ジャーマンシェパードドッグの基本情報や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

ジャーマンシェパード

そうならないために、子犬の頃から、家族以外にもたくさん接する機会を作りましょう。

近所の人に触ってもらったり、ドッグランで他の犬とも関わるようにさせ、世の中には家族以外にも人間や犬がいることを理解させます。

ジャーマンシェパードドッグのトイレのしつけ

トイレ

ジャーマンシェパードドッグ自体は、物覚えが早いので、トイレのしつけはさほど苦労せずに覚えることができます。

まず、トイレのしつけ方法をご紹介します。

  • 家に迎えた日からトイレのしつけは始まります。
  • トイレを覚えるまで、生活のほとんどはサークルの中にします。
  • サークルの中に、トイレと飲み水を置き、それ以外の場所全てにもトイレシートを敷きます。
  • トイレをしたら思い切り褒め、成功したらトイレシートを減らし、失敗したら増やすことを繰り返します。
  • とにかく成功するような環境を作ってあげることで、犬の自信に繋がります。
  • 絶対に失敗に対して、叱ってはいけません。

トイレのしつけは長期ではなく、短期でマスターさせるようにしましょう。

あまり長期戦になると、その分失敗も増え、トイレというものを勘違いしてしまうようになります。

そこで、早く覚えさせるコツは2つあります。

1. トイレは静かでリラックスできるところに置く

トイレを騒がしい場所に置かず、落ち着いてできる場所に置いてあげましょう。

人の出入りが多いドア付近などは、落ち着いて用を足すことができず、結果、自分の判断で、安心できるところでしてしまうなど、トイレの失敗の元になります。

2. トイレ以外のところに臭いを残さない

犬は自分のオシッコの臭いなどで、そこをトイレと認識しますので、トイレ以外でしてしまった粗相は、匂いを完璧に消すようにお掃除をしてください。

匂いがいたるところに残っていると、どこでトイレをしても良さそうかな!?と勘違いをさせてしまいます。

ジャーマンシェパードドッグの散歩の仕方と頻度

ジャーマンシェパードドッグは大型犬になりますので、それなりの運動量が必要になります。

毎日の散歩は、ただひたすら決まった道を歩くより、歩いたり走ったり、時には、ボールなどを使ったりと、変化をつけた散歩をすると喜びます。

そして、歩くルートも時々変えて、できれば坂道などを取り入れましょう。

必要な散歩量:1日2回、1回につき1時間くらい

また、ジャーマンシェパードドッグは散歩だけではどうしても運動不足になってしまいます。

月に何回かはドッグランや、広い場所で思い切り走って運動できるようにさせてあげましょう。

運動不足が続くとストレスが溜まり、思いもよらない問題行動を起こすことがあります。

ジャーマンシェパードドッグのしつけで必要な3つのこと

ジャーマンシェパード

ジャーマンシェパードドッグはご紹介してきたように、徹底したしつけが必要になる犬種になります。

どんなにしつけを頑張って、心優しい穏やかなジャーマンシェパードドッグだったとしても、ジャーマンシェパードドッグのイメージというのはどうしても「強い」「怖い」「噛んだら離さなそう」など、警察犬のイメージが先行してしまいます。

そのため、小型犬がどんなにキャンキャン牙を剥いて吠えていても、「あらあら、どうしたの?」で済んでも、ジャーマンシェパードドッグが一声「わん」と吠えた途端、「あ〜、怖い!!」となってしまいます。

ジャーマンシェパードドッグには気の毒ですが、それが現実なのです。

ご自身のジャーマンシェパードドッグをそんな目で見られないために、必ずマスターしておきたいしつけが3つあります。

ぜひ参考になさってください。

1.おすわり・伏せ・待て

この「おすわり・伏せ・待て」は、どんな犬にでも教える基本のしつけになりますね。

しかも比較的難易度の低い、割と教えやすいしつけです。

ただしポイントは、何となくできるではいけません。

完璧にどんな状況でもできることが必要になります。

それは、どんなに騒々しい場所でも、どんなにジャーマンシェパードドッグが興奮している場面でも、命令1つで指示を聞けなければいけません。

それがマスターできることで、仮にジャーマンシェパードドッグが吠えたくなるような場面に出くわしても、おすわりや伏せをさせることで、興奮を落ち着けることができます。

2.リーダーウォーク

散歩の時、人が大好きなジャーマンシェパードドッグは、良かれと思い、あいさつの気持ちを込めて出会った人に飛びつこうとするかもしれません。

でもその相手が犬恐怖症だったら…

子供だったらケガをさせてしまうかもしれません。

そういった余計なトラブルを防ぐために、必ず散歩のしつけが必要になります。

3.呼び戻し

どんなに知的なジャーマンシェパードドッグだって、遊ぶのは大好きです。

ドッグランなど思い切り走り回れるところでは、我を忘れてはしゃぐ姿を見られるでしょう。

でも、いざ他の犬がジャーマンシェパードドッグにしつこく寄って行ったら、またはその逆もあり得ますね。

大型犬のケンカが始まったら、成人男性であったとしても止めに入るのは危険です。

そうなる前に、呼び戻しがきちんとできていれば、そうなる前に相手の犬から離すことができます。

ジャーマンシェパードドッグのお手入れ

ジャーマンシェパードドッグはダブルコートですので、抜け毛は多いです。

特に換毛期は抜け毛対策を徹底しないと、室内が被毛だらけになってしまいます。

それではジャーマンシェパードドッグに必要なお手入れ方法を見ていきましょう。

ジャーマンシェパードドッグは毎日ブラッシングをしましょう

ジャーマンシェパードドッグの抜け毛対策の基本はまず、ブラッシングです。

スリッカーブラシを使い、毎日ブラッシングをします。

ブラッシングすることで、死毛を取り除き、皮膚へのマッサージ効果もあるので、血行が良くなり、皮膚を丈夫に保つことができます。

ジャーマンシェパードドッグにトリミングは必要!?

基本的に、ジャーマンシェパードドッグにトリミングは必要ありません。

自宅で定期的に、シャンプーをするだけのお手入れで十分です。

ただ、最近ではカットだけでなく、犬の泥パックなどエステ的なケアをしてくれるところも多数あります。