子犬期に嫌な思いをしてしまうとトラウマになり、ずっとシャンプーが嫌いとなり兼ねません。
自宅でシャンプーに慣らす自身がない場合、プロのトリマーさんにシャンプーだけお願いすることも方法になります。
ある程度慣れるまでプロに任せることで、自宅でのシャンプーもスムーズにできるようになることがあります。
パピヨンのシャンプーデビューはいつ?
パピヨンの子犬がシャンプーデビューできるのは、1回目のワクチン後1~2週間後になります。
ただ子犬期は非常に動きますし、いろんなものに興味を持ち、汚れてしまうことがあります。
どうしても汚くなってしまってなんとかしたい場合、部分洗いをするか、犬用の拭き取りティッシュや濡れタオルで体を拭いてあげましょう。
パピヨンの爪切り
パピヨンのお手入れで忘れていけないのが、爪切りになります。
頻度はだいたい月に1回程度でいい場合が多いですが、お散歩で爪が削られている・いないなど、パピヨンの行動によっても変わってきます。
目安とすれば、フローリングのような硬いフロアを歩いたときに、カチカチ爪の音が聴こえるようであれば、爪切り時期かもしれません。
また、犬の爪は爪の中には血管と神経が通っているので、爪が伸びると同時に血管と神経も伸びてしまい、短く爪切りしようとすれば痛みを伴い出血してしまいます。
そのため、長くなってしまう前に爪切りをする必要があるのです。
また、爪切り時に忘れてはいけないのが、狼爪(ろうそう)といい、普段地面に付かない爪があります。
ここも忘れずに爪切りしましょう。
◆どうしても爪切りができない場合は…◆
ほとんどの犬は爪切りを嫌がります。
犬のとっての指先はとてもデリケートで、1番触られたくない部分になります。
その手を掴まれ、爪を切ることは恐怖でしかありません。
どうしても怖がって爪切りを拒む場合、無理にやろうとして深爪したりしては大変なので、どうしてもできない場合は、獣医さんやトリマーさんにお願いするようにしましょう。
肛門腺絞り
肛門腺絞りは、目安的には月に1回してあげるのがいいといわれています。
大型犬や中型犬の場合、ほとんどがうんちをしたとき同時に分泌物が出てくれるのですが、小型犬の場合、それをうまくできない個体が多く、肛門腺が溜まり続けてしまうと肛門が炎症を起こしてしまい、痛い思いをさせてしまいます。
肛門腺絞りにはコツがいるので、なかなかうまくできないときには、獣医さんやトリマーさんにやってもらいましょう。
耳そうじ
パピヨンは立ち耳で通気性がよいため、蒸れて汚れが溜まることに悩まされる心配はありませんが、それでも耳垢や汚れはつきますので定期的なお手入れが必要です。
最低でも週1回は耳の中をチェックし、清潔に保つようにしましょう。
耳そうじのやり方は、ガーゼやコットンにイヤーローションをしみこませ、耳の中をやさしく拭きます。
あくまでも見える範囲をきれいにすれば十分ですので、無理に奥までやらなくても大丈夫です。
また、綿棒を使っての耳そうじは、耳の中に汚れを押し込んでしまったり、耳を傷つけてしまう恐れがあるので、おすすめではありません。
耳は非常にデリケートな部分ですので、耳そうじのやり過ぎも問題です。
あくまでも汚れているようであれば、きれいにするようにしてください。
歯みがき
パピヨンは物覚えがよいので、子犬の頃から歯みがきのしつけをしていけば、慣れていくことができます。
犬は虫歯ができづらいものの、放っておけば歯石や歯垢は溜まってしまいます。
そのため、歯みがきは毎日やるに越したことはありませんが、最低でも週1回はやるようにしたいところです
犬用の歯ブラシを使って歯みがきするのが最もよいですが、歯ブラシに慣れないうちは、飼い主の人差し指にガーゼを巻き付けて、歯をこするだけでも大丈夫です。
また、ロープのおもちゃを噛ませて遊ぶのも、歯石予防に役立ちます。
部分的なトリミング
パピヨンの被毛は、一定の長さになると伸びなくなるので、トリミングをする必要はありません。
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