犬に「ハウス」のしつけを教える方法とポイント

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犬のハウスのしつけとは?

まずは「犬のハウスのしつけとは何か」からご説明します。

犬に決まった号令、例えば「ハウス!」や「ゴーホーム」などといった掛け声とともに、犬に決まったハウスに入ってもらうことをいいます。

この場合のハウスは、犬用のベッドではなく、主にクレートやケージを指します。

そのため、「ハウストレーニング」もしくは「クレートトレーニング」などといいます。

強制的に閉じ込めるなんてかわいそうと思いますか?

ハウスを覚えることは、犬にとってたくさんのメリットがあるのです。

犬に「ハウス」を教えることのメリット5つ

1. 病院に連れて行くときなど、犬が嫌がらずすんなりクレート移動できるようになります。

2. 災害時など、犬がパニックになっている時でも、ハウスができていれば迅速に犬を連れて避難ができます。

3. 急な来客時、お客さんに吠えたり、じゃれたりと迷惑をかけなくて済みます。

4. 室内で修理や家具の移動など、犬がいると危険がいっぱいですが、ハウスができれば、安全な場所に犬を誘導できます。

5. 犬に留守番をしてもらうとき、広い部屋に放し飼いをするよりも、ケージなどに入ってもらった方が、間違いなく安全で、犬にとっても広い場所におかれるより、限られた範囲の方が安心できるようになります。

犬にハウスのしつけを教える方法

では具体的にどうやって犬にハウスを教えていったらいいでしょうか。

ポイントは、犬にハウスに入るといいことがあると学習してもらうことに尽きます。

  • ここに入ると楽しい
  • ここに入ると安全

そう思わせたら大成功です。

そうなってもらう方法は7つになります。

1. クレートの中に大好きなおやつなどをそっと入れて、犬を呼びます。

2. 犬がクンクン匂いにつられてクレート(ケージ)の中に首を突っ込んで入る瞬間に「ハウス」など、短い合図でクレート(ケージ)=ハウスと認知させます。

この時絶対してはいけないのは、焦って犬をクレート(ケージ)の中に押してしまうことです。