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小型犬の飼育費用は、年間でおよそ10万円程度かかると言われており、場合によってはそれ以上になることもあります。
さらに小型犬の平均寿命12年で考えると、単純計算でも120万円もの金額が必要となります。
◆犬の飼育にかかる費用
- フード・おやつなどの食費
- ペットシーツなど消耗品
- おもちゃやケアグッズなどの雑費
- トリミング代
- ワクチンや病気になった時の医療費
- ペットホテルやペット保険などその他経費
犬のお世話
1人暮らしであれば、基本的には一人で犬のお世話をしていかなければなりません。
毎日食事を与え、散歩をして、しつけを行い、一緒に遊んだりコミュニケーションを取ったりと、犬のための時間を必要とします。
◆重要な子犬期
生後1歳になるまでの子犬期は、犬の体と心の成長にとても大切な時期です。
この時期の過ごし方次第で、今後の犬の健康面や性格が異なってくると言っても過言ではありません。
体を作るための食事は、生後6か月頃までは朝昼晩3回食事を与える必要があります。
犬の学習面でも大切な時期でもあります。
「トイレ」「おすわり」「まて」などの基本的なしつけから、他の人や犬との触れ合いの機会を持ち社会性を身に付けさせるようにしましょう。
一人暮らしで犬を飼う時に注意すること
帰りが遅くなる時は
残業や飲み会などで帰宅が遅くなる日もあるでしょう。
その場合に、犬の食事などのお世話をどうするかも考えておきましょう。
近くの家族友人に頼んだり、朝ご飯を多めに与えておく、コングや自動給餌器を活用している人も多いかと思います。
万が一に備えましょう
万が一、飼い主さんが入院や出張などで長期間留守をすることになった場合、預かってもらえる人、家族友人、ペットシッターやペットホテルなどの手段を考えておきましょう。
できるだけ、犬にストレスの少ない手段を選んであげられると良いでしょう。
一人暮らしでも飼いやすい犬種
どんな犬種でも、十分な食事を与えコミュニケーションを取り必要な医療を受けさせることが必要で、一人暮らしでは決して簡単なこととは言えません。 ただし、犬種によっては留守番の得意な犬種や運動量が少ない犬種などがあります。
また、集合住宅では無駄吠えが近隣住人への迷惑となりやすいため、無駄吠えが少ない犬種であるかも考慮した方が良いでしょう。
そういった点から見て、一人暮らしでも飼いやすい犬種をいくつかご紹介します。
一人暮らしでも飼いやすい犬種 ①チワワ
チワワは、見た目の可愛さだけでなく室内犬としての飼いやすさからも人気のある犬種です。
体が小さく室内で運動をするだけでも運動量は十分なため、毎日散歩に連れて行くことができないという一人暮らしの人にもおすすめの犬種です。
また、独立心を持ち合わせているのでお留守番もストレスとなりにくい性質です。
ただし、警戒心の強い一面を持っているため、社会性を身に付けさせておかないと無駄吠えが多くなってしまうので注意しましょう。
一人暮らしでも飼いやすい犬種 ②トイプードル
くるくる巻き毛が特徴的なトイプードルは、近年大人気の犬種です。
抜け毛が少ないため頻繁に掃除することができなくていいので助かります。
さらに頭の良さはトップクラスに入るほどの賢い犬種なので、しつけやすさからもおすすめ犬種です。
ただし、留守番が得意な犬種ではなく人と一緒と過ごすことを好む犬種です。
上手に留守番させることもできますが、徐々に慣らしていく必要があるでしょう。
一人暮らしでも飼いやすい犬種 ③シーズー
飼いやすさからも定評のあるシーズー。
基本的には穏やかな性格の持ち主で一人遊びも得意な犬種です。
トレーニング次第でお留守番上手になってくれるでしょう。
肥満になりやすい体質のため散歩は必要ですが、小型犬なのでそれほど多くは必要としません。
ただし、特徴的な長い被毛は絡みやすい特徴を持ちます。
人とのコミュニケーションを好む犬種でもあるので、こまめなブラッシングをしてコミュニケーションを取ってあげましょう。
一人暮らしでも飼いやすい犬種 ④柴犬
日本犬の代表格である柴犬。
日本犬らしい独立心と忍耐力を持ち合わせた犬種のため、留守番の多い1人暮らしの方におすすめの犬種です。
日本の気候にあった体質を持ち合わせているため、病気にもかかりにくいと言われています。
主従関係を大切にする犬種なので主従関係を正しく築くことさえできれば、飼い主の帰りを待ってくれる忠実なパートナーとなってくれるでしょう。
一人暮らしでの犬の留守番のポイント
1人暮らしで犬を飼う場合には、犬を留守番上手にさせてあげなければなりません。
留守中の寂しさや不安から無駄吠えをしてしまったり、イタズラをしてしまうことも考えられます。
そして何より犬自身が留守番によるストレスを感じずに過ごせるようになるためのトレーニングが必要となるのです。
留守番トレーニング
子犬を迎えて数週間は環境に慣れさせるためにもできる限り一緒に過ごしてあげるようにしましょう。
そして、慣れてきたころに徐々に留守番トレーニングを始めましょう。