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また、気管支や呼吸器が弱い場合などは、首輪ですと負担がかかってしまいますので、ハーネスのほうが向いています。
子犬期の首輪トレーニング方法教えます
犬のとって首輪をつけられるということは、非日常的なことになり、自由を拘束されるということもあり、最初は嫌がることが多くあります。
最初から首輪をして外に連れ出そうとすると、とにかく首輪を外そうと躍起になってしまったりしますので、まずは室内でトレーニングしましょう。
首輪ではなくリボンを巻くことから始める
まずは首周りになにかがあるということに慣れてもらいます。
リボンなど軽いものを首に巻き、嫌がらずにいられたら褒め、次にできるだけ軽い素材の首輪を準備し、それでも平気でいられるようにトレーニングします。
最初からある程度重さのある首輪をしてしまうと、慣れるのに時間がかかってしまうことがあるので、ステップを踏んで慣れてもらうようにしましょう。
室内で首輪トレーニングに並行して、リードを引っ張るトレーニングもすると、散歩で外に出たときにスムーズに歩くことができます。
どうしても首輪を嫌がる!!対策はある?
どんなにトレーニングしても、首輪を嫌がる場合があります。
でも、首輪なしで散歩には出られません。
嫌がるには必ず原因があります。
いくつかの対策法をお教えいたしますので、ぜひ参考になさってください。
首周りを触られることに慣らす
スキンシップをたくさん取るようにしましょう。
どこを触られても平気というくらい、スキンシップを取ります。
特に首周りを触られることに慣れると、多少首周りになにかがあるという感覚はあっても、異物を受け入れやすくなることがあります。
首周りの違和感が耐えられない
首輪を取ろうと必死になり、歩くどころじゃないという場合、着けている首輪を紐やリボンに変更して、少しでも平気でいられたら思い切り褒め、着けている紐やリボンを取ります。
時間を置いてまた装着し、少しだけ前より長い時間装着してみます。
それで普通でいられたら褒める。
その繰り返しをし、ある程度の時間普通にしていることができたら、首輪にしてみて、また短時間の装着から始めます。
使っている首輪を見直す
首輪にはさまざまなデザインがあり、シンプルなものから装飾品が着いたものまであります。
どうしても首輪を嫌がる場合、使おうとしている首輪を見直してみましょう。
あまりにも首周りにいろいろな装飾がある場合、パピヨンはそれをうるさいと思っている可能性があります。
首輪が重すぎる場合も同様、首が疲れるので取りたいと躍起になっているかもしれません。
そして、着けている首輪にアレルギーがあり、装着すると痒いということもあり得ます。
リボンや紐でトレーニングしたときはOKでも、首輪にした途端、異常に嫌がるというときは、首輪を見直してみましょう。
パピヨンの首輪アレルギーに注意!
首輪にはさまざまな種類の素材があります。
中にはアレルギー反応を起こすものもあり得ますので、首輪をしてみてアレルギー症状が起きていないかどうかチェックするようにしましょう。
パピヨンのアレルギー反応の症状
- 首輪が触っている首周りを見てみましょう。
- 皮膚が赤くなっている
- 首輪をしていた部分を痒がる
- 皮膚が熱を帯びている
- 首輪をしていたところだけ被毛が薄くなっている
などの症状がある場合、首輪によるアレルギーが考えられますので、一度獣医さんに相談してみましょう。
またアレルギー反応は全身にも症状を起こすことがあり、
- 目やにや涙目
- 嘔吐や下痢
- 皮膚湿疹が全身に出る
などという症状が出た場合も、アレルギーを疑い、獣医さんに診てもらいましょう。
室内では首輪はつけっぱなし?それとも外す?
室内飼いしているパピヨンに首輪は必要なのかどうか…
事故で外に出てしまったとき、首輪は必要かもと思わなくもありませんが、着ける首輪によっては作りがしっかりしていて、重さがあることがあります。
そういった首輪を24時間付けっ放しは、パピヨンにとっては疲れてしまうかもしれませんね。
基本的に室内で首輪は必要ありませんが、どうしても着けたい場合は、極力軽く、負担が少ないものを選ぶようにしましょう。
室内用、外出ようと分けることをおすすめします。
この記事のまとめ
- 体重3.2〜4.5kgの小型犬。イギリス系はシングルコート、スウェーデン系はダブルコート
- 毛色:ブラウン&ホワイト、セーブル、フォーン&ホワイト、ブラック&ホワイト
- 性格:フレンドリーで好奇心旺盛、賢く物覚えが早い、プライドが高くたまに頑固、甘え上手、神経質でビビりな面もある
- 首輪の種類:フルチョーク、ハーフチョーク、ベルト、バックル、ハーネス
- 首輪のメリット:飼い主の意思が伝わりやすい、種類が豊富
- 首輪のデメリット:首と気管に負担がかかる、装着がゆるいと抜けてしまう
- ハーネスのメリット:首に負担がかからない
- ハーネスのデメリット:引っ張り癖を直すトレーニングには向かない
- ライフステージ毎に選びたい首輪:子犬期…布やナイロン製の軽いもの 成長期…ハーフチョーク シニア期…ハーネス
- 子犬期の首輪トレーニング方法:リボンなど軽いものを首に巻くことから始める
- 首輪を嫌がる対策:首周りを触られることに慣らす、首輪を紐やリボンに変更してトレーニングし直す、使っている首輪を見直す
- パピヨンのアレルギーに注意する
成長過程に合わせて選ぼう!パピヨンにおすすめの首輪とは? さいごに
布やナイロン製の首輪は軽くて手洗いができ、革製のものは丈夫で長持ち、ハーフチョークはしつけに役立ちます。
ハーネスは体への負担が少ないといった、それぞれの長所を理解して上手に使うのがよいでしょう。
素材は、個体差によって好みがあったりしますので、最初はいろんなタイプを試してみるのもよいかもしれません。
かわいいパピヨンに似合う、素敵な首輪をつけてあげてくださいね。
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