっとあげ続けるのはおすすめしません。
同じ成分のドッグフードを食べ続けることで、突然アレルギーになルことがあります。
それは、その成分に対して、アレルゲンの許容範囲を超えたためといわれています。
そういった問題を回避するために、だいたい6ヶ月毎にドッグフードを替えるようにし、何種類かのドッグフードをローテーションさせるようにしましょう。
パピヨンに選びたいドッグフードの条件
犬全般に必要な栄養素というものがありますね。
そして、パピヨンの体に合わせて、摂ることが好ましい栄養もあります。
どんなドッグフードがいいのかをご紹介いたしますので、ぜひ参考になさってください。
良質な肉の配合比率が高い
肉の主要栄養素である動物性タンパク質は、パピヨンの健康維持には欠かせません。
タンパク質は、免疫力を保つ役割をするほか、丈夫な骨や筋肉を形成したり、美しい被毛を保ったりするための、非常に重要な栄養素です。
パピヨンは華奢な見た目とは裏腹に、運動能力が高く遊ぶことが大好きなため、栄養価の高いドッグフードが必要です。
また、タンパク質には野菜や豆類などに含まれる植物性タンパク質もありますが、こちらはあまりおすすめではありません。
本来、犬は肉食動物ですので、動物性タンパク質を消化吸収しやすいような体の構造になっています。
そのため、植物性タンパク質は消化しづらく、体に負担が掛かってしまいます。
関節の健康維持が配慮されている
パピヨンは他の犬種に比べて遺伝的な疾患が少ないものの、非常に活発なため、よく動きまったり、ジャンプして遊んだりすることから、膝関節の脱臼を起こすことがしばしばあります。
そのため、ドッグフードには、関節をケアする成分である、グルコサミンやコンドロイチンが含まれているものが適しているでしょう。
関節を痛めないためには、部屋にマットを敷いたりして関節への負担を減らすことも、もちろん必要ですが、毎日の食事を通じて予防していくことも大切です。
皮膚を健康に保つよう配慮されている
パピヨンは皮膚のトラブルが多く、アレルギー疾患を抱えていることも少なくありません。
そのため、健康な皮膚を作る上で、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸の栄養素は欠かせません。
これらの脂肪酸は食べ物からしか摂取できず、体内で作り出すことはできないため、しっかりと摂取する必要があります。
オメガ3脂肪酸は、亜麻仁油や海藻、サーモンなどに含まれていますので購入するときに、これらが原材料として使用されているかチェックしてみるのがよいでしょう。
また、健康な皮膚は、皮膚疾患を防ぐだけでなく、美しい被毛を保つためにも非常に重要な役割を果たしています。
穀物を使用していないもの
パピヨンをはじめ、犬の主食は肉類ですので、そもそもトウモロコシや大麦、玄米といった穀物を摂取しても、残念ながら栄養価値はさほどありません。
そればかりか、犬の消化器官は穀物を消化するのには向いてない仕組みになっているため、体に負担が掛かるばかりです。
また、穀物の取り過ぎは、皮膚疾患を引き起こす原因になるともいわれています。
そのため、皮膚のトラブルが多いパピヨンにとっては、穀物が使用されているドッグフードは、なるべく控えたほうがよさそうです。
食べているドッグフードは合っている?
ご自身のパピヨンがドッグフードを完食してくれる=体に合っているとは限りません。
体に合っているかどうかの判断は、食後のパピヨンの様子やうんちの状態などから判断することができます。
食後、痒がっている
食後よく見ると、口周りや手をしきりに舐めていることはありませんか?
痒くて舐めていることがあり、それはアレルギー症状の1つになります。
また、アレルギー症状としては、
- 皮膚が熱を帯びている(赤くなっている)
- 湿疹
などがあります。
こういう症状がある場合は、ドッグフードが合っていないことが考えられます。
うんちが軟便
合っていないドッグフードを食べると、うまく消化できなかったり、さまざまな要因で軟便になることがあります。
突然のドッグフードの切り替えでも軟便はあり得るので、ドッグフードの切り替えは、少しずつ新しいドッグフードを混ぜながら割合を増やしていき、2週間くらいで完全に切り替えるようにしましょう。それでも軟便になるようであれば、そのドッグフードが合っていない可能性があります。
安いドッグフードは「安かろう悪かろう」?
パピヨンのドッグフードを探すと気付きますよね。
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