早い時期から始めていこう!パピヨンに必要なトレーニングとは?

まずは、頭や背中、気持ちいいと感じる首まわりなどを優しく撫でていきましょう。
また、しっぽや足先、口や耳などは触られるのが苦手な部分ですので、慣れてからにしたほうがよいです。
全体を触ったら、膝の上に仰向けに寝かせて、おなかや足の付け根なども撫でていきます。

◆ポイント

体のどこを触っても嫌がらないようにするためには、子犬の頃からリラックスした状態で触らせてもらえるようコミュニケーションを取ることが大切です。
嫌がる愛犬を強引に撫でても意味がありません。

飼い主さん自身もリラックスした状態で行うことで、愛犬に安心感を与えることができるでしょう。
やさしく声をかけながら自然になでるのがポイントです。

トレーニング⑤ ~社会化~

社交的な性格を持ったパピヨンではありますが、家の中に閉じ込めたままでは社交的な性格には育ちません。
社会化のトレーニングは非常に大切ですので、子犬の頃にしっかりとやるようにしましょう。

とくに生後3ヵ月までは、何でも受け入れていくことができる時期ですので、飼い主以外の人やほかの犬、外の景色や音などになるべく多く触れる機会を積極的に作ったほうがよいです。

この頃にさまざまなことに慣れておくと成犬になってから、何かあっても必要以上に怖がったり、攻撃的になったりするようなことがなく、落ちついて暮らしていけるようになります。

◆ポイント

子犬期のワクチンプログラム3回が終わるまではお散歩デビューさせることができませんが、2回目が終わったころから抱っこしたりキャリーやカートinでお散歩するのも良いでしょう。

積極的に外に出て、外の環境や家族以外の人やほかの犬に会うなどさまざまな経験をさせてあげるようにしていきましょう。

しつけ教室の「パピークラス」などに参加することもおすすめです。

パピヨンは褒めて伸ばそう

パピヨン,犬,茶白

褒めて伸ばすがベスト

パピヨンのしつけは、できない事に対して叱るよりも、“出来たことを褒めて伸ばす”事が大切です。

成功例を増やしていくことがしつけを成功させるカギとなるでしょう。

雰囲気や状況を察する能力が高いパピヨンですので、褒めることでどんどん覚えていってくれるでしょう。
褒められて嬉しい感情や楽しい感情を沢山経験することは、飼い主さんとの信頼関係を築く事にもつながるでしょう。

時には叱ることも必要に

犬のしつけを行っていく中で、時には叱る事も必要なシーンが出て来るでしょう。
それでも決して感情的に怒鳴ったり叩くなどの叱り方はしないでください。

叱り方は、声のトーンを落として「いけない」「ノー」などの端的な言葉を使って一貫した言葉で叱るようにしましょう。

叱りつけるというよりも、悪いことをしようとしている愛犬を止めるというイメージで叱ると良いかもしれません。

よくやりがちなのは、「あ~だめだよ~」「〇〇ちゃんダメでしょ」など話かけるような叱り方は、飼い主さんが喜んでいる興奮していると愛犬を勘違いさせてしまうことにもなりかねません。

また、叱る時のもう1つの注意点として“現行犯”である事が大切です。

犬は時間をおいて叱っても何がいけなかったのか理解できませんので、叱るタイミングに気を付けましょう。
例えば、「帰宅したらイタズラしていた→叱る」では何に対して叱られているのか犬には理解することができません。

悪いことをしたら叱るではなく、悪いことをしている時、しようとしている時に叱ることがしつけを成功させるカギとなってくるでしょう。

この記事のまとめ

早い時期から始めていこう!パピヨンに必要なトレーニングとは?
  • しつけは家に迎え入れた時から始めよう
  • 「トイレトレーニング」
    迎えた当日から始めとにかく成功例を増やすことがポイント
  • 「アイコンタクト」
    様々なしつけの基本として必要なこと。
  • 「留守番トレーニング」
    パピヨンは留守番が苦手。安心できる環境作りと留守番時間を少しずつ伸ばしていこう。お散歩や遊びをさせておくことも大切。
  • 「スキンシップ」
    全身どこでも触れるように。愛犬も飼い主さんもリラックスした状態でスキンシップを。
  • 「社会化」
    できるだけ早い段階で外の環境や家族以外の人・犬との接点の場をつくろう
  • パピヨンは褒めて伸ばそう

早い時期から始めていこう!パピヨンに必要なトレーニングとは? さいごに

成犬になると警戒心や恐怖心が優先して、新しいことを受け入れたり、覚えたりするのに時間がかかるため、子犬の頃からしっかりとトレーニングをしていくようにしましょう。

個体差によって、教えたことをすぐに覚えられることもあれば、失敗してしまうこともありますので、うまく褒めてあげながら焦らないで取り組んでいってくださ

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