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糖尿病とは、ホルモンの働きが悪くなり、すい臓のインスリンの生成することが上手くいかずに血液中の糖が通常より多くなってしまうことです。
飼い主が異変に気付くときの症状は主に、
- 水をよく飲むようになった
- 体重が減った
などがあります。
四肢の病気
これは、体重が増えたことによって四肢に負担がかかり、関節炎や椎間板ヘルニアなど場合によっては手術が必要になることもあります。
呼吸器への負担・心臓病
首の周りに脂肪がつくと、気管が圧迫されて呼吸がしにくくなります。
そして、心臓にも負担がかかります。
その他、何らかの手術をおこなうとき、麻酔のリスクが通常よりも高くなります。
これは、脂肪などが気管を圧迫してしまう恐れがあるからです。
ポメラニアンのダイエットで注意したいこと
ご自身のポメラニアンが肥満であるとなったとき、今後の健康を考えたときに、いち早くダイエットを始めることをおすすめします。
ただ、闇雲に食事を極端に減らしたり、ハードな運動をさせてはいけません。
人間のダイエットと同じで、食べなければいい、運動すればいい。では、体調を崩してしまいます。
基本的に1週間で体重の0.5~1%くらいずつ減量させるように計画を立てましょう。
また、シニアになっているポメラニアンのダイエットは、個体の体調によっても簡単ではない場合があるので、獣医さんに相談しながら行うようにしてください。
ポメラニアンのダイエット方法
ポメラニアンの平均の体重は1.5~4㎏だとされています。
その犬のそれぞれの体格によって違いますので、動物病院などで一度、その犬にあった適正な体重をきいておきましょう!!
食事管理
今の食事を見直してください。
おやつや人間が食べるものを与えていませんか?人間の食べ物は犬にとってもとてもおいしいものです。
ですから、フードを食べなくなる犬もいます。
まずは、おやつや、人間が食べるものをやめてください。
そして、フードの量は適正ですか?適正な体重を知った上で、フードの量も見直しましょう!!
急に量を減らすと犬にとってもストレスになることもありますので、茹でたキャベツや豆腐で嵩増しをするという方法もあります。
また、ダイエット用のフードに切り替えるなど、その犬にあった方法で無理なく進めていきましょう。
適度な運動
走ったりする必要はありません。
ダイエットには、「運動」と考える方もみえると思いますが、適正体重を超えている場合、過度の運動は、足や腰に負担がかかり、逆効果になってしまうこともありますので、注意してください。
いつもより少し、距離を増やした散歩をすることでもカロリー消費できるので、効果が期待できるでしょう。
いつもの散歩が平坦な道を歩くだけなのであれば、なだらかな坂道を散歩コースに加えたり、アスファルトの上だけでなく、芝生や土の凸凹道を歩くなどしてみるのも効果的です。
ちょっとした変化で、ポメラニアンも楽しく歩け、同時にカロリー消費もできるので一石二鳥になります。
運動については、関節疾患や心臓疾患を持っていたり、老犬の場合は様子を見ながら行いましょう。
また、動物病院では、体重測定だけでも診てもえるので、家でなかなか体重を測れないという方は、お散歩ついでに動物病院で、体重をときどき測りに行くなどというのもいいですね。
食事回数を増やす
犬は食べ物を1回にたくさんもらうより、回数に分けてあげたほうが喜ぶといわれています。
今まであげ過ぎていたフードが適量になり、慣れてきて体重が減少するまでの間、お腹が空いたり、物足りなさを感じることがあるかもしれません。
そういった状態をストレスに感じさせないために、1日に3~4回の食事に回数を増やし、少しでも気を紛らわしてあげると効果があるでしょう。
ただし食事回数を増やしたとしても、食事量は増やさないでください。
1日にあげていい適量を分けてあげるのがポイントです。
あげるフードの適量を知ろう
ドライフードのパッケージには、犬の体重ごとにあげるフード量の記載があります。
これらはあくまで参考までの量になりますが、明らかに記載されている以上のフードをあげていた場合、あげすぎです。
適量をあげるようにしましょう。
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