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おしゃれな服でアメリカンコッカースパニエルの可愛さを引き立てているのを見ると、つい真似したくなりますよね。
それでも犬に服を着せることには昔から賛否両論があるのも事実。
犬に服を着せることにはメリットがあり、逆にデメリットもあります。
愛犬に洋服を着せるかどうか、まずはそのメリットとデメリットの両方を理解して判断する必要があるでしょう。
アメリカンコッカースパニエルに服を着せるメリットとデメリット
アメリカンコッカースパニエルにとって、服を着せることのメリットやデメリットにはどんなことがあるのでしょうか。
服を着せるメリット
◆抜け毛を防ぐ
アメリカンコッカースパニエルは非常に抜け毛の多い犬です。
こまめに掃除をしてもすぐに部屋が毛だらけに・・・ということがよくあります。
服を着せることで抜け毛が飛び散るのを防ぎます。
また、他家への訪問時やお店に入る時に、抜け毛を防ぐためのマナーとして服を着せることも必要でしょう。
◆汚れを防ぐ
アメリカンコッカースパニエルは毛量が多く毛足も長めです。
遊ぶことも大好きなのでお散歩やドッグランに行くとなりふり構わず遊ぶ姿に汚れが気になる飼い主さんも少なくないでしょう。
そんな時、犬服を着せておくと汚れが付くのを軽減させることができるでしょう。汚れだけではなく、花粉やダニなどの寄生虫からも身を守る役割も期待できます。
また、雨の日の散歩でお腹のあたりが汚れやすくなるので、レインコートを着せて汚れを防ぎます。
シャンプーの回数を減らせることにも繋がるので、皮膚へのダメージも少なくなるでしょう。
◆疾病予防と傷や薬からの保護
皮膚に傷があるときや、アレルギーなどで塗り薬を使っているときに、患部を舐めたり咬んだりするのを防ぐことができます。
◆暑さや寒さから守る
毛量が多いアメリカンコッカースパニエルは暑さにとても弱い犬種です。
特に真夏の散歩での暑さ対策は大切です。
今は濡らして着せることのできる服や、保冷剤を入れられる服もありますから、上手く利用して熱中症を防ぎましょう。
また、アメリカンコッカースパニエルも老犬になると毛量も少なくなってきますので、防寒用に服を着せてやることも必要になってくるでしょう。
服を着せるデメリット
◆ストレスになる
アメリカンコッカースパニエルに限りませんが、犬は元々洋服を身に付ける習慣はありません。
服の締め付け感や違和感がストレスとなってしまう可能性があります。
特に始めての犬に無理やり着せたりすると、服を着ることがストレスになって嫌がるようになります。
最初は首に巻くバンダナのような小物から始めて、少しずつ身に着けつることを慣らしていくようにしましょう。
◆毛玉ができる
アメリカンコッカースパニエルは絹のように細い毛が密集しているので、服を着せることで毛玉ができやすくなります。
洋服と被毛で摩擦が生じて静電気が起きて、結果、毛玉ができやすくなってしまうのです。
脱がせた後は必ずブラシングをして毛玉をとり、被毛のお手入れを欠かさないことが大切です。
◆体温調整の妨げになることも
暑さや寒さ対策として役立つ犬服ではありますが、季節感を間違えた物を着せてしまうと体温調整の妨げとなり逆にデメリットにもなります。
例えば、夏に通気性のよくない服を着せてしまうと暑さから熱中症や脱水症状を起こす可能性が。
冬場では、寒さ対策として服を着せていても、室内では暑くなってしまってうまく体温調節ができず熱が籠ってしまうといったことが起こり得ます。
アメリカンコッカースパニエルの犬服の選び方
愛犬のサイズに合った服を
犬服を選ぶ上で、サイズ選びはとても重要です。
サイズが小さすぎると窮屈な思いをさせてしまったり、逆にサイズが大きすぎると袖が抜けて転倒してしまうといった危険性もあります。
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