ジャーマンシェパードドッグの基本情報や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

ジャーマンシェパード

たまに、プロのトリマーさんにきれいに洗ってもらい、パックをしてピカピカの被毛にしてもらうのもおすすめします。

ジャーマンシェパードドッグの臭い対策

ジャーマンシェパードドッグはやや体臭が強い犬種になります。

また、ヨダレも多いので、口周りの臭いが気になることもあります。

臭い対策は4つになります。

  • 1. 月に2〜3回はシャンプーをします
  • 2. ご飯の後やヨダレがあるときは、キレイに拭く
  • 3. トイレ後、お尻をきちんとキレイに拭き取る(消臭剤使用)
  • 4. シャワーをしないときは、体を拭く

ジャーマンシェパードドッグの歯磨き

ジャーマンシェパードドッグは成犬になると、口も大きく、噛む力も強くなります。

そのため、成犬になってから歯磨きを始めるとなると、慣れさせるのに苦労します。

子犬のうちから、口の中を触っても平気なように慣れさせ、歯磨きを日課にしましょう。

口内の健康は犬の長寿に繋がります。

ジャーマンシェパードドッグの注意する病気

ジャーマンシェパードドッグの注意する病気①股関節形成不全

大型犬に多い病気で、遺伝だけでなく、肥満犬や、激しい運動のしすぎでなることもあります。

症状は、足を痛がり、かばって歩くようになったり、足を引きずって歩いたりします。また、運動を嫌がることもあります。

治療は、犬の症状や年齢により、内科・外科治療とあります。

ジャーマンシェパードドッグの注意する病気②胃拡張・胃捻転症候群

胃拡張・胃捻転症候群が発症する原因はわかっていませんが、食事や水を一気に大量摂取することで起きることが多く、食後すぐの運動でもなるといわれています。

胃拡張・胃捻転症候群になると、早急に処置をしないと命に関わります。

吐こうとしているのに吐けない様子や、大量によだれを流す様子があるときは、至急、動物病院へ急ぎましょう。

ジャーマンシェパードドッグの注意する病気③膿皮症

膿皮症は、細菌感染によって起きるといわれています。

ときに、アレルギー性皮膚炎やニキビダニ症などの他の病気が引き金になって、起こることもあります。

症状は皮膚が赤くなったり、湿疹ができたりします。

膿皮症は、軽症のうちに治療をしないと慢性化しやすいので注意が必要です。

ジャーマンシェパードドッグとのミックス犬

ジャーマンシェパードドッグ+シベリアンハスキー

体つきはジャーマンシェパードドッグですが、クールな顔つきはシベリアンハスキーを思わせる顔が特徴のミックス犬になることが多いようです。

そして何といっても、シベリアンハスキーのお茶目な性格を引き継ぐことが多く、楽しいドッグライフになる予感がします。

ジャーマンシェパードドッグ+ロッドワイヤー

どちらかというと、ロッドワイヤーの被毛の質に似ることが多く、顔つきはジャーマンシェパードドッグ寄りになります。

どちらにしても体力があり、警察犬になれるほどの知能を持っています。

しっかりしつけをしないとコントロール不可能になっては大変なミックス犬なようです。

ジャーマンシェパードドッグ+エアデールテリア

エアデールテリア!?え?ミックス!?というくらい、顔つきや被毛はエアデールテリアに似ることが多いです。

どちらにしてもしっかりとした体格と、頭の良さは間違いありません。

テリア気質を持ったジャーマンシェパードドッグというのも、魅力的ですよね。

ジャーマンシェパードドッグを飼うのに向いている飼い主は?

