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内臓の機能を良くし、体を温めてくれます。
また、アンチエイジング効果もあるといわれます。
神門(しんもん)
前足の手首の内側で、肉球よりも少し下にあります。
ここを優しくマッサージすると、犬の精神が安定し、普段のストレスが癒されるといわれます。
何かストレスが溜まっていそうなときに効果的です。
犬のツボマッサージの効果
犬のツボマッサージには、4つの効果があります。
1. 血行を良くし犬の健康につながる
全身をツボマッサージすることにより、犬の血行が良くなり、全身の健康につながります。
運動とは違い、マッサージは全身の筋肉がリラックスできます。
そのため、シニア犬など体力や筋力が落ちてきた犬に、マッサージはとても有効です。
2. 愛犬の体の異変に早く気づける
常にマッサージで体を触っていると、ちょっとした体の異変にも気づくことができます。
- 前より痩せてきた。
- 体のどこかにシコリがある。
- 今までは何でもなかったのに、突然触られるのを嫌がる場所がある。
など、普段触っていなければわからないことに気づくことができ、早期の病気発見ができます。
3. スキンシップで信頼関係が深まる
犬を気持ちよくさせてあげることで、より一層、あなたとの絆が深まります。
そして、優しくマッサージしてくれるあなたの手は、常に自分を幸せにしてくれる手と認識してくれるでしょう。
4. 飼い主自身もリラックスできる
リラックスするのは、犬だけではありません。
フサフサ、柔らかい犬の被毛をマッサージすることで、飼い主自身も癒され、リラックスできます。
犬と接することで、オキシトシンが分泌され、幸せな気分で心が落ち着きます。
犬のツボを押すときの注意点
犬のツボをマッサージするときには、5つの注意点があります。
1. 強く押さない
犬はデリケートです。
人の力でグイグイ強く押すことは、気持ちいい以前に痛いだけでしょう。
ケガのもとにもなるので、優しくマッサージが基本です。
2. 食前・食後はしない
特に食後すぐのマッサージは避けましょう。
食べたものが消化していない状態で、体のあちこちを触られ、吐き戻し等の原因になります。
3. 運動した後など興奮しているとき
犬自身が興奮しているときは、マッサージをしようとしてもなかなか落ち着かないでしょうし、無理やりのマッサージは犬にとって不快でしかありません。
興奮が落ち着いてからや、リラックス時を選びましょう。
4. 闘病中やケガがあるとき
病気の時は、犬は静かに寝て治癒させようとしています。
そんな中、あれこれ触られるのは嫌がる犬が多いです。
また、ケガの場合はそのケガにより、動かしてはいけない場合があります。
リハビリのマッサージであれば、獣医さんに指示を仰いでからにしましょう。
5. 装飾品は外す
犬の皮膚は非常に薄く、弱いです。
万が一の事故を防ぐために、アクセサリーや時計などの装飾品は外すようにしましょう。
まとめ
犬のツボは、探すと本当にたくさんあることに驚きます。
愛犬に気になるところがあれば、そこに効果があるツボを探してマッサージしてあげるのもいいですよね。
どんな触り方がベストなのか、あれこれ試してみて、愛犬が1番喜ぶマッサージ方法を見つけてみてください!