ポメラニアンのいびきについて(原因や病院に行く目安など)

ポメラニアン,クリーム色

また一部の動物病院では外科手術も行なっています。

ただし、まだまだ難しい手術となりリスクも伴う難しい手術のようです。

予防方法

この病気は遺伝でなることが多く、予防のしようがないことがほとんどになります。

できることとといえば、初期の段階で診断してもらい、早期の段階で薬の治療を開始することが最善策になります。

また、心臓に雑音があると診断された場合、今まで以上に過剰な運動、長時間の散歩、肥満などに気をつける必要があります。

アレルギー

ポメラニアンにもアレルギー体質の個体がいます。

何かにアレルギー反応を起こしている場合、人間同様鼻づまりなどの症状があり、寝ているときにうまく呼吸ができず、いびきのような音が聞こえてくることがあります。

症状

アレルギー症状はいびき以外に、

  • 皮膚を痒がる
  • 皮膚に湿疹が出る
  • 目を痒がる
  • 嘔吐・下痢

などあります。

まず、いびき以外に症状がないかチェックしてみましょう。

治療方法

まずはそのいびきが、アレルギーから来ているのかを判別する必要があります。

獣医さんに診てもらった結果、アレルギーが原因とわかった場合、できる治療法は内科治療となります。

内服薬としてはステロイド薬がメインとなり、場合により、抗ヒスタミン剤や免疫抑制剤などの薬が試されるかもしれません。

長期的にアレルギー治療をしたい場合は、人間同様、減感作療法という治療法もあります。

予防方法

アレルギーの原因によって、予防方法は変わってきますが、基本的にはアレルゲンを除外してあげるのが最善策になります。

またハウスダストが原因の場合は、

  • こまめに掃除機をかける
  • 空気清浄機を置く
  • 空気の入れ替えを頻繁に行う
  • 温度や湿度の管理をする
  • ポメラニアンの寝床を清潔にする

などの対策を取ることができます。

ポメラニアンの心配ないいびきってあるの?

ポメラニアン,柴犬カット

ポメラニアンが、いびきをかく病気についてご紹介してきましたが、病気ではなく、心配ないいびきというのは存在するのでしょうか?

短頭種の場合、鼻の構造上、いびきをかくということが病気以外でもあり得ます。

ただポメラニアンの場合、自然にいびきをかくということはなかなかないでしょう。

病気が関係していないとすれば、考えられるのは2つ。

  • 肥満
  • 鼻の中に異物がある

になります。

肥満になるとどうしても呼吸が苦しくなるので、いびきに似た呼吸音になります。

また、鼻の中に異物がある場合も、それが呼吸を邪魔していびきのような異音が聞こえるでしょう。

まずは、病気から起こるいびきが1番心配なので、病気ではないことを判明させるとともに、ご自身のポメラニアンが適正体重であるかどうか、再確認するようにしましょう。

肥満が原因でのいびきの場合、早期にダイエットを開始してあげないと、肥満が原因の病気になるのも時間の問題となってしまいます。

ポメラニアンがいびきを始める年齢ってあるの?

子犬の頃はいびきなんてしなかったのに、突然いびきをするように…

年齢的に好発する時期ってあるの?と疑問になりますね。

まず、いびきはポメラニアンの年齢に関係なく、子犬期でもいびきをかく個体は存在します。

その場合、先天性の身体的問題からなのか、肥満なのかなどチェックする必要があります。

また成犬〜シニア犬に向かう年齢で突然いびきをかくようになった場合、やはり心配なのは呼吸器や循環器の病気から来ている可能性があることです。

突然いつもと違ういびき、寝息が聞こえてきた場合、必ずどこかに原因が隠れています。

ぜひ獣医さんに相談することをおすすめします。

この記事のまとめ

ポメラニアンのいびきについて
  • 体重1.8〜3.5kgの小型犬。ダブルコートの長毛種
  • 毛色はJKCで公認しているカラー13種類。その他非公認のカラーも多数あり
  • 性格は大変賢く物覚えも早い。好奇心・警戒心旺盛。感受性が強く飼い主の気持ちを察知し、感情を共有しようとする
  • ポメラニアンのいびきとは…空気が呼吸器を通るときに振動して聞こえる音
  • 病院に連れて行くタイミング:「寝ていても呼吸が苦しそう」「いびきが普段より激しい」「いびきの頻度が増えてきた」「いびきとともに咳をする」「いびき以外にも症状がある」
  • いびきをかく病気:気管虚脱、心臓病、アレルギー
  • 病気以外でのいびきの原因:肥満、鼻の中に異物がある

ポメラニアンのいびきについて さいごに

犬のいびきにもそれなりの理由があるということです。

ポメラニアンがいびきをかくにも様々な理由があることがわかりました。

日頃の体重管理など、飼い主ができることはしっかりとおこない、いびきの異変や心配なことがあった場合は、必要であれば速やかにかかりつけの動物病院に連れて行ってあげてください。

万が一病気が原因でのいびきの場合、早期で治療を開始することで、進行を止めることもでき、ポメラニアン自身も質のいい睡眠を取ることができます。

いびきはポメラニアンにとって、決してかわいい行動の1つではありませんので、積極的に原因を追求して改善してあげるようにしましょう。

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