アメリカンコッカースパニエルをブリーダーから迎える時の注意

翌日から少しずつ、新しい家に慣れてもらうため探検をさせたり、トイレトレーニングを始めていきましょう。

アメリカンコッカースパニエルのトイレトレーニングは迎えた翌日には開始

先でも説明しましたが、まずはトイレを覚えてもらうことが大切です。

迎えた翌日からは、トイレのタイミングを見てトレーニングをしていきましょう。

トレーニングをする過程で、徐々にアメリカンコッカースパニエルも新しい環境に慣れていくでしょう。

アメリカンコッカースパニエルの食事は食べ慣れたものを

あげる食事はブリーダーのところであげていたものをあげるようにします。

後に、違うものに変えたい場合は、突然変えるのではなく、少しずつ混ぜながら比率を変えていき、2~3週間くらいかけて変更していくようにしましょう。

アメリカンコッカースパニエルに優しい環境を作る

アメリカンコッカースパニエルが少しずつ室内に慣れてくると、いろいろと見て歩くようになります。

そんなとき、犬にとって毒である観葉植物があったり、食べてはいけないものが届くところにあったりしては危険です。

アメリカンコッカースパニエルにとって危険なものは、触れない場所に移動し、安全な環境を作ってあげましょう。

また、快適な寝床を作ってあげたり、楽しめるおもちゃを与えるなどして優しい環境を作ってあげてください。

アメリカンコッカースパニエルが夜泣きして寝てくれない!どうしたら?

アメリカンコッカースパニエルとは一緒に寝る予定でしょうか?

一緒に寝るという場合、夜泣きすることはほとんど起こりませんが、家族と離れて寝させるときに起きることがあります。

これは、突然親犬や兄妹たちから離れて寂しくてなることがあり、慣れるまで、ケージやサークルを同じ寝室に持っていき、家族が見える場所で寝させることも対策になります。

または、飼い主さん自身がしばらく、ケージやサークルの側で寝てあげる方法もあります。

いずれにしろ、環境に慣れ、成長していく中で夜泣きは収まっていくでしょう。

ニューオーナーシンドロームって何?

今まで母犬や兄弟犬と一緒に暮らしていた子犬が、いきなり一人で見知らぬところへ連れてこられるのですから、そのストレスは大変大きなものになります。

その不安や怯えからさまざまな症状の体調不良をおこすことを、ニューオーナーシンドロームといいます。

ニューオーナーシンドロームの症状と対処法

症状は下痢・おう吐・咳やくしゃみ・食欲がない・ぐったりしている・などがあげられます。

家に迎えて最初の2~3日に最も強く症状が現れます。

対処法としては、できるだけ以前と同じ環境を作ってやることです。

子犬が安心するように、前に使っていた敷物やおもちゃなどをもらってきておきましょう。

必要以上にかまうのは子犬にとってとてもストレスがかかります。

寝ているときに無理やり起こしたり、食べているときに手を出したりしないようにしましょう。

特に子供さんは、かわいさから子犬を構い過ぎるので注意が必要です。

子犬は元気なのが普通です。

ぐったりしたまま動かない、何も食べないなど症状が重いときはすぐに動物病院で診てもらいましょう。

子犬はまだ免疫力が強くありませんから、連れていくときは必ずキャリーに入れていきましょう。

この記事のまとめ

アメリカンコッカースパニエルをブリーダーから迎える時の注意
  • 体重11〜13kgの中型犬。ダブルコートの長毛種
  • 毛色:単色、パーティーカラー、トライカラーなど20種類以上の毛色の組み合わせあり
  • 性格:温厚、フレンドリー、遊ぶのが大好き、寂しがり屋、警戒心がない、賢く物覚えが早い
  • ブリーダーから迎えるメリット:健康でよりいいアメリカンコッカースパニエルに出会える、両親犬や兄弟を見られる、専門的な知識を持つブリーダーからアドバイスをもらえる、価格が抑えられる
  • 気をつけたいブリーダー:犬舎の見学NG、親犬を見せてくれない、情報開示がはっきりしない、生体保証がない、流行りの犬種を多数繁殖している
  • ブリーダーに確認すること:予防接種や回虫検査について、食事や排泄について、受け取る書類について、生体保証内容を確認する
  • ニューオーナーシンドローム:症状は下痢、嘔吐、咳やくしゃみ、食欲がない、ぐったりしているなど
  • ニューオーナーシンドローム対処法:できるだけ以前と同じ環境を作ってあげる
  • 迎えた後の注意:構いすぎず休ませる、トイレトレーニングは迎えた翌日には開始、食事は食べ慣れたものをあげる、優しい環境を作る

アメリカンコッカースパニエルをブリーダーから迎える時の注意 さいごに

新しい家族としてアメリカンコッカースパニエルの子犬を迎えて、家族全員の目が子犬に向いていることでしょう。

今、子犬はたくさんの見知らぬ人に囲まれて不安でいっぱいです。

子犬が本当に家族の一員となるまでそんなに時間はかかりません。

怯えた目で震えていても、落ち着かずウロウロと動き回っていても、すぐに慣れてしっぽを振って駆け寄ってきます。

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