ジャーマンシェパードドッグは、ペットとしても最高のパートナーになり得る、素晴らしい犬種になります。

ただしそれは、飼い方を熟知していることが前提になります。

警察犬や軍用犬になれる犬というのは、通常飼われている愛玩犬と呼ばれる犬種に比べ、きちんとしたしつけをしなければ、問題犬になってしまう危険を持っています。

それではどんな人がジャーマンシェパードドッグの飼い主に向いているのでしょうか。

ジャーマンシェパード
  • ジャーマンシェパードドッグについて理解している(勉強している)
  • 大型犬の扱いに慣れている
  • 必要であれば、しつけ教室に通う準備がある
  • 毎日運動不足にならないように散歩やドッグランなどに連れて行ける
  • 広いスペースで飼うことができる(できれば一戸建て)
  • 食費、医療費、老後介護費などのため、金銭的余裕がある

これらの条件をクリアできる人が、ジャーマンシェパードドッグの飼い主にはピッタリなのではないでしょうか。

ジャーマンシェパードドッグの価格と入手方法

ジャーマンシェパードドッグの価格相場は、10万〜20万円くらいになります。

ただし、ショードッグに出るような血統の場合、50万以上する場合もあります。

ジャーマンシェパードドッグは、スタンダードに近いほど価格は高くなり、親犬がチャンピオン犬であったり、訓練競技会などで優勝していたり、優秀な成績を収めている場合、その子犬の価格も上がる傾向にあります。

ペットショップではなかなか見ることは少なく、ブリーダーから譲り受ける方法がほとんどです。

そして購入する時に注意したいのは、ジャーマンシェパードドッグの中には遺伝性疾患を持つ個体もいることです。

どんなに正しく繁殖をしていても100%防げるものではありません。

ジャーマンシェパードドッグを愛し、豊富な知識と経験で繁殖しているブリーダーは信頼が持て、万が一、遺伝性疾患が発病してしまった時の、対応の仕方でも助けてもらえるケースが多くみられます。

あまり知識がなくビジネスライクで繁殖しているブリーダーは、対応法すらわからないことがあります。

そのため、ジャーマンシェパードドッグ購入する際は、知識と経験、愛情を持つブリーダーを探すようにしたいですね。

また、里親になるという方法もありますので、興味のある方はぜひ、インターネットで検索したり、住んでいる地域の里親会に参加してみてください!

ジャーマンシェパードドッグのブリーダー紹介

ジャーマンシェパード

みんなのシェパードブリーダー

全国のジャーマンシェパードドッグのブリーダー情報が集められたサイトになります。

お住いの地域から近いブリーダーを探すことが簡単にできます。

みんなのシェパードブリーダー

Super-dogs

ジャーマンシェパードドッグのしつけ訓練まで行ってもらえるブリーダーになります。

子犬の引渡しは生後60日以降になります。

Super-dogs

京北ドッグスクール・京北警察犬訓練所

ジャーマンシェパードドッグの子犬販売だけではなく、交配、しつけ、訓練まで行っています。競技会や審査会でも多数入賞、優勝の実績があります。

京北ドッグスクール・京北警察犬訓練所

この記事のまとめ

ジャーマンシェパードドッグはこんな犬
  • オス30〜40kg メス22〜32kgの大型犬
  • 賢く状況を判断し自分で動ける。家族思いで頼もしい
  • 短毛種と長毛種がある。毛色は「ブラック」「グレー」「ブラックタン」「ブラックシルバー」「セーブル」
  • 必要なしつけ:「おすわり・伏せ・待て」「リーダーウォーク」「呼び戻し」
  • 注意したい病気:股関節形成不全、胃拡張・胃捻転症候群、膿皮症など
  • ジャーマンシェパードドッグの価格相場は10〜20万円くらい
  • ジャーマンシェパードドッグは抜け毛が多いので毎日ブラッシングをする

ジャーマンシェパードドッグのさいごに

ジャーマンシェパードドッグは飼う人によって、どこまでも賢く、頼もしいパートナーになってくれます。

そして、飼い方によってはその逆にもなり得るということを、十分覚えておく必要があります。

十分に犬と向き合い、トレーニングをする時間がある方に向いている犬種なのかもしれません。