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そんな暑い日の日中に散歩をさせるということは、火傷や熱中症など、パピヨンの命を脅かすほど危険な行為になるので避けるようにしましょう。
暑い日の散歩は、日が昇る前の早朝か、日が沈んで地面の熱が下がってから行くようにします。
パピヨンを歩かせる場合は、飼い主さんが必ず手を地面につけ、温度チェックをするようにしてください。
雪が降る地域での散歩で注意したいこと
雪が降る地域にお住まいの場合、新雪はふかふかして、寒いながらもパピヨンは面白がって歩くかもしれません。
気をつけたいのは、1度雪が融けて再度固まったときです。
改めて凍ってしまった雪はとても固く、ときに鋭利な角を作ったりします。
そんな雪道を歩くことで、パピヨンの肉球が傷つくこともあり得るため、犬用のブーツを履かせたり、雪道を避けて歩くなどの工夫をするようにしましょう。
また、地域によっては融雪剤を撒くところもあります。
融雪剤は触れることで、火傷のような反応を見せ、誤って口に入れてしまうと中毒症状を起こしたりします。
融雪剤を撒いている場合には注意するようにしましょう。
適度な運動でご長寿パピヨンを目指そう
適度な運動というのは、パピヨンに長生きをしてもらう上で、とても重要なポイントになります。
どんなに良質な食事を与えかわいがっていても、運動が全く足りていないとなると、年を取るごとに体力の低下は、運動しているパピヨンと比べて早くなる傾向があります。
散歩に行けない日は室内で運動をさせる
理想的なのは毎日散歩をさせることですが、天候や飼い主さんの事情で行けないこともあります。
そんな日は、ただ室内を歩き回るだけではもったいありません。
パピヨンも体を持て余すこともあるでしょう。
そんなときに使えるのが、室内遊びができる犬用のおもちゃになります。
電動のボールが勝手に不規則な動きをするものや、不定期にランダムな方向におやつを飛ばすおもちゃなど、飼い主さんが一緒に遊んであげられないときでも、パピヨンが飽きることなく好奇心をくすぐるおもちゃがあるので、そういったものを活用することをおすすめします。
また、室内用の組み立て可能なアジリティセットなどもあります。
散歩に行けない日が続くときには、そういったおもちゃを活用し、室内運動を充実させましょう。
メンタルの運動には知育玩具を活用
犬用のおもちゃは、体を動かす運動だけではありません。
知育玩具と呼ばれる、脳の運動をさせるおもちゃもあるのです。
木製、プラスチック製、布製とさまざまな素材でできたものがあり、それぞれたくさんの仕掛けの中におやつやドライフードを隠し、パピヨンが嗅覚と頭を使い、それらを探す遊びになります。
大変賢く好奇心旺盛なパピヨンですので、張り切って遊ぶのではないでしょうか?
夢中になっておやつやドライフードを探すので、知育玩具は散歩に行けない日だけではなく、お留守番をしてもらうときの暇つぶしにもなります。
室内運動で気をつけたいこと
室内での運動は、外と違いさほど気にしなくても安全とお思いではありませんか?
パピヨンは、私たちが思いもしないような動きをすることがあり、気を配らないとケガに結びついてしまうことがあります。
まず1番に気をつけたいのは、室内がフローリングの場合、はしゃいで走ったときに足を滑らせてけがをしてしまうリスクがあります。
滑りやすいようであればラグを敷いたり、滑りにくいワックスを塗るなどして対策を取りましょう。
また、好奇心旺盛のパピヨンなので、口に入れってもらいたくないものなどは、パピヨンが届くところに置かないようにしましょう。
この記事のまとめ
- 体重3.2〜4.5kgの小型犬。イギリス系はシングルコート スウェーデン系はダブルコート
- 毛色:ブラウン&ホワイト、セーブル、フォーン&ホワイト、ブラック&ホワイトなど
- 性格:物覚えが早く賢い、好奇心旺盛、明るく社交的、プライドが高め、感受性が強い、活発で遊ぶのが大好き
- パピヨンに運動(散歩)が必要な理由:心身ともに健康に生きていく上で重要な日課
- パピヨンの散歩の目安:1日1〜2回、1回の時間は20分〜
- パピヨンの子犬期の運動:成長を妨げないよう、いろいろなものに触れさせたり、散歩に慣れさせるようにする
- パピヨンの成犬期の運動:さまざまな運動をさせる、足腰を鍛える
- パピヨンのシニア期の運動:運動の質を変え、無理をさせない
- 月に何回かドッグランを活用する
- 夏の暑い時期はプールを利用
- 適度な運動は長生きに繋がる
- 脳の運動には知育玩具
- 暑い日の散歩で注意したいこと:やけどや熱中症に注意、涼しい時間帯に散歩する
- 雪が降る地域での散歩で注意したいこと:融けて固まった雪と融雪剤に注意
パピヨンの運動量は1日どのくらい必要? さいごに
パピヨンは小型犬ということもあり、1日の運動量は大型犬に比べ、それ程多くはないかもしれません。
室内に放し飼いの方は、それだけでも一定の運動になります。
でもそれだけでは足りないことを覚えておきましょう。
楽しく外を散歩をして運動することで、健康をキープし、飼い主さんとの絆も深まります。
ただし、運動をし過ぎてしまうと、足などに負担がかかることもありますので、適度な運動を心がけましょう!!
みなさんのパピヨンが最高の笑顔で、楽しく運動をできますように。
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