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とはいえ、もちろん個体差がありますので、気性の荒いオス、穏やかなメスも多く存在します。
ヨークシャーテリアの性格は飼い主に似る
犬の性格は、生まれつきの性格の遺伝子も作用しますが、多くは飼育環境によって決まってきます。
そして諸説ありますが、ヨークシャーテリアの性格は飼い主に似るという研究結果が多々あります。
飼い主が元々、自分に似た犬を無意識に選んでいるということと、ヨークシャーテリア自身が飼い主を親として常に観察し、同じように行動しようとするために、次第と性格が似てくるのだそうです。
飼い主さんが穏やかな場合は、オス・メス両者共に穏やかなワンコが多く、明るく天真爛漫な飼い主さんの場合はワンちゃんもそのように育つ傾向にあります。
ヨークシャーテリアのオスを飼うのに注意すべき点
動物は、オスの方が美しいとされていますよね。
これは、メスの気を引くためにそうなったとの説もありますが、犬も同様にオスの方が毛吹きが良い場合が多いです。
ヨークシャーテリアのオスも、大変毛並みが美しく、正しい手入れをすれば飼い主ながらため息をつくほど美しい犬に成長してくれます。
飼う上での注意点というよりは、オスのこの性質をいつまでも保ってあげられるように、お手入れ方法をきちんと学びましょう。
ヨークシャーテリアは、トリミングでさまざまな表情を見せてくれる犬種ですが、できればヨークシャーテリアに詳しいトリマーさんにお願いするのが良いですね。
普段の手入れ方法も教えてくれますよ。
ヨークシャーテリアのオスの去勢手術について
ヨークシャーテリアのオスを飼うと必ず考えなければならないのが、去勢手術をするかどうかになります。
去勢手術をするメリットとしては、
- メスの発情期にストレスが溜まることがない
- 精巣腫瘍や前立腺肥大、会陰ヘルニアなどの病気予防
- 問題行動・攻撃行動が起こりにくくなる
などがあり、
デメリットとしては、
- 子孫を残せない
- ホルモンバランスが原因で太りやすくなることがある
- 全身麻酔のリスク
などがあります。
メリットだけではないのが去勢手術ですが、得られるメリットが大きいのも事実です。
去勢手術を早めにすることで、おしっこの時の足上げやマーキングもなくなります。
去勢手術を受ける時期に決まりはありません。
ただ病気の予防、おしっこの時の足上げ、マーキング予防などを考えているのであれば、ヨークシャテリアが完全に成犬になる前生後6ヶ月〜12ヶ月前までに行うのが良いでしょう。
ヨークシャーテリアのメスを飼うのに注意すべき点
メスのヨークシャーテリアも、オスのヨークシャーテリアと同じく、毛並みが大変美しいので、お手入れ方法を学ぶのはもちろんですが、排泄部分がオスよりも後ろ側についているので、その部分が汚れてしまったり、細菌が入りやすくなったりします。
常に清潔にするよう心がけましょう。
また、未避妊のヨークシャーテリアに多い病気が子宮蓄膿症です。
この病気は大変恐ろしい病気ですので、避妊を考えてないご家庭では特に、日頃から注意して観察してあげてください。
犬はもともと我慢強い生き物ですので、痛がる場合は既に手遅れであることも多いのです。
どろっとしたおりものが出てないか、血液が混ざったおりものが出てないかなど注意しましょう。
ヨークシャーテリアの避妊手術について
ヨークシャテリアのメスを飼った時、飼い主の私たちが判断しなければならないことの1つが避妊手術を受けさせるかどうかです。
避妊手術をするメリットとしては、
- 生理のトラブルがなくなる
- ヒートのストレスがなくなる
- 乳腺腫瘍、子宮蓄膿症などメス特有の病気の予防
などがあり、
デメリットとしては、
- 子孫を残せない
- ホルモンバランスが原因で太りやすくなることがある
- 全身麻酔のリスク
などがあります。
オスとメスどちらにも言えることですが、手術をすることで性ホルモンの分泌が止まることで性格が変わることが稀にあります。
メスの場合、おとなしかったのにオスのようにやんちゃになるといった話もあるようですが、はっきりしたデータがあるわけではなく、そういうこともあるかもしれないという程度に留めておいて良さそうです。
また、ヨークシャーテリアの去勢手術を受ける時期に決まりはありません。
ただ、様々な病気の予防や生理が来る前になどと考えるのであれば、発情期が来る前、生後6ヶ月よりも前に受けるようにしましょう。
同性を多頭飼いする場合の注意すべき点
オス犬同士、メス犬同士で仲良しのヨークシャーテリアも多いのですが、同性同士で喧嘩になる子もたくさんいます。
特に、同年代では上下の差がつきにくいため、両者ともに譲らずに怪我を伴う喧嘩をすることも多々あります。
